ポタージュを垂れ流す。

マイペースこうしん(主に旅行)

2025秋の京都紅葉散策 七所巡礼

去年はほぼ行かなかったが、今年は新規開拓できたので紹介していこう。紹介順は時系列順になっている。

一昨年までの記事はこちら。たくさん巡っているおかげか、友人からは参考になるという声をいただいている。この記事もあわせて4つ記事を見ればそれだけで約70スポットの情報を手に入れることができるぞ。

本編

無鄰菴

  • 訪問:11/21 14時00分頃
  • 拝観料:紅葉シーズン入場1500円、庭園カフェ1200円(ただし京都市キャンパス文化パートナーズ制度に入っている学生は入場100円)

ここも気になっていた庭園。南禅寺界隈の別荘群のなかで唯一通年公開しているが、なかなかこれまで機会がなかった。インターネットでの予約制で、先にクレジットカード等で料金を払っておく形式。京都在住の大学生なら京都市キャンパス文化パートナーズ制度なるものに登録しておけば100円で入場できる。せっかくなのでお茶菓子をつけたが、それでも通常の入場料からお釣りがくる。

入り口で受付をすませると、京都の傑作日本庭園と書かれた庭園の見かためぐりかたパンフレットをもらうことになる(名勝ということになっている)。靴を脱いで母屋に入るわけだが、そこから庭園のガイドを聞くことになる。ここは山縣有朋がつくった別邸で、山縣有朋のこだわりがつまった庭らしい。たとえば、床には苔ではなく芝生を張る(とはいえ京都の気候のせいで勝手に苔が生えてきた)とか、水の流れをつくる(琵琶湖疏水を引き入れる)こととか、東山を庭の主役に添える(遠近法を取り入れており、奥に行くほどすぼんだような土地形状になっている)とか。

敷地の端に洋館があり、入ってみると1階には庭園の説明や疏水ネットワークの説明がある。2階へ行くと、ここで無鄰菴会議なるものが行われたとか説明がある(日露戦争開戦直前の日本の外交方針を決めたものらしい)。山縣家からの寄贈品とかが置いてある。

無鄰菴庭園

抹茶とお菓子 どら焼きを選択

無鄰菴会議

疏水ネットワーク

栄摂院(金戒光明寺塔頭

  • 訪問:11/22 14時頃
  • 拝観料:なし

近所を散歩していたら空いていたので入ってみた。通常非公開で、秋にしか拝観できないらしい。

コンパクトな庭園だが、地面の苔と紅葉のコントラスト、そしてその中に佇む仏像が良い。

休日だったせいかかなり人が多かったが、人が少なければしばらく座って眺めていたい。個人的にはかなり気に入った庭園である。

栄摂院

赤山禅院

  • 訪問:11/23 14時頃
  • 拝観料:なし

徒歩マニアになったおかげで駐輪場あったっけ問題が克服されたので無事に到達できた。しかし境内には駐輪できそうなスペースが存在したので無用の心配だったようだ。

エリアが近いだけあって雰囲気は鷺森神社のようだった。

都七福神のひとつで、福禄寿がいるということになっている。福と禄と寿の神だそうだ。

赤山禅院

赤山禅院の参道

蓮華寺

  • 訪問:11/23 14時30分頃
  • 拝観料:500円

昔紅葉でないシーズンに来たことがあり、その時は人も少なく静かだったが、さすがに紅葉シーズンともなれば話は変わってくる。500円を払うと写真撮影は入り口のエリアと建物から庭を向いたところだけだと注意を受けた。ツアー客と時間がかぶってしまったこともあり庭園に面した建物(書院?)内には多くの人が座っていた。ツアー客向けか、蓮華寺のお坊さんが庭園についての解説をしつつ説法していた。説法の内容は「拝観」という言葉の意味についてだった。これを書いているのはここを訪問してから半月以上立っているのでほとんど忘れてしまったのだが、ただ見てきれいやな〜とか撮影したいから訪問するというのではなくて、お参り的な気持ちを忘れないだとか、この庭では何故このような石の配置がされているのか、みたいな意図みたいなものも考えてみよう的な話だった記憶がある。

拝観したので庭の意図を非常に簡単に紹介することにしよう。建物からみえる池泉式回遊庭園は鶴亀の庭といわれ、石川丈山作の名庭とされている。その名前の通り鶴や亀に見立てた石などがあり、不老長寿を意味し縁起が良い。向こう岸には極楽浄土をイメージしているそうだ。

紅葉の観点でいえば、庭園よりも入口付近の方が赤々となっていた。

庭方面

鳥居

実相院

  • 訪問:11/23 15時30分頃
  • 拝観料:500円

岩倉地区まではるばるやってきた。京都駅からは遠いしあまり人もいないんじゃないかと思っていたら、2つのツアー客とバッティングして大混雑だった。紅葉時期にはまだ早かったのか、有名な床もみじはまだ緑色だった(庭園以外撮影禁止)。

こころのお庭

山水庭園

妙顕寺

  • 訪問:12/02 18時頃
  • 拝観料:800円(夜間)

去年も実は訪問していたが工事中な箇所があり今年も訪問(参考: 去年は2024/12/08 19時30分頃)。烏丸今出川付近にある。ライトアップなどかなり力が入っているように思えるのだが、有名ではないのか人が少なくゆっくり拝観できる。まず建物に入ってから見ることになるのが四海唱導の庭だと思う。去年は孟宗竹の坪庭が工事中だった。光琳曲水の庭。尾形光琳にゆかりがあるとのことだが、尾形光琳っぽいのだろうか。抱一曲水の庭では水琴窟に水を垂らして音を楽しむことができる。

四海唱導の庭

光琳曲水の庭

孟宗竹の坪庭

抱一曲水の庭

大本堂から

アート作品?

建仁寺

  • 訪問:12/07 16時頃
  • 拝観料:800円

個人的には散歩してここを通過する時間はたいてい夜だったため、ついに拝観できたかといったところ。

入口付近には俵屋宗達風神雷神図屏風…かと思いきやその高精細複製品が展示してある。これに限らず、いろいろ複製画が多く展示してあり面白い。個人的には海北友松の襖絵が刺さった。

法堂の天井には双龍図が描かれている。建立800年記念で2002年に描かれたものらしい。

3つほど有名な庭園があるが、いずれもわりかし最近作られたもの。方丈前庭はいい感じの枯山水。〇△□乃庭は宇宙の根源的形態を示すらしい。

紅葉がみられるのは潮音庭。どの四方から見てもいい感じ。

風神雷神図屏風

雲龍

法堂

方丈前庭

〇△□乃庭 手前が△ 木のところが〇 奥に□

潮音庭

潮音庭

番外編

紅葉ではないが、秋の特別公開されていたスポットとして、月の庭に訪れた。

訪問日の清水寺からの夕暮れ 人が多すぎる

清水寺成就院庭園(月の庭)

  • 訪問:12/07 18時頃
  • 拝観料:600円

ありえない数の人がいる坂をのぼりきり、清水寺のチケット売り場から人の流れに乗って真っ直ぐ行かず、誰も行かない左に曲がると成就院に辿り着く。雪月花の三庭苑として名前のあるうちの一つに数えられており、国指定の名勝になっているわけだが、注目度は低いのか清水寺の喧騒が嘘のように静かで、自分が訪れた時はほとんど人はいなかった。普段は公開されていないが、毎年秋の2週間ほどだけ拝観できる。毎年行こうと思って忘れていたが、今年は公開最終日の夜になんとか行くことができた。建物に入り広間を抜けてそのまま縁側へ座るよう案内されると、お坊さんから庭の紹介を受ける。

撮影は禁止ということになっているので写真等はない(個人庭園みたいな感じだかららしい)。月の庭はその名前の通りか月の光で見る庭ということだそうだ。ちょうど夜なのもあり月の光に照らされているが、それよりはライトアップの光の方が強かったかもしれない。敷地は狭いが、遠近法を活用して、敷地外に小さい灯籠を置くことで広く見せ、後ろの東山をいい感じに借景している。あとはていねいに石の説明を受けるなどする。亀と鶴のモチーフな石の配置とか、扇形の池だとかで縁起が良く、福をたくさん持ち帰ってくださいとのことだった。また、特徴的な誰が袖手水鉢は、左右の「袖」から水が落ちる音が楽しめるとか。

この秋は庭園の説明を無鄰菴、蓮華寺、そして月の庭の3つで庭園の解説を受けたわけだが、なんとなく共通点が見えてきた。これらの庭園はいずれも奥の東山や比叡山を借景するようにつくられていて、しばしば遠近法を活用する、蓮華寺と月の庭はどちらも鶴や亀など長寿や福に願いをこめている、など。話を聞くと意図がわかって面白い。他の日本庭園にも行ってみて(行ったところでも後で解説を読んでみるなどして)解像度を上げたいものだ。

まとめ

個人的おすすめ・感想

今回行った中だと栄摂院はかなりよかったと思う。真如堂から南に下って金戒光明寺方面に抜けるところで立ち寄れるので、機会があればぜひ訪れて欲しい。また、建仁寺もかなりよかった。美術品バフかもしれない。庭園解説のあった無鄰菴は興味深かった。

来年以降の宿題

目をつけているなかで未訪問なのは以下のスポット(だいたい地区別)。

こう見ると意外と嵐山地区再訪の機運が高まっている。面白い庭園も探していきたい。

google mapで訪問済京都の神社仏閣を思い出した時に編集しているが、気まぐれな管理にもかかわらず100の大台を突破しており、開拓も進んできたと感じる。来年もどこか行くぞ〜

2025秋の那覇出張

沖縄・那覇に出張の用事があり行ってきた。国内旅行はそれなりにしているにも関わらず沖縄は訪れたことがなかったので楽しみにしていた。あまり那覇市内から遠くには行けないだろうと思っていたので、適当に那覇市内で沖縄っぽいところを見て歩き回るのが目標である。出張の用事も自分にとっては勉強になり実りあるものとなった。

しかし天気予報的にはずっと雨予報だった。というのも、台風が接近していたからである。おかげで前半は気候はほとんど本州の梅雨と同じで、じめじめ、暑い(といっても猛暑とかではない)という感じであまり快適ではなかった。後半は晴れてきてよい気候に。お散歩も捗った。

那覇市内散歩

国際通り/アーケード街

地図を見るといかにも人工的に整備された直線的な道に「国際通り商店街」のラベルが貼られている。ここが那覇のメインストリートである。

国際通り

アメリカ統治下にあったから国際的なのかなとか勝手に思っていたが、アーニーパイル国際劇場というかつてあった劇場が名前の由来らしい。個人的にはインターナショナル四条通かなあと思ったが、東京の友人はインターナショナル歌舞伎町と言っていた。そっちの方が言い得ている気がする。

そこら中に土産屋があるわけだが、そこで売られている服にはほとんど例外なくオリオンビールのアイコンが印刷されている。それもあってか、行き交う人々の多くがオリオンビールの服を着ている。それにしてもオリオンビールの服着られすぎだと思った。北海道でセイコーマートの服を着ている人は全然見ないし、京都でもサムライ柄の服を着ている外国人もあまり見ないのだが。

国際通りを西側から東側へ歩いていくと、途中から南方向に伸びるように平和通り、市場本通り、むつみ橋通り等々、複数のアーケード街がある。これまで他の街で見てきたアーケード街はたいてい十字に交差していた気がするが、ここのアーケード街は複雑に入り組んでいる上、すべてを合計すればけっこうな距離になりそうである。このあたりは戦後の闇市が起源なのだろう。京都の2次元格子に慣れきってしまった私にとっては難解極まりないが、そのカオスさもまた面白く感じる。

平和通り商店街

むつみ橋通り街

スターバックス

これは全く沖縄とは関係がないが、アプリのスタンプラリーがあり、全都道府県のスターバックスは訪れる努力をしているので沖縄でも入店した。国際通りを歩いている時、台風による雨がだいぶ強くなっていて下半身がずぶ濡れになりかけていたので雨がある程度弱まるまでどこかで時間を潰したかったというのもある。普通にアイスコーヒーを注文(本州であれば季節的にはホットコーヒーだろう)。店内でこのブログを書いたりとか作業をしているとクリスマスブレンドのサービスとかケーキの試食とかをさせていただくことになった。

スタバより

コンビニエンスストア

日本全国どこでも便利なコンビニエンスストア。当然沖縄にも存在するわけだが、沖縄のコンビニは一味違う。というのも、沖縄におけるファミリーマートの経営主体は沖縄ファミリーマート、ローソンの経営主体はローソン沖縄となっていて地域にかなり密着した商品展開がされている。セブンイレブンも同様の思想なようだが、経営主体は本州のセブンイレブンになっている。他のコンビニと比較すれば、沖縄進出したのが2019年とつい最近のようである。

普段はファミリーマート派なのでファミリーマートを例にとる。朝食べるためのパンを購入するためにパンコーナーを見てみると、ファミマ・ザ・カレーパンはOkinawa Ver.とついていたり、本州では6本入りのチョコチップスナック(税込145円)が7本入りで、税込225円となっていたりする。その地域のパンが売っていたりもした。

ミニツイギー

ドリンクコーナーを見ると、やはりさんぴん茶が目にとまるが、他にも、ルートビアA&Wではなく沖縄ファミマが作っている)、ドクターペッパー500ml缶(ドクペ自体は本州にもあるが500ml缶はなかなか見かけない)、オリオンビール等々…沖縄名物が並ぶ。なお、コーヒーメーカーも違ったように見えた。

これはセブンイレブンで買った なんともいえない

カップラーメンコーナーもやはり沖縄そばが並ぶ。朝すばが気になった。

北海道でいうセイコーマート沖縄ファミリーマートなのかもしれない。

泊ふ頭旅客ターミナルビルとまりん

とまりん」は、渡嘉敷・座間味・粟国・渡名喜・久米島・南北大東の離島を結ぶ船舶が発着する泊港にある、複合的な旅客ターミナルビルの愛称です。(https://www.tomarin.com/

各々の島とをつなぐフェリーがここから発着している。1日にそれぞれの島に対して1,2便程度だろうか。

停泊中の船たち

てだこ浦西駅

沖縄県には鉄道がなく、モノレールしか走っていないというのは有名な話かもしれない。なお、大昔は鉄道が走っていたらしく、沖縄OPA(バスターミナル)下にはその記念碑的なものがあるらしい(付近を通ったのに見忘れてしまった)。メロディーは全体的に沖縄を意識したような音楽になっていて、多くが琉球音階に沿ったような感じになっていた(が全てがそういうわけでもなさそうだった)。

ゆいレールを終点まで乗ってみることにした。会社から帰宅していると思われる人々とともに揺られていく。浦添前田駅からは標高を下げていき、トンネルに入るとその中で身体に傾きを感じるほどだ。トンネルを抜けると傾きはなくなり、てだこ浦西駅に到着する。駅はかなりきれい。それもそのはず、ここまで延伸したのは2019年らしく、意外と最近だった。それもあってか、新興ベットタウン感が漂っていた。駅を降りるとイオン、ドラッグストア、コンビニ、マクドナルドととりあえず最低限の衣食住は揃いそうだ。P&R駐車場もあったりする。まだまだ開発は始まったばかりな印象も受けた。この地区はこれから発展していくのだろうか。

てだこ浦西駅

のうれんプラザ

ホテルの近くにあったのでなんとなく中に入ってみた。普通に市場だろう。流石に野菜とかを買っていくことはしないが、その中でも黒糖に目が止まった。その店のおばちゃんと話す。ここではそれぞれ別の島でとれた3種類の黒糖を売っていた。うろ覚えだが、波照間島はすっきりしていてスタンダード。西表島は甘味強め。多良間島はかなり甘めで渋さもある。と言っていたと思う。途中で常連のおっちゃんが来た。おっちゃんによれば、ビールやワインなど酒のつまみに良いらしい。ランニングの時に食べるとバテないとか。そのおっちゃんは流れるように黒糖を3袋買って去っていった。そんなこんなで3種類試食させてもらったが、波照間島のものがちょうどよいと感じた。

沖縄名産 純黒糖(波照間島産)

識名園

世界遺産として首里城が有名だが、実は識名園というものも世界遺産になっているらしい。ホテルの近くに、識名園までx.xkmみたいな標識があったので気になって訪れてみた。

識名園入口 なんだこのパン屋

400円を払って園内に入る。パンフレットを見る。

識名園(古称:シチナヌウドゥン)は、1799年に完成した琉球王家最大の別邸で、中国皇帝の死者・冊封使の接待や国王一家の保養などに利用されました。

とのこと。

沖縄っぽい森林感

南国を感じる素敵な回遊式庭園に、琉球を感じる建物。御殿と書いてウドゥンというらしい(うどんみたいだね)。この建物自体(というか庭園全体か)は沖縄戦で壊滅したが復元したものだそうだ。まるで民家のようで、王家の建物にしては質素な気もしなくもない。たくさん部屋があり、広い家を持っているような田舎の親戚の家とかでこんな感じのありそうである。

御殿

御殿から庭園をみる

建物内で座ると当時の人々の身長基準でいい感じに出窓から庭が見えるように設計されているらしい。

中国風らしい石橋を渡って池をはさんで建物の反対側へ。道を上がっていき勧耕台へ。ここからは沖縄本土の南東側一帯を見渡せる。ここからは海が全く見えない。この景色を見せることで昔の琉球王家は島の広さを中国からの使いの者にアピールしていたらしい。

勧耕台...ではなくその隣の休憩所からの景色

こう見るとマンションが多い気がするな?と思って調べてみると、沖縄の持ち家率は全国最低らしい。あとどの建物も白い。なお、手前にあるのは墓地。沖縄の墓石はまるで家の形だ。

バナナ園。縮小されたらしい。

バナナ園

そうこう歩いていると入り口に戻ってきた。

ちょうどよい散策スポットだった。

県庁壕跡

識名園から散歩していると、歴史散歩の道なる石碑を見つけた。それに沿って歩いているうちに、いつのまにか識名霊園という墓地の中に迷い込んだ。墓地を歩いていると、近くに壕への案内板があり、気になったので立ち寄った。

ここはかつて沖縄戦の時に県庁と警察の機能が移された場所らしい。現在では一般には立ち入り禁止のようだ。

県庁壕跡

金城ダム

散歩をしていたらダムに到着した。鴨レースや白鳥たちの休憩が見れて鳥好きとしては癒された。

鴨レース

白鳥

雨乞嶽展望台

首里城に行く前に展望台を見つけたので登ってみた。非常に見晴らしがよく、那覇市街を一望できる。こう見ると赤瓦の建物がたくさん。奥には白いマンションがたくさん。後ろをみると首里城も見える。

展望台からの景色

首里城

識名園から歩いてきたので南東側から、つまり比較的北西にある守礼門とは真逆からアプローチしていったわけだが、やはり守礼門から入ろうということでぐるっと回って入口へ。こちらはおなじみ琉球王国のグスク及び関連遺産群の代表。2019年に火災で消失してしまってから復元工事の真っ最中ではあるが、外観の復元工事は完了しているようだった。

守礼門

首里城正殿

シーサー

沖縄戦で燃えてしまってからの平成の復元と、今回の令和の復元とで全く同じように復元しているわけではなく、平成の復元後に見つかった新たな証拠などからいくつか変更を加えているようだ。

復元工事を見れるのは今だけ。来年の今頃には工事が完了している予定らしいので、是非とも訪れてみたい。

首里城復興展示室にはパネルが並ぶ

首里城で最も標高の高い東のアナザへ登ってみる。首里城の全景がわかりやすい。こうみると本州にあるような城とは全くつくりが異なり、ミニチュア万里の長城ではないが、中国文化を取り入れている感を感じる。

東のアナザより

金城町石畳道

散歩していて最も感動した箇所。日本の道100選にも選定されている。琉球石灰岩でできた石畳道。かなり坂は急であり、沖縄らしい坂道の両脇には沖縄らしい古民家が立ち並ぶ。

日本の道100選

いい坂

いい坂2

大アカギ 名物なのか?

この道沿いにも住人がいるんだなあと思うと、同じく日本の道100選である哲学の道沿いの住人としては親近感を覚えた。

波の上ビーチ

沖縄に来たのだからビーチを見に行こうというわけで、那覇市唯一の海水浴場らしい波の上ビーチにやってきた。遊泳期間は10月までとされているようだが、泳いでいる人もいた(いいのかな?)。11月中旬でも気温は20℃台後半だったのでかなり海水浴日和ではありつつ。

ビーチ

ヤギ?

波上宮

ビーチの隣には神社が立っている。この日は七五三の日だったので賑わっていた。明治天皇の像があったりする。

波上宮

明治天皇

漫湖

インターネット百景に登録されている漫湖だが、ラムサール条約登録湿地でもある。

Manko Wetland 0.2km

まずは漫湖水鳥・湿地センターに立ち寄る。地元の子供がなにかお絵描きをしているのを横目に、展示パネルをみる。ビジターセンターよろしく生物やその植生等が紹介されている。多くの鳥類やカニ等が観察できるようだ。

漫湖のうつりかわり

最近見られた鳥

木道に入ってみる。

木道

初めこそこれが本物のマングローブ林!と初めて目の前で見ることのできた植物に興奮したが、その地面をよく見るとペットボトルのゴミが挟まっていたりする。(漫湖…汚い!)

よくみると真ん中あたりにカニ(カザミ?)がいるが、ペットボトルが目立つ

展望台っぽくなってる箇所に登ってみようとすると、一段ごとに十匹程度のハエがブーンと飛びたった。(漫湖…臭い!)

展望台より

展望台からは1匹の鳥と1つのペットボトルを見ることができた。

建物のパネルでもゴミ問題の話はあったなあと思ったりしたが、まだ完全な解決には至っていないんだなあと思った。場所柄ゴミが流れつきやすいのかもしれない。

木道を戻ってセンターを出る。湿地沿い、奥武山公園駅方面に遊歩道を歩く。大きなカザミの下ではじいさん達が昼間から酒を飲んでいた。

途中で大量の猫と遭遇した。

やけにいっぱいいるなあと思ったら地元のばあさんが餌付けしていた。さらに歩くと別のじいさんが餌付けしていた。こんなに堂々と餌付けしているのは初めてみたかもしれない。

ネコ

大量のネコ

食事

朝は起きれないのでコンビニのパンとか商店街のサーターアンダギー等で済ませていたが昼と夜は沖縄料理を食べることにした。前半はステーキやらタコスやらばかり食べていてそれはアメリカ料理だろと友人に突っ込まれていた。

ステーキハウス88 国際通り

沖縄といえばアメリカ統治下にあった影響等でステーキ屋がたくさんある。まるで名古屋のコメダのような数ある。探せば安い店もあるようだが、あまり気にせずにチェーン店に入った。

とりあえずオススメということになっているテンダーロインステーキ200gを注文。柔らかい牛肉がキマった。

テンダーロインステーキ

JUMBO STEAK HAN'S 茂辺地本店ANNEX

前日にはビーフステーキを食べていたのでここではポークステーキを食べた。あぐー豚ステーキ200g+ハンバーグ150g。ステーキは脂っぽくなくいい感じにさっぱりしていてうまい。普段酒は弱いので飲まないが、せっかくなのでオリオンビールもいただいた。すっきりした味で美味しい。(Sサイズを頼んだが1/4くらい残してしまった。)

オリオンビール

あぐー豚+ハンバーグ

ラッキータコス

タコスもアメリカ文化経由で沖縄にやってきた沖縄フードといえるだろう。タコスとタコライスのセットを注文。そういえば生きていてタコスを食べたことあったっけ。タコス生地って薄いナン生地みたいなのイメージしていたけどここのはパリパリだった。サルサソースをかけるとピリッとした辛みがアクセントになってよかった。あとで調べてわかったけど塩タコス発祥の店らしいですね。塩かけてみればよかったかも。

ラキタコセット

A&W 国際通り松尾店

これもアメリカ文化の名残といえるのかな?沖縄のハンバーガーチェーンでおなじみのA&W。ここでは定番であろうThe A&Wバーガー+スーパーフライコンボを注文。ドリンクは当然ルートビアだ。

パティに加えてフライが挟まっているだけでハンバーガーへの個人的評価は上がりがちなのだが、The A&Wバーガーにはそのオニオンフライに加えて、よいアクセントとして爽やかなクリームチーズが挟まっている。これをいつでも食べに行ける沖縄県民が羨ましい。

ルートビアはここにきて人生で初めて飲んだと思う。ドクターペッパーと同じ系統だと思うが、個人的にはルートビアの方が好みだった。例えとしてシップの味と言われることがよくあるが、まあわからなくはない。クリーミーで爽やかな感じはある。かなり美味しかったので缶も別で買ってみたのだが、やはり「生」で飲む方が美味しく感じた。

この店舗は国際通りの西の始点に立地している。大きなスクランブル交差点の南東角に位置しており、その佇まいは渋谷スクランブル交差点に面するTSUTAYAスターバックスを想起させられた。

The A&Wバーガー+スーパーフライコンボ

渋谷

なお、この付近にある那覇市役所はなかなか特徴的な形をしている。これも一度は見てみたかった建物である。

那覇市役所

LITOR

これは沖縄グルメとはあまり関係ないが気になったので入店した。なんとフルーツグルメバーガー専門店だという。パイナップルバーガーにしようかと思ったが想像できてしまって面白くないので、ストロベリーバーガーを注文。友人はバナナベーコンバーガーを注文していた。

とはいえストロベリーバーガーもまあ想像できる味ではある。ジューシーな牛肉のハンバーガーにストロベリーの酸味と甘味が挨拶を入れてくるという感じで、合ってるかどうかはパイナップルピザを許容できるかどうかみたいな話になってきそうではあるが、私は嫌いではない(普通に美味しくはある)。楽しい食事体験をしてみたければ一度行ってみるとよいのではなかろうか。

同時にモカフラッペも注文した。非常においしいものだった。コーヒーメニューが非常に充実していたが、どうやら実績のあるバリスタさんらしい。

ストロベリーバーガー

宮古そば 田舎

商店街の公設市場付近にある。ここではソーキそばを食べる。ソーキとは豚のスペアリブのことらしい。少し甘みのあるスープに、中華麺やいわゆる蕎麦ともまた違うなんともいえない麺が使われている。それに大きなソーキが載っていて、ちょろちょろとネギがトッピングされている。見た目はラーメン二郎を素朴な感じにしたものに感じた。

食べ終わりかけに、気分で紅しょうがを載せてみるとこれがちょうどよい。もう少し早く紅しょうがを入れておけばよかったと後悔した。

ソーキそば

ななほし食堂

首里駅前にある定食屋さん。ここでは肉野菜チャンプルーを注文した。チャンプルーとはマゼルを意味し、炒め物のことらしい。本州だとチャンプルーといえばゴーヤだが、沖縄ではなんでもチャンプルーというらしい。

提供された肉野菜チャンプルーはかなり盛ってありボリュームがあった。いわゆる肉野菜炒めに、豆腐が入ってきているという感じだろうか(汁はあんかけパスタのごとく見た目であり、多めだったがこれが一般的かどうかはわからない)。とても美味しかった。

肉野菜チャンプルー

お食事処 みかど

ここも沖縄料理店。沖縄ちゃんぽん発祥の店とされているらしい。というわけで迷わず沖縄ちゃんぽんを注文。しばらく待つとこんなものが到着した。本州の人間なら麺のちゃんぽんをイメージすると思うが、沖縄ちゃんぽんはライスらしい。ちゃんぽんの具になっているものが卵とじになって出てきたように見えた。味はイメージの通りな気がする。

沖縄ちゃんぽん

ブルーシールパーラー 大湾店

ブルーシールは沖縄を中心に展開されるアイスクリームチェーン店である。京都の新京極にもあるようだが、機会もなければ入らないわけなので入ってみた。気候はアイスクリームを食べるに値するほど暑いわけだし。

紅芋+バニラのミックスにした。うまいうまい。

紅芋+バニラミックス

琉球那覇空港

本土に帰る前に腹ごしらえするために入店。キジムナー定食を注文。キジムナーとは、ガジュマルの古木に住むといわれる木の精霊のことらしい。豚の三枚肉の丼と沖縄そばのセット。

キジムナー定食

まだまだ回収できていない沖縄名物はたくさんあるのでいつかそれも食べていきたい。

山手線徒歩一周企画(前編)

東京都大田区からおはようございます。今日の日付は2025年10月25日(土曜日)。以前から友人2人とやろうという話になっていた山手線を徒歩で歩く企画の決行日がやってきた(もともと5月にやるはずだったのに雨で流れてしまっていた)。友人たちは社会人で東京在住なのでよいが、自分はといえばちゃんと寝るために前日入りしておいた。天気はあいにくの小雨だというのもあり、行けるところまで行こうということになった。

持っていく荷物はポケットにスマホ、身分証等の入ったカードケース、モバイルバッテリー、usb-cケーブル、折りたたみ傘だけとして、カバンは持ち歩かなかった。

東京

まずはスタート地点の東京駅まで向かう。大森駅周辺にホテルをとっていたので、大森駅から向かう。東京駅までは京浜東北線で20分ほどだ。

東京駅改札内銀の鈴前で合流。友人の一人は身軽だったが、もう一人は普通にリュック背負っててツッコまれていた。普通に要らんもの入ってたし。

丸の内中央口から出る。東京駅の写真を適当に撮ってスタート。

今回のレギュレーションとしては、各山手線駅の看板が撮れればよく、必ずしも線路に沿って歩かなくてもよいことにしてある。あとは何となく地図を見ないで歩いてみるといったこともしている。

8:37 東京駅

東京→神田

大手町周辺を通って神田駅へ向かった。この周辺は東京の中でも高層ビルの再開発でひたすらに高層ビルが立っているエリアで、建てるために建てているといった話をしていた。

8:53 サンケイビル

このあたりで傘をさしたりささなかったりする。傘をさすには弱いがささないと雨が吹きつけてきてめんどくさいというなんともいえない天気がここから続く。

神田駅前の商店街エリアに来ると、この時間にも関わらずラーメン屋がけっこう開いていることに驚いた。朝ラーメン行こうぜという話になり(この時点で今日は一周しないだろうなと思った)、二代目谷瀬屋へ。朝ラーメン並を注文。家系だが、ライスまで入る気がしなかったのでライスは頼まなかった。家系にしてはかなりあっさりで、ライスがいらないくらいだ。朝ラーメンチューニングが入っていると思う。

9:10 朝ラーメン

9:21 神田駅西口商店街

9:22 神田駅

神田→秋葉原

コンビニで友人がコーヒーを買うのを待ったりする。高架下の駐車場っていくらするのかといった会話など。万世橋駅跡を横目に万世橋を渡る。渡ってすぐのパチンコ屋には行列ができていた。時刻は10時前で色々な店が開き始める時間ではある。

9:44 万世橋駅

秋葉原駅前まで来ても、ラジオ会館をはじめとして様々な店の前には開店待ちの行列ができていた。

9:46 ラジオ会館開店待ち列

9:48 秋葉原駅

秋葉原御徒町

開店待ちの行列は電気街の大通りの至る所で観察された。パチンコ屋はもちろんのこと、アニメイトボークス(友人がたまに行くフィギュア屋らしい)、ビックカメラなど。ビックカメラの行列といえば、でスイッチ2購入の話をしていた。

ぽん多と読めなかった。

10:05 ぽん多

おかちまちパンダ広場まできた。トイレに行きたいという話になり、そこにいたパンダの名前の「○ン」が2回繰り返されることにかけてくだらない話しかしていなかった。

10:07 御徒町駅

御徒町→上野

松坂屋でトイレをすましてアメ横を北に進む。山手線の各駅にあるコンビニ以外のチェーン店ってなんだろうね。

10:16 アメ横

上野まできた。ターミナルなだけあって長い。上野公園側は通らず、東側のテラス的なところに登って写真を撮る。

10:26 上野駅

上野→鶯谷

鉄道学校である岩倉高等学校の横を通る。愛知県の岩倉市の高校は、ここの岩倉高校のせいで岩倉総合高校を名乗らざるを得なくなっているとか。

10:37 TOKYOZOMBIE

賃貸情報を見るなど。

ラブホ街に入っていく。

10:54 鶯谷

鶯谷→日暮里

飲食店が1階に入っているのに2階には神社の本殿らしきものがあり何だ?と思って道を回ってみると鳥居を発見。元三島神社というらしい。なお、隣にはラブホである。

10:56 元三島神社 後から写真見返したら全然鳥居が写ってない

ラブホ街はまだまだ続く。が、その中に書道博物館が現れる。気になるので今度行ってみたい。しかしながら博物館のまわりで使われている筆は別の筆である。ちなみに隣には正岡子規が晩年を過ごしたらしい子規庵というものがあった。

11:04 書道博物館

11:04 子規庵

さらに歩いていると羽二重団子の本店があった。羽二重餅とは違うようだ。

11:11 羽二重団子の由来

日暮里駅前までくると、日暮里舎人ライナーと大量のバス。友人に京成は日暮里で乗るより上野から乗った方がいいぞとアドバイスをもらう。

11:15 日暮里舎人ライナーとバス

11:19 日暮里駅

日暮里→西日暮里

11:21 崖がすごい

駅構内を通って山手線内側を歩く。この辺りは喫茶店多めか?とかいい佃煮屋さん(中野屋)があるなあ、と思っていると谷中銀座の入り口に来た。東京の雑踏の中でも静かめでかなり雰囲気がよく、この辺りなら住んでもいいかもという気持ちになってくる。

11:28 谷中銀座

開成中高ってここにあるんだ。友人が記念受験開成中学を受けた時のこととして、山手線で東京駅から西日暮里駅まで行くにはどっち回りに乗ればいいでしょうか?という東京の地理を知らないと解けない問題を出されて憤慨したという話をしてくれた。

11:36 開成学園

11:41 西日暮里駅

西日暮里→田端

謎のアジア食品専門店などを横目に崖を登っていく。崖の下に山手線が走る。気づくと北区に突入。田端台公園など、地名に田端の文字を確認する。

歩いているとなんだか見覚えのあるような場所に来た。何だったかと思い出すと、天気の子の最後あたりのシーンだ。ここは田端駅南口だったのだ。天気の子再現ニキネキたちがはしゃいでいた。

11:54 田端駅

11:54 反対側をみる

田端→駒込

11:59 JR東日本首都圏本部ビル

田端高台通りを西に進み、一旦山手線を上から橋でまたぐ。橋の上から線路の向かう方向を見ていると、そこから踏切が見えた。山手線唯一の踏切の第二中里踏切である。というわけでそこまで向かう。さっきの橋をこえたあたりで別の橋をかける工事をやっている区画があったが、そこの説明がかなり丁寧にモニターで工事をどう進めるかとか完成の予想図みたいなのを映していて丁寧やなと思った。途中で住宅街に迷い込む。

踏切前までやってきた。踏切の横には待ち時間が長いから注意といった旨の看板があった。隣には湘南新宿ラインの線路も通っているが、そちらは一段低い場所を通っていて踏切ではなく橋で越える形となっており少し面白い。遮断機が上がって踏切を通過するとまたすぐ警報音が鳴り出した。

12:18 第二中里踏切

12:18 この踏切は待ち時間が長いです

12:20 踏切をこえた反対側から 下には湘南新宿ラインが走っている

駒込駅東口が見える。ここから坂を登って南口、北口へ。

12:34 駒込駅

駒込巣鴨

賃貸情報をみる。都内にしては安めだろうか。再び山手線の外側を歩く。ちょっとヤバそうな健康センターがあったりする。

12:54 巣鴨

巣鴨駅に到着した。駅前には松屋吉野家大戸屋マクドナルド、バーガーキングサイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、...あらゆるチェーン店があるように見えた。時間も13時になろうとしていたので、一旦昼食ということにして、適当にサイゼリヤに入店。1組待ちで入れて助かった。友人は足を痛め始めたようだったが、自分はといえば普段から歩いているおかげかほとんどダメージはなかった。ここまでで2万歩くらいといったところだろうか。

巣鴨→大塚

1時間いかないくらい休憩したので歩行を再開する。一応アミノバイタルを買って摂っておいた。これのせいかこの後すごくトイレが近くなった。付近の地図を見ると桜を推しているのか道沿いの桜並木の場所に桜アイコンがついていた。

都電荒川線の愛称(東京さくらトラム)もそこから来てるのかなあとか思っていたら大塚駅前電停が見えてきた。大塚駅では駅前で大塚商人まつりなる祭りをやっていて、たくさんのテントがはられていた。勝手な印象だが都内の駅前ではあまりこういうのをやらなさそうな印象があったので意外だったかもしれない。駅の北側南側どちらもそんな感じだった。

14:03 大塚駅

大塚→池袋

神田あたり以来の雑多感が戻ってきたような印象を受けた。サンシャインシティが見えてきた。横の東京国際大学の国旗の並びは万博以来だなという感想。サンシャインシティからも高速バスが出ており、友人は時々使っているらしい。ターミナルあたりから建物内に入ろうとするが、すれ違う人の大半がコスプレイヤーで何かイベントをやっているようだった。建物に入るとさらにコスプレイヤーだらけ。たまたまあったポスターを見ると池袋ハロウィンコスプレフェスというものだった。

14:37 池袋ハロウィンコスプレフェスのポスター

サンシャインシティを出ると久しぶりに人混みに巻き込まれる。人の流れにのってなんとか池袋駅前に到達する。

14:48 サンシャインシティを脱出

14:57 池袋駅

池袋→目白

南池袋のダイヤゲート池袋という建物で再びトイレに行く。ここのテラスから池袋駅がいい感じに見渡せた。

15:13 ダイヤゲート池袋より

目白駅前に着くと、クレープの移動販売があった。そこに皆吸い込まれていった。店のおじさんと今山手線一周歩いてるんですよ〜なんてたわいもない話をしたりする。私はチョコバナナいちごクリームを注文。久しぶりにうまいクレープを食べたなあという気持ちになった。

15:30 目白駅

15:42 クレープを購入

友人が気になる酒屋があるとのことで目白田中屋というところに立ち寄った。私はといえば酒はさっぱりではあるのだが、かなり多くの瓶が並んでおり興味深かった。店内は広く、かなり厳しく管理されている部屋もあった(自動ドアで入れるが、人が入る時以外は消灯されているうえに濡れた傘は持ち込み禁止という部屋)。

目白→高田馬場

学習院大学を横目に坂を下って登る。構内を通ってみたい気もしたが、私立大学だと入構禁止で厳しかったりするので素直に公道を歩く。GMARCHが何の頭文字か?という話をする。

15:59 学習院大学

16:16 高田馬場駅

高田馬場→新大久保

ダンベル100kgとかだと無理だが、何十km歩くなら普通の人でもできるのはすごいみたいな話をしていた。価値基準が違って比較できないだろという議論になった(一発の大きな力 or 多量の小さな力 みたいな)。歌舞伎町タワーが見えてくる。

16:36 歌舞伎町タワーが見えてくる

16:39 新大久保駅

新大久保→新宿

心斎橋味仙という店を発見。愛知出身者としては許容できないかもしれない。コリアンタウンなだけあってハングル文字の踊る店がかなりたくさんあった。チャイナタウンはよく見かける気がするがここまでコリアンタウンになってるのは初めて見た気がする。

歌舞伎町タワーの下に到達した。何らかのアイドルがタワー下のステージ上で小雨の中で踊って歌っていた。

16:57 歌舞伎町タワーの下に到着

17:05 歌舞伎町一番街

人混みに揉まれながらなんとかJR新宿駅に到着した。

17:12 新宿駅

新宿

17時も過ぎて暗くなっていたし、できれば明るいうちに街の様子がみたいというのもあり、今回はここまでということになった。続きはまた来春ということになりそうだ。

17:30 怪しげなドコモタワー

17:30 新宿駅南口 Suicaのペンギン広場

夕食をどうするかという話をしていたら知らないうちに新宿駅東口の予約がなされた。予約の時間まで座れる場所を探したいと友人が言うので頑張って探したが結局見つからないまま時間になってしまった。スシローのある建物へ行って、エレベータでスシローのある3階へ。扉が開くとめっちゃ混んでる。

適当に食べて解散となった。

山手線に乗って品川方面へ。歩いていないネタバレ区間だが、暗くてよくわからないのでネタバレをくらわずに済んだ。

結局この日は4万歩ほど歩いた。それなりに疲れはしたが、歩き慣れているだけあってかそこまで足が痛くなることはなかった。ただ新宿に着く頃には右膝の皿の部分が少し擦れる感じがして嫌な感じではあったが、次の日は全く普段通りといった感じだった。

歩数の記録

距離の記録

明日も朝から用事があるし疲れてるだろうし早めに寝るぞというつもりだったのに結局25時過ぎとかまで起きてしまった。

大阪万博2025サテライト会場編6 赤目自然歴史博物館

2025年10月13日(月曜日・祝日)。今日は万博の閉幕日だがチケットも取っていなかったので会場には行かず、最後のサテライト会場のスタンプを回収しにいく。ちなみに、閉幕後もサテライト会場のスタンプは設置されることが決定されており、急いで行く必要は実はなかったりする。

朝は実家にいたためスタートは名古屋。地下鉄で名古屋駅で降りて、近鉄名古屋駅へ向かう。特急券を買って改札に入り、アーバンライナーに乗る。9:30に出発。進行方向左側の席を取ってしまったせいで日が当たって若干暑い。座席指定する時に何も考えず左側を取って日当たりに苦しむのを毎回やっている気がする。

カーテンを閉めてうとうとしていたら気づいたら名張に到着していた。ここで上本町行きの急行に乗り換えて一駅進み、赤目口駅で下車。駅を出て赤目滝行きのバスに乗り換える。終点の赤目滝バス停で下車する。バスに乗っている時間は10分程度だが450円する。だいぶ田舎だから仕方ないといえばそうなのかも?11:17に到着。

とりあえず赤目自然歴史博物館へ。入り口入ってすぐ右側のスタンプを押す。これで自分が集められるスタンプ全てを回収したことになる。

赤目自然歴史博物館

スタンプを回収

この建物の中はそこまで広くない。忍者体験もできるのか、時間によってはそれの受付とかもやっているらしい。この地域の生物とか歴史のパネル展示がちらほら。

伊賀といえば忍者だが、パネルにはこんな説明があった:この辺りの地域は東大寺の荘園だったらしいが、いろいろあって悪党とよばれる反抗勢力が実質的に自治するみたいな状態になっていった。この悪党の中で防衛のための戦闘とか諜報の専門家が忍者の始まりだとか。

一通りパネルを見たのでお昼をとることにする。見晴亭というお店に入る。牛汁が名物らしいので、牛汁定食を注文した。店によって少しずつ異なるようだが、このお店の牛汁はお吸い物にとろろ、伊賀牛、そして卵が入っているという感じだった。やさしい味。

牛汁定食

見晴亭というだけあって川の様子が見晴らせる(見晴らすほどではないかも?)。川の流れがほとんどないように見える。

腹ごしらえも済んだので、赤目四十八滝を歩いていくことにする。案内には片道90分と記載があった。渓谷保全料として1000円を払う場所と赤目水族館が接続されていて、散策路に行くには水族館を通過する必要がある。水族館といっても小規模な展示になっている。オオサンショウウオがいるのかな。

散策路入口

赤目四十八滝といいつつ、48個あるわけではなさそう(数が多いという意味らしい)。公式サイトとか見ると23個と記載がある。その中でも大きいものは赤目五瀑と言われているらしい。

案内板

所々で見かけたヘリコプター救助ポイント。ヘリコプター降りてくるスペースない気がするが、いざとなった場合はロープなどで頑張るのだろうか。

最終トイレ地点は入り口から20分程度(とされる箇所)のかなり早い段階にある。

最終トイレ案内とヘリコプター救助ポイント

荷担滝が見える箇所に大量に頭上注意とか立ち止まるなとかたくさんあって何なんだという感じだったが、上を見上げると木が倒れかかっていて確かにこれは危ないかとなった。

木が寄りかかっている 荷担滝が下に見える

推し滝を紹介しよう。布曳滝だ。滝筋が真っ直ぐ一直線なのが気持ちがいい。柱状節理もいいね。

布曳滝

にしても水が綺麗だなあと思うなど。

この雛段滝もいいですね

片道70分ほどで終点の巌窟滝に到着。しばし休憩。

巌窟滝

60分ほどで戻ってきた。汗はかいたが気温がちょうどよく気持ちよい散策となった。

15分ほどバスが来るのを待ち、バスで赤目口駅まで戻る(15:15発だが、もし平日であれば終バスの1本前の時間。バスの本数はない)。駅の改札に入る。

駅で待っていると反対側に万博ラッピングの列車がやってきた。これも今日までしか見れないのかもしれない。

万博ラッピング列車

15:43の大阪上本町行きの急行に乗る。大和西大寺で乗り換えて京都に向かってもよかったが、大阪を経由して帰ることにした。終点の大阪上本町まで乗った。地上の頭端式ホームに到着したが、難波まで移動したかったため地下ホームに移動する。この地下ホームから大阪難波駅までは70年の大阪万博にあわせて延伸したんだとか。

大阪難波駅には17:01に到着した。お腹が減ってきたのでなんばウォークで適当に食べる。なんとなくモスバーガーの月見フォカッチャが目についたので食べておくことにした。

店を出る。そのまま梅田もしくは淀屋橋まで行って京都に向かってもよいが、せっかくなので万博公式オフィシャルストアに立ち寄ってみることにした。一番近いのは心斎橋PARCOのようだったので向かってみる。途中で道頓堀を通ったがすごく外国人だらけだ。心斎橋筋は人が多すぎてやばそうだったので御堂筋を北上していく。

道頓堀

心斎橋PARCOに到着した。オフィシャルストアは地下1階にエスカレーターを降りていくとすぐのところにあった。意外と商品は残っていたが、アパレル系はほとんどXLかLしか残っていなかった。Lなら部屋着で許容できるかと思って適当に買っておいた。

心斎橋PARCO 万博オフィシャルストア

御堂筋線で梅田まで移動する。大丸梅田店にもオフィシャルストアがあるので立ち寄ってみたが、整理券がなければ入れないようになっていたし、整理券配布は終了していたようだった。こちらはほとんど商品はなくなっていた。

阪急大阪梅田の改札に入り、京都河原町まで向かう。さすがに疲れていて電車の中では爆睡。

河原町周辺で普通に日用品の買い物とかして家に帰る頃には21時を過ぎていた。おつかれさまでした。


これで万博に関連した一連の旅行は終了になると思う。これらの旅行で学んだことは、意外と思い立って今から行ってきます、といった行動はやる気にさえなればできそうだということである。スタンプラリーという目的のために半ば強制的に動いたので、これまでしばらく動いていなくて重めだった腰が少し軽くなって動きやすくなったような気もする。

大阪万博2025サテライト会場編5 わかやま歴史館/JR徳島駅/兵庫県立美術館

2025年10月7日(火曜日)。サテライト会場を巡るための日を準備するのはこれで5日目である。今回で残っている三重以外の会場をすべて巡ってしまうことを目指す。本当はじっくりみたいわけだが、泊まると次の日あたりにある用事に間に合わなかったりしたのでスタンプを押すことに注力して展示とかを見るのはまた今度ということで割り切った。ちなみに、今回のルートはほとんど次のweb記事と同じルートをとっている。地球の歩き方もやったルートだったらしい。

www.arukikata.co.jp

この日は5:30前くらいに起きて、6:00前には家を出た。バスに乗って四条河原町まで。京都河原町から大阪梅田までは阪急に乗る。御堂筋線でなんばまで移動する。再び乗り換えて南海なんば駅へ。

ここではICカードで入場せずに窓口へ行き「とくしま好きっぷ」というものを購入する。これを購入することで南海電車なんば駅和歌山港駅)と南海フェリー和歌山港徳島港)あわせて2500円で移動でき、実質電車賃をタダにできる。注意が必要(というか未検証)なのは、この切符自体は券売機でも購入可能だが、今回のように途中の和歌山市で降りるといった途中下車が必要な場合は、窓口で購入する方がよさそうだという点である。券売機で購入すると、徳島港行きの下車前途無効の切符1枚が出てくるので、和歌山市駅で下車するとそのまま切符が自動改札機に吸い込まれてしまう(フェリー分があってもそこで旅行破棄とみなされる)可能性がある。一方で、窓口で購入すると、和歌山港駅までの電車の切符と、和歌山港発で徳島港行きのフェリーの切符が別々に出てくる。窓口で別々で切符が出てくることで、和歌山市駅まで使って電車分はそこで権利の行使を終了するが、和歌山市駅で改札を出た時点でも手元にフェリーの切符を残しておくことができる。(和歌山市和歌山港ICカードを使うなりすればよい。)なお、クレジットカード版もあるが、それは和歌山港駅発着の制度のようなので、今回のように途中で権利を破棄するような使い方は不可能そうである。

とくしま好きっぷ

切符を購入して改札に入るが、ここで腹痛が来てしまったのでトイレにこもってタイムロスをした。本来乗るはずだった特急の1本後の急行で和歌山市駅へ向かう。和歌山市駅に降り立ったのは9:03であった。

和歌山市駅

目指すはわかやま歴史館であるが、和歌山城の観光センターみたいな立ち位置だと思う。和歌山城の案内がある方を目指す。

15分くらい歩いて到着。スタンプをゲットする。

スタンプ回収

時間はあまりないが、とりあえず天守閣を外から見るくらいしようというわけで、周囲を散策する。徳川吉宗はこの和歌山城で育ったらしい。

和歌山城天守

御橋廊下。傾斜がついているので滑らないように床がギザギザしているが、靴を脱ぐ必要があるので歩くと少し痛い。草履か何かを履いていれば滑り防止になってよかったのだろう。

御橋廊下

天守閣にはまたいつか登ろう。9:40頃には帰る方向に向かう。10時過ぎくらいに和歌山市駅に到着。10:10発の和歌山港行きの特急に間に合った。10:15に和歌山港駅に到着する。

ここからは南海フェリーで和歌山に向かう。どちらも南海なので駅からフェリー乗り場は直結である。久しぶりのフェリーで気分が上がる。

10:35にフェリーは出航。2時間少しの船旅である。天気もよく、海風も素晴らしい。

デッキより

まともに朝食をとっていなかったのと、ここからも食事の時間は考慮していないので、ここで腹ごしらえをしておく。フェリー内の売店は閉業してしまったよう(あった時代でも港にいる間しか営業していなかったらしいが…)だが、簡単な自動販売機ならある。カップヌードルを食べながらブログ記事を書く。

ブロガーすぎる

前回の記事の文章が書き終わった頃には入港まで30分を切っていた。船室から出て風を感じたりしていると定刻の12:50には徳島港に到着した。

何キャラ?

フェリーから降りてお土産コーナーを適当に見てから、徳島駅行きのバスに乗り込む。

バスで徳島駅

13:05に発車。13:25には徳島駅前に到着した。横断歩道を渡って建物に入るとスタンプコーナーはすぐだ。同じバスに乗っていた数人もこのスタンプを目的としていたようで、カバンからスタンプ長を取り出してスタンプ前に並んでいた。

スタンプ回収

無事スタンプを獲得したので、次の移動まで30分ほど時間を潰す。船で食べたカップラーメンだけだと少し心許なかったので、駅の中のおにぎり屋で鮭おにぎりを購入。眠かったのとスタバの都道府県制覇のためにもと思い、スタバでアイスコーヒーを購入。

県の代表駅で唯一自動改札機がない徳島駅

今度はJR高速バスで神戸三宮に向かう。14:00には駅前ロータリーを出発した。初めて明石海峡大橋を渡ったのがこのバスでのハイライトだろう。バスで寝て睡眠不足解消といきたかったが結局寝なかった気がする。

明石海峡大橋

15:50頃、定刻よりは遅れて神戸三宮のバスターミナルに到着する。出てすぐ阪神電車三宮駅に向かう。阪神電車は地下駅なんですね。2駅隣の岩屋駅で下車。

海側に歩いていく。坂の街なだけあって歩いている道が気づいたらすごい高い歩道橋になっていたりする。5分ほど歩いて兵庫県立美術館に到着。

案内板

向かうべきはギャラリー棟の3階らしい。わかりにくいが、入り口に案内板がありエレベータで3階に行くように案内がされているので従う。案内のままに廊下進んでいくと兵庫EXPO TERMINALなる展示室に入ることになる。はじめの部屋はお絵かきコーナーで、その先に兵庫県の持続可能社会のための取り組みの紹介が色々あると言った感じで、万博の関西パビリオン展示の延長みたいなものだったと思う。

アイガモ農法

丹波焼の製品と製法の変遷がふーんという感じで面白かった気もする。作品によって伝統的な登り窯と、近代の電気窯ガス窯とを使い分けているんだとか(温度が違う)。

窯の説明とか

播州

最後にスタンプを押そう。スタッフの人にアンケートに協力してくださいと言われたのでアンケートに答えたら兵庫県マスコット(はばタン)のステッカーをもらった。

スタンプ回収

撮影スポット

ギャラリー棟を出る。時刻は16:40ごろ。常設展を閉館までに見切る自信はなかったので今回はスルーすることに。企画展(リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s)も面白そうでだいぶ気になったが…。円形の外階段を通って無料で見れるAndo Galleryへ。

円形の階段

ここには安藤忠雄阪神淡路大震災の復興のために行った活動についてや、自身の作品の模型展示がされている。コンクリート模型とか初めて見た。こういうのを見てみると実際に彼の建築作品に訪れてみたい気もしてきた。

光の教会 コンクリート模型

ブルス・ド・コメルス(フランス・パリ)

ちなみに、この兵庫県立美術館安藤忠雄が手がけた建築である。コンクリート打ちっぱなしが彼の建築物の大きな特徴のひとつだと思うが、それに外からガラスで被覆するのもよくやる技法っぽい(e.g. フォートワース美術館)。

ところで、この建物全体として順路がわかりにくい気がする。建築作品だからということなのだろうか…。

外観

屋外デッキには青いリンゴが置いてある。永遠の青春みたいな意味があるらしい。その周辺で中国韓国系だと思われる外国人がたくさんおり写真を撮っていたのが印象的だった。全然日本人がいない。

青いリンゴ

17:30も過ぎてだんだん夜になろうとしていたので、そろそろ三宮方面に戻ることにした。海岸散歩がてら歩いて戻る。

駅に戻ってきたはいいが、夜ご飯を食べるにもあまり三宮事情を知らないのでどこにいくべきか困った。地下街のセンタープラザでふらふらする。ぼっかけ焼きそばがご当地料理らしい?ということで長田本庄軒へ。とりあえずぼっかけ焼きそばを注文。

ぼっかけ焼きそば

ごちそうさま。退店するころには列ができていた。

JRと阪急の高架の間を歩くと右は新しいが左は古いみたいな感じでちょっと面白い

ぼちぼち帰ることにする。神戸三宮からは阪急で京都河原町まで安く戻ることができる。電車内では爆睡だった。河原町からはバスで銀閣寺道まで行くことができた。時間も21時を少し過ぎたくらいで悪くなかった。お疲れ様でした。

ほとんど移動ばかりではあったが、移動手段が多様だったので楽しめたと思う。

大阪万博2025サテライト会場編4 滋賀県立琵琶湖博物館

2025年10月4日(土曜日)。昼前に家を出る。バスで京都駅方面へ向かうが混みすぎており乗降に時間がかかり、しばしば次のバスをご利用ください〜をしていて遅れまくっていた。このままだといつまで経っても京都駅につかないので、途中の東山三条で地下鉄(東山駅)に乗り換える。東山駅からは山科駅に向かい、そこからはJRで草津駅まで向かう。

ちょうどお昼の時間帯であり、昼食をとっていなかったので何かを食べることに。ただしバスまで30分もないのでパパッとすませる。草津駅を出てすぐのところに松屋と松のやがくっついた店があったのでそこに入る。京都市街には松のやはないので貴重である(何より安いのがいいですね)。とんかつ定食にした。

食べ終わると時間的にちょうどよく琵琶湖博物館行きのバスに乗り込む。25分ほど乗っているとなんだかすごい狭い道を通りつつ烏丸半島にある琵琶湖博物館の前に到着する。時刻は14時前。

流石に土曜日なだけあって人も多い。チケットを買って中に入る。1階は水族館のような水族展示室、2階は琵琶湖周辺の地学的な話とか人々のくらしの展示といった構成になっている。

まずは1階の展示を見て行く。順路の表示がわかりにくいが、どうやら主水槽が破損するという事故が2年前くらいに起きたらしく、それの影響で一方通行にできていたはずの順路が変更されている。通常時の入り口から入って途中で折り返して出て、今度は通常時の出口から入って途中で折り返す(つまりこのルートでは最初に逆走を要求される)という形式になっている。案内看板はあるが、逆向きに進んでいるけど本当にいいんだっけ?みたいな気持ちになった。これに気づけば、一旦折り返し地点までスルーしてから順番に見るという戦略をとることができる。

通常時の入り口の方から入ってみれる主なものはトンネル水槽である。その先にはビワマス漁のやり方みたいなパネルがあった。

トンネル

次に通常時の出口から逆走して行く形で入る。途中で逆走の理由に気づいたので、途中までは逆順に展示を見ていたわけだが、ややこしいのでこの文章では折り返し地点からスタートすることにしよう。琵琶湖に生息する淡水魚が小水槽ごとに展示してある。琵琶湖に住み着いてしまった外来種についての展示もあったことに驚いた。外来種の水槽の上には、ちゃんと外来種の飼育許可証みたいなものが飾ってある。

絶滅危惧種の魚も多く展示してあり、それに関係して保護増殖にも取り組んでいるらしい。

水鳥もいる。ラムサール条約湿地だしね。

湖魚料理の文化として、魚を食べることにフォーカスしたような展示もあった。この魚はうまいです、と言った感じで水槽の展示パネルに説明があったりもした。

魚を食べる

琵琶湖が古代湖であることに注目した展示もあった。琵琶湖はバイカル湖タンガニーカ湖に続いて世界で3番目に古い湖で400万年の歴史を持つらしい。それつながりで、古代湖に関係する展示もあった。

イカルアザラシ

ゴロミャンカ みてみたい

マラウイ湖(これも古代湖)の魚たち

古代魚チョウザメはサメではないらしい。

チョウザメ

Micro Barという顕微鏡でのぞいてみようコーナーの宣伝文句は「今日捕れたての琵琶湖のプランクトンを展示中」だった。

2階へ。展示室Aでは地学的な展示がされている。ここが個人的には刺さった。琵琶湖はもともと400万年前ごろには三重県の伊賀のあたりにあったそうで、水が流れ出る方向も伊勢湾の方だったそうだが、それがだんだん現在の位置に大きさも変えながら落ち着いたということらしい。通常の湖は土砂が流れ込んできて湖が埋められるので数千年ほとでなくなるらしいが、湖の中で断層が沈んでいっているのと、湖の水の出口である瀬田川が細いためにあまり水も出て行かないことで、琵琶湖は長生きしているのだということらしい。この断層により、湖の東側は湖の斜面が急だが、西側はなだらかになっているらしい。

地形の説明が非常にわかりやすい

ツダンスキーゾウ。中国大陸に昔いたゾウらしくデカい。奥にいるのがアケボノゾウで、ツダンスキーゾウが日本に渡って小型化したもの。200万年前くらいに琵琶湖の周辺にいたらしい。

ゾウ

琵琶湖の底の泥を調べて気候変動(氷期間氷期)をみる。泥に含まれる花粉の種類でわかるようだ。

気候変動って花粉からもわかるんですね

今ではマキノ高原のあたりにメタセコイア並木があるが、これは人によって植えられたもの。大昔にはメタセコイアは自生していたようだが、日本からは絶滅していたらしい。

展示室Bでは近江地方の古来からの民俗風俗的な展示がされていた。貝塚調査の様子の展示が面白かった。水中考古学の方法としては水中にもぐって発掘をする場合もあれば、適当な範囲をかこってその中の水を抜く方法があるらしい。この展示は後者。

貝塚調査

このヒスイの、糸魚川から280kmは意味があるのか?糸魚川のヒスイを烏丸崎遺跡で加工していたということか?

突然のヒスイ

廊下には学芸員さんの簡単な研究紹介があったりした。博士号が並んでいる。琵琶湖博物館の館長さんは動物生態学が専門らしく、今年にも国際学会で発表していたそうだ。

展示室Cではより現代付近の暮らしと生物とのかかわりについての展示がなされていた。

100年ほど前と比較すると琵琶湖の水位は1mほど下がっているそうだ。

どうして琵琶湖の水位は下がったの?

農業の近代化によって生物の暮らしが変わってしまったので、それをなんとかするための工夫とか(昔は排水路と田んぼの高さが同じだったが、機械化によってその高さが違ってしまい、田んぼに魚が入れなくなったところを、うまく排水路を嵩上げすることで魚が田んぼに入って来れるようにする)。

琵琶湖関係なさそうな私たちの暮らしコーナー。2010年代から遡って1960年代くらいまでのものが展示してある。その後には昭和の家の移築がある。

私たちの暮らし

iMac

昭和のくらし

最後には琵琶湖周辺の生物の標本がずらりと並んでいる。

かなりボリュームもあって満足した。素晴らしい博物館だと思う。

最後に万博スタンプを押す。

回収

バスで草津駅まで戻る。草津駅からは山科駅まで向かい、山科駅からは地下鉄に乗るが、烏丸御池で乗り換えて鞍馬口駅で下車した。この日はそのまま研究室の焼肉会だった。研究室から遠いにもかかわらず何故か最近はいつもアジェ北店である。京都では有名な焼肉屋で、四条河原町のあたりの店舗だと混みまくりである。が、ここだと繁華街から離れており席も広くゆったりできるのが良い。一応今回は本来であれば琵琶湖疏水を散歩するという話があり、それのゴール地点がこの焼肉屋だったはずだが、雨だったので焼肉だけが残ったという形だ。ありえない量のホソを食べて満足した。

琵琶湖最高!

大阪万博2025サテライト会場編3 福井県立恐竜博物館

2025年10月2日(木曜日)。7時ごろに起床し、適当に準備をして外へ出る。バスへ乗車。ちょうど平日朝に3本しかない快速の5系統に乗ることができた。普通の5系統とは一味違った経路をとっていて少し新鮮。京都駅前に到着。JR京都駅0番線に到着した新快速敦賀行きに乗り込む。大阪の方から来た新快速がここで切り離して、前の4両が湖西線経由の敦賀行きになって後ろ8両は琵琶湖線経由の米原行きになるという形らしい。うたた寝をしていると敦賀駅に到着した。

敦賀駅からはハピラインふくい線の福井行きに乗り換える。列車内ではパソコンを開いて前々日の万博のブログ記事を書いていた。気づけば福井駅に到着。実はまともに福井を観光するのは初めてで楽しみだ。

改札を出る。京都から福井まではICカードで行けるわけだが、普段帰省のためにより距離の短い京都から名古屋まで在来線で移動しようとするとICカードが使えないため(TOICA/ICOCAのエリアまたぎ問題)直感に反する。

何も考えずに西口に出て恐竜の写真を撮るなどしていたが、乗るつもりだったえちぜん鉄道は東口側だった。急いで反対側に向かう。

福井駅西口

えちぜん鉄道勝山永平寺線の勝山行きに乗り込む。福井駅近辺はかなりの高架を走るがゆっくりである。いつのまにか地平を走っており、今回は観音町駅で下車。

勝山行き

ここからはtwitterのフォロワーのYさんにお世話になる。前日に明日福井に行きますとか言ったら飯でも〜という流れになり気づいたら車を出してもらい1日お世話になることになった。

まずはヨーロッパ軒に連れて行ってもらう。Yさんのおすすめを聞いてトンカツx2とメンチカツx1(ヨーロッパ軒ではパリというらしい)の乗った丼ぶりを注文。めっちゃでかい。かなりフードファイトになった。あまり自分からはメンチカツは注文しないのだが、ここのメンチカツは肉汁たっぷりで美味しく、食べてよかったと思える。

ヨーロッパ軒

次に近いんで丸岡城見ます?というわけで言われるがまま丸岡城へ。入場券を購入。越前織のしおりつきである。丸岡城現存十二天守のうちのひとつ。逆に天守しか残ってないのか、こぢんまりとしている。外堀とかもいつのまにか埋め立てられたらしい。中は3階建てとなっている。中央の柱は上まで貫通しているわけではない構造になっているのが気になった。景色は良い。風がいい感じに入って気持ちがよかった。

丸岡城

丸岡城の入場券に一筆啓上 日本一短い手紙の館の入場券もついてきており、せっかくなので入ってみる。丸岡城の資料館みたいな感じかな?と思っていたのだが、そういうわけではないらしい。一筆啓上賞という手紙作品のコンクールの入選作品が展示してある建物となっていた。本多作左衛門重次の手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」にちなんでいるとか。

一筆啓上 日本一短い手紙の館 こんな感じでひたすら手紙の内容が流れ続ける展示があったりもする

いよいよ恐竜博物館へ。まずは万博スタンプを押す。Yさんも一緒に押す。今回の目的はこれで達成。

恐竜博物館

スタンプ回収

恐竜博物館の常設展示をみる。3階から地下1階にエスカレーターで降りていく。カマラサウルスの化石発掘の復元がある。1階に登ると真ん中に動くティラノサウルス、周りに恐竜の骨格標本たちに迎えられる。ここに置いてあった骨格標本はモンゴルの国立博物館にあるものの複製らしい。ついこないだまでYさんはモンゴルに行っていたが、これを見るなりおや?といった感じでソワソワし始めたと思えば、モンゴルで見たものに(複製の形で)再会という感じだったらしい。複製のみならず、もちろん本物の化石もある。

展示は竜盤類と鳥盤類といった大分類から、さらに小分類が順番に並ぶといったように系統的に配置されていて、なんとなくそれぞれの種の特徴を感じ取れる気がした。

恐竜の展示のみならず、地球ができてから生物がどう生まれて、どう進化してきたかといった展示や、地学的なプレートがどう移動して陸ができたとか、岩石の種類がどう、みたいな展示も充実していた。

地下に吸い込まれる

ガオー

モンゴルにもこれがいるらしい

でかい

こう見ると日本は恐竜の化石の発掘が盛んなようにも見える気もするが、日本の博物館だから詳しいだけかも?

次は越前大仏に向かった。近づくにつれてなんかでかい伽藍が見える。建立はつい最近で、1987年にできたらしい。当時の実業家が私財を投げ打って作ったものが越前大仏らしい。シャッター街になってしまったように見える均質な門前町を抜けて拝観料を支払う。デカい大門の左右にはデカい阿吽像。デカい大仏殿に入ると日本一大きい屋内座像の越前大仏が鎮座している。その周りにも壁一面に仏像が安置されている。

大仏殿

でかい

五重塔へ。これも東寺を抜いて日本一高い五重塔らしい。中にはエレベーターがあり、それに乗ることで四重目(4階)まで行くことができる。さらに中の階段を上がると、五重目(一番上)まで行くことができる。流石に見晴らしが良い。

五重塔より 左にあるのが大仏殿 参道に水のミストで白くなっているのはなんなのか 奥に見えるのは勝山城らしい

九龍壁。中国の国宝第一号に指定された九龍壁を再現しているとか。中国政府にも許可をもらったらしい。近くに九頭竜川が流れていることにもちなむらしい。

九龍壁

日本庭園もあるようだが、熊が出たとかなんかで入ることはできなかった。

門前町五重塔

バブル末期建築を感じることができる興味深いスポットだった。機会があるならばぜひ訪れることをオススメしたい。

近くにある平泉寺白山神社へ。寺なのか神社なのかどっちなのかわからないが、元々は神仏習合でどっちでもあったようだ。明治時代に廃仏毀釈で神社を選択し、お寺要素は壊されてしまったそうだ。かつてはここを中心とした一大宗教都市だったらしい。非常に静かで、苔の感じがとてもよい。大原三千院を想起しなくもないような。

白山神社参道

17時も過ぎ、少し早いが夕食に向かう。Yさんオススメの回転寿司屋があるということで、ほがらか亭に向かう。いわゆるチェーンではない回転寿司屋なのでお値段はそれなりにはするが、それに見合うようなデカいネタののった寿司が出てくる。分厚過ぎる。うなぎ茶碗蒸しが気になったので頼んでしまった。大満足だ。

分厚い

うなぎ茶碗蒸し

お腹もいっぱいになったところで、Yさんに福井駅まで送っていただいた。Yさんには大変お世話になりました。

敦賀行き

福井駅構内で自分用と研究室用で羽二重餅と羽二重くるみを購入。18時59分発の敦賀行き普通電車に乗り込む。敦賀米原行きに乗り換える。気づくと米原に到着。もうここまで来たら慣れたものである。琵琶湖線の新快速で京都駅まで。22時前には京都駅に到着できた。

今日のタワー