ポタージュを垂れ流す。

マイペースこうしん(主に旅行)

夏の北海道一周ドライブ企画

友人とやるか、と話して約1年越しに実現した北海道一周企画。ドライブと大自然を満喫したレポートになります。何日にも分けて編集しているため文体が不安定です。

9月13日(火)

バイトを16時半頃に終え、荷物の準備。北海道の後に直接東京に行くということもあり、服装に困ったので本州基準の夏仕様x2と秋仕様x1を入れていつもより少し重めの荷物量に。パーカー着れば夏仕様でも耐えるとの判断。天気予報を見る感じ札幌あたりはあまり本州と変わらなさそうだったが、道東はやはり気候がそこそこ違うなという感じだったので、去年の経験と天気予報から最高気温18度最低気温8度に耐えられる想定をした。

家を出る。バスに乗って少ししたところで忘れ物に気づき引き返す。忘れ物をリュックに入れてもう一度バス停へ向かう。バスが時間通りに来なくて大丈夫か、と思ったがバスに乗って京都駅に着いた頃には遅延も解消。列車に乗るまでの10分の間に駅弁の購入と現金の引き出しを済ませておく。北海道のよくわからないところで現金ないと危ないのでね。

今回は舞鶴からフェリーに乗るとのことで特急まいづるを利用。特急はしだてと連結されているので2つの行き先が表示されている。

北海道の特急に乗ると聞くことになる7点チャイムを京都で聞いて旅の始まりを感じる。気動車なのもいいですね。

京都駅で適当に買ったお弁当を食べて腹ごしらえ。

綾部駅スイッチバックすることを知っていたので全面展望ができる席を確保していた。まあ真っ暗で何も見えないのですが。

東京に行ってマイコンボード使って色々する予定があったので、せっかくなら旅行中もデータ取るか、ということでGPS測ってくれるプログラムを書き込んでおいた。

終点の東舞鶴に到着。

東舞鶴駅

ここから20分程歩くと舞鶴港へ到着する。

夜の商店街 よい雰囲気

フェリーターミナルといえばトラック群ですよね

ここで友人1と合流。友人1はどうしても北の大地をバイクで走り回りたかったということで、バイクでここまで来ている。

クソデカ排気量バイクのおっちゃんが友人1に話しかけたりして、私もその話を聞いたりして出港まで時間を潰す。

バイク乗船と徒歩乗船は別々のタイミングなので友人1とは一度お別れする。

いざ乗船。

出港を待ちつつ船内の売店チョコモナカジャンボを買って友人を待つ。

友人1と合流。

船の後方のデッキに出て舞鶴港に別れを告げ、お風呂に入って、ベッドに潜る。ダウンロードしていたアニメを見て就寝。

お部屋はいつもの寝床だけのツーリストA。安いしね。

友人1は小説家をやっており、それの作業があるとのことで、ラウンジの方へ向かっていった。

フェリーでサウナ、したいです。

9/14(水)

おはようございます。

フェリーといえばカレーだよな、ってことで、朝カレーをいただく。

朝カレー

友人1と話をしていると、クソデカ排気量バイクのおっちゃんが寄ってきて、君たち賢そうだから、と前置きをして「地球の自転速度よりも飛行機の飛行速度の方が遅いはずなのに、ちゃんと目的地に到着できるのは何故?」的なことを問いかけてきた。慣性の法則ですね、みたいなことを答えたけど納得はしていないようだった。電車の中でキャッチボールする話を例に出したらそれは理解できたみたいだけど。まあスケールがデカいから直感的に納得できないのかも。

姉妹船の反航。大人気。

反航

ダウンロードしていたアニメ(プリンセス・プリンシパル)を1話から見る。このアニメ面白いですね。

お昼ご飯。新潟タレカツみたいなのと迷ったがグラタンを注文。

グラタン

アニメ視聴再開。

船はめちゃくちゃ揺れており、友人1は船酔いが...と言って部屋に吸い込まれていった。

奥尻島が近づき、電波が入ってきた。

東京に行ってから必要になるスライドを作ろうとするも、やる気が起こらず挫折。自分も船酔いしてきた。

夜ご飯どきになっていたので、食事会場へ。北海道上陸前だがジンギスカンを食べてしまおう。

ジンギスカン

限界がきたので部屋に戻り一旦寝る。友人1は作業すると言ってフォワードサロン的なところへ消えていった。

そろそろ接岸かな、という感じで外へ出てみると小樽港は目前。

接岸、下船。友人1とは一旦お別れして宿で合流することに。

ありがとう

メルヘン交差点。小樽を感じる。

ちなみにこの交差点あたりにある小樽オルゴール堂2号館のパイプオルガンの実演はとても良いです。

少し道に迷って(google mapに変な道を案内され)なんとか宿に到着。友人1とも合流。

一息ついてまずはセイコーマートへ。

飲み物とか購入しておく。宿へ戻る。

しばらくしてここで友人2とも合流。友人2は新千歳でレンタカーを借りて走らせてきた。明日からは友人2と車に乗り、友人1はバイクでそれについて行く(もしくはその逆でバイクにレンタカーが追尾して行く)ことになる。

朝ご飯どうするーとか適当に明日の予定を確認するなどして、就寝。

9/15(木)

おはようございます。

朝ご飯に三角市場に向かう。宿泊した宿で「とまっ得おたるクーポン」なるものが1人2000円分貰えたのでそれを使って朝から豪遊しようという魂胆。

入ったお店はこのクーポンが使えるのか掲示がなくて分からなかったのですが、お店の人に聞いてみると市に申請中で、申請が通ってたら使えるからちょっと待ってね、とのこと。少し待つとOKとの返事をいただけたので入店。

八角の刺身

サーモン・カニイクラの三色丼

大満足だったので少なくともこのお店に入ったのはTrueだった。

おいしかった〜と退店して外に歩き出したらお店の人が飛んできたので何事か、と思ったらすっかりクーポンを使うのを忘れて一万円札で代金を払ってしまっていたのだった。お店の人に何やってるの〜と言われ、ボーっとしてたなあとか思いながら会計をやり直してもらう。

日本三大姫路城の1つ、小樽駅から見た小樽運河

小樽駅構内のセブンイレブンでなんか当たってお茶がプレゼントされたりと幸先よさそうだと感じつつ、本日の目的地稚内へ向けて出発。

車にusbの口があったので、マイコンボードをつなげておく。これでドライブ中のGPS情報がトラッキングできるので、周り終わる頃にはいい感じに記録が取れているはず。

1時間ほど車を走らせ、佐藤水産 サーモンファクトリーに到着。友人1が行きたがっていたスポット。サーモン系を中心に魚系のものが色々売っている。

サーモンファクトリー

色々売ってんな〜魚デケエな〜などといいつつ、友人たちは各々お土産を買うなり親に宅配お願いするなりして満足。その上で、ありが塔とかいう展望台になんとなく登ったりとかしてたら、なんだかんだ45分近く(え?)滞在してしまう。

少し走らせ道の駅へ。

道の駅 石狩 あいろーど厚田

リコリス・リコイルは良いアニメだと思います。

明らかに後の時間が押しているので10分程度で撤退。

1時間ほど走らせ増毛駅跡へ。思っていたよりしっかり整備されていて新たな町の拠点みたいなところになっていそうだなと感じた。

増毛駅

道の駅るもいに立ち寄る。15分程度休憩。このあたりから全部の道の駅に寄ってたら稚内到着が夜になっちゃうから適当に取捨選択しようという話に。友人1曰く、バイクで夜走るのは嫌だとのこと。

25分ほど走らせて道の駅 おびら鰊番屋へ。旧花田家番屋は中には入れそうだったが外は工事中のようだった。ここも時間の都合上10分で撤退。

道の駅おびら鰊番屋 旧花田家番屋

苫前と羽幌の道の駅はスキップし、初山別の道の駅へ。

道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ

天文台は工事中だった。

しょさんべつ天文台 工事中だった

みさき台公園はキャンプで賑わっていた。

みさき台公園

ちょうど沿岸バスの留萌市立病院行きがやってきた。いつか乗りたいバス路線。

沿岸バス

以降の道の駅(遠別、天塩)は全てスキップし、旅団はさらに北へ進む。若干お腹空いてきたなーとか思っていたら私だけ間食してないことに気づく。そんな会話をしながらオロロンラインのハイライト、サロベツ原野、オトンルイ風力発電所へ。

利尻富士を望む

オトンルイ風力発電所は来年2023年には建て替えられ、この姿は見られなくなるようなので見られて良かった。

オトンルイ風力発電所

手前に小さな風車が3基

さらに北へ走らせる。北緯45度線を越える。先ほどの駐車公園からはすぐだが視認しづらいので通り過ぎそうになった。

北緯45度モニュメント

時刻は18時近く。日も落ちて暗くなってきた。稚内市街まで約50km。ひたすら単調な直線が続く。バイクの友人1とは通話で繋がっているので適当にしりとり(北海道に関係ある単語縛り)でもしながらひた走る。

時刻は19時前。稚内の道の駅に到着。稚内訪問は1年半ぶり2度目。

稚内キタカラ

宿にチェックインして荷物を置く。スープカレー食おうぜ〜とか言っていたがお店の前に行くと臨時休業になっていたので、適当に居酒屋に入る。ぶりかまが美味い。これに限らず全部美味いんですけどね。

ぶりかま

居酒屋であってご飯屋ではなかったので、普通にご飯っぽい感じのが食べたいかもしれない、ということでセイコーマートで食品を買って宿に戻る。北海道来てからホットシェフのカツ丼を観測してない!とか言って謎のセイコーマートはしごをしたが結局見つからず(稚内駅前店にはホットシェフはついていないので、少し歩いた稚内中央店に行く必要がある)。私はご飯は別にいいやと思ってモンブラン飲むヨーグルトを購入。実はセコマの飲むヨーグルトは本州でもウェルシアで買うことができる。たまに近所で買ってる。

デザート

友人2はサーモンファクトリーでラーメンを買っていたのでそれを作って食べていた。

適当に防波堤ドームあたりまで散歩。何故かわからないが奥(海の先?)までは来たことがなかった。かつてはここから樺太まで鉄道連絡船が出ていたそう。ここから樺太に行ってみたかった。

防波堤ドーム

近くに海上保安庁の船が止まっていて、最近北方がうるさいからそういうやつかなーと思うなどした。

稚内駅前あたりから見える稚内公園の開基百年記念塔を見て今日のタワーじゃん、とかいう話をしながら宿に戻り、明日も朝が早いということで日が変わる前に就寝。

(参考:今日のタワー)

9/16(金)

おはようございます。

適当に朝食を買いつつまずはノシャップ岬へ。

これにてウォーミングアップは済みました。最北端、宗谷岬へ。

宗谷岬

宗谷丘陵、白い道を走る。稚内市街から来る場合、来た道を戻ることにはなるが、稚内市のホームページを見ると宗谷岬側から走ることが推奨されている。

白い道

車窓も良い。

宗谷丘陵

再度宗谷岬を通過し、いよいよ北海道の東岸を走る。

東岸を南下していくときの最初の道の駅 さるふつ公園に立ち寄る。ついでに昼食。

道の駅 さるふつ公園

ホタテラーメン

ホタテ丼(友人1)

猿払村はこのホタテのおかげで日本屈指の平均年収を誇っている。

アイスを食べたりしつつ、南下を続ける。

途中、猿払村道エサヌカ線を通る。ひたすら一直線の道が続く。

エサヌカ線

浜頓別の道の駅はスキップして、道の駅マリーンアイランド岡島に立ち寄って休憩を挟む。顔出しパネルで記念撮影。

雄武の道の駅はスキップ。次の道の駅おこっぺで大きめの休憩。ここでも顔出しパネルで記念撮影。友人2がカーリング好きなのでロコソラーレの顔出しパネルで喜んでいた。ソフトクリームが異常に美味しかった。

ソフトクリーム

名寄本線の興部駅跡なだけあってか、道の駅内には名寄本線の営業当初の展示とか、外には簡易宿泊施設として利用できるような車両がとまっていたりした。

ルゴーサ・エクスプレス

少しだけ南下して道の駅オホーツク紋別へ。恒例の顔出しパネルで記念撮影。

よくないね

館員の人たちがワンワンおる!とか言って窓の外を見るので何事かと思ったらNHKおかあさんといっしょで見たことのあるアレが!相方の名前は誰も分からなかった。かわいそう。(調べたところジャンジャンというらしい。ワンワンは昔からいるが、ジャンジャンは最近出てきたのかな。どうやら18日に「ワンワンわんだーらんど☆たんけんひろば」なるイベントがあったらしい。会場は紋別市落石アリーナ。ソースはNHK北見放送局。)

ワンワン(右)とジャンジャン(左)

オホーツク流氷科学センターがくっついているので館内を見る。やけに券売機前にいたお兄ちゃんのテンションが高かった。

網走にも似た名前の施設があって、そっちはオホーツク流氷館という。そっちに比べると、名前に"科学"とついているだけあってか科学的な話が多く感じて、個人的にはこっちの方が好きかも。

最近リニューアルして機材にこだわったらしいドームシアターでオホーツクの映像が見られる。流氷の形成の話、南極北極探査の話などそれっぽいものに加えて、マイナス20℃体験ルームがあったりした。その他でいけば、謎の蛇口の展示とか、名古屋市科学館から寄贈された竜巻発生装置とかもあった。

マイナス20℃体験ルーム

不思議な蛇口 実際に水が流れているが、実態は噴水の先が蛇口の先に来るようになっている(ネタバレ)

過去のブログ見た感じ網走の方はマイナス15℃だったっぽい)

近くのカニのオブジェで記念撮影。

カニ

また冬に訪れて砕氷船とか乗ってみたい。

出発する時に車のシートに興部の道の駅で買っていた飲むヨーグルトをぶちまけてしまったので、ドラッグストアに立ち寄り、消臭剤やらアルコール除菌ウェットティッシュやらを買ってなんとかするなどしていた。

本当はサロマ湖も寄りたかったが、もう日没が近かったのと、展望台に改修工事で行けないということもあったので今回はスルー。

途中セイコーマートで休憩を挟んで本日の宿泊地、北見に到着。スーパーホテルの3人部屋(かなり狭い)に宿泊。

北見は焼肉が有名と聞いていたので、焼肉屋に行くことに。味覚園 銀座店へ。味覚園の総本店が近くにあったが、食べ放題の方がいいと思ったのでこちらにした(銀座店は食べ放題専門)。サガリとかホルモンがおすすめで、塩コショウや生ダレで食べるのが北見流らしい。

全然生臭さがなく新鮮そのものでどれも美味しかった。友人1が最後にカレーうどんを頼んだら普通にデカいの出てきて笑ってしまった。

焼肉 at 北見

北見市街を散歩。オホーツク最大の都市なだけありデカい(これはいつも言ってる)。都市構造が好きすぎる。(どうでもいいけど何故か北見が北海道4番目の都市だと思い込んでいた、冷静になればそんなわけないですね)

銀座通

キタミモニュメント

台風が接近していたので帰りの飛行機変更するかどうするか、雨降るっぽいし明日の目的地を変更するか(本来は釧路まで長旅をするつもりだったが、雨だし短めにするかということで知床に宿を確保)、みたいな話をしつつ、ホテルのコインランドリーで洗濯をして、就寝。

9/17(土)

おはようございます。ホテルの朝食で美味しくないコーヒーを飲んで出発。

網走方面に向かうが、途中で卯原内サンゴ草群落地に立ち寄る。

時期がもしかしたら若干早かったor遅かったかもしれない。が、それなりに良い感じではあった。

卯原内サンゴ草群落地

25分程度走らせて網走監獄へ。2年ぶり2度目。人生で複数回見に来るようなところではない気はするが。(2年前のブログ

博物館 網走監獄

展示内容はけっこう興味深いと思う。人権を無視されてこき使わされた囚人たちのおかげで北海道の開拓が進んだという側面が垣間見える。

今回も監獄飯なるものは食べなかったが、まあいいでしょう。

お昼どきだったので、網走市内のお寿司屋さんに行くことに。雨が降ってきていたのでさっさと車に乗り込んでお店へ向かう。

マグロと茶碗蒸し

ごちそうさまでした。

しばらく車(とバイク)を走らせ、道の駅しゃりへ。このあたりまでくると雨は止んでいた。建物に入ってロコソラーレの顔だしパネルで記念撮影。

館内にはストリートピアノが設置してあり、Aimerの残響賛歌を弾いておられる方がいた。

道の駅 しゃり

道の駅の道路をはさんで反対側にお土産屋があったので入る。お土産のバリエーションから既に知床圏に入っているんだなあと実感。知床のお土産はセンスいいのが多いなあと思いながら、知床トコさんTシャツを購入。

T-SHIRTshiretokoshop.com

天に続く道を走る。網走側から見て、スタート地点の手前あたりに展望台があるが、わざわざそこには立ち寄らなくてもいいかもしれない。

天に続く道 スタート地点

知床半島の北側、国道334号を走行。海沿いをひたすら走る。

オシンコシンの滝に立ち寄る。この滝のためだけに駐車場が整備されているのはなかなか面白い気もする。

Oshinkoshin Fallsの案内標識

オシンコシンの滝

さらに走らせ、知床国立公園の玄関口、ウトロに到着。道の駅 うとろ・シリエトクに立ち寄る。たくさんお土産が売っている。隣には知床世界遺産センターもある。

マンホールカードが配布されていたので手に入れておいた。

ちょうど日没。綺麗。

日没 at ウトロ

近くのセイコーマートで夜ご飯を調達しておく。ホットシェフカツ丼を購入。加えてカップスープとか、あと一応朝ご飯のパンも買っておいた。

今日はこのあたりのドミトリー(しれとこ村)に宿泊することになる。温泉付き。やったー。

宿にチェックイン。夜ご飯先に食べると聞いていたので先に食べていたが、結局私以外はみんな先に温泉に入ってしまったので、一人で夜ご飯をいただく。

ドミトリーなので共用ラウンジ的なところで食べることになるので、自然と他人の会話も耳に入ってくる。若い兄ちゃんがたどたどしい英語で韓国から来たおじさん旅行客に話してはるなあなどと思って聞いていた。

友人1が戻ってきて、彼らの話を聞いて話しかける。私はこういうのを見てもあまり話しかけないタイプだが、彼は積極的に話に行くタイプなので自然に会話に参加。

韓国からの方は特急で網走まで来て、バスで知床まで来たとか。明日にはここを出て韓国の方に戻るとかなんとか。

若い兄ちゃんの方は神奈川出身で21歳と言っていたと思う。神奈川からチャリで秋田まで行き、船で北海道に来て反時計回りでチャリを走らせて知床まで来たとか(ここは推測だが秋田→苫小牧のフェリーを利用したのだと思う)。日雇い労働でお金を稼ぎつつ旅行しているらしい。北海道はひたすら真っ直ぐ平坦な道が多いので走りやすくて1日で150kmくらい進める、みたいなことを言っていたが、私個人としては街と街の間が遠すぎて自転車で走らせるのは怖いなあと思ってしまう。

韓国からの方は先に寝ると言われお別れ。しばらく若い兄ちゃんと話していたが、彼も早く寝るそうでお別れした。友人たちは作業なりを始める感じだったので、私は温泉に向かうことにする。

温泉は浴槽が2分割されていて、温泉噴出口のある側(左)とない側(右)に分けられていた。左側は温度高すぎだったので流石に入れず、右側に浸かっていた。それでもかなり熱い。長野の渋大湯くらい熱いんじゃないかな?流石に誇張かもしれないけど。

ちなみに、備え付けのボディソープとかシャンプーの評判は肌が弱い友人にはとても悪かった。

温泉に入ってスッキリ。適当に準備をして就寝。

9/18(日)

おはようございます。今日の最終目的地はなんと札幌です。友人2が19日午前の新千歳から出る飛行機に振り替えたとのことで、それに合わせた行程になりました。そしてバイクの友人1とは途中通る帯広でお別れするということになりました。

今日も知床観光の続きということで、まずは知床峠展望台へ。

知床峠

知床峠からの景色 晴れていれば北方領土が見えるっぽい

展望台のところにちょうど羅臼町斜里町の町境がある

横断することを考えると羅臼町側に降りていくことになりますが、今回は都合上、斜里町側に引き返すルートをとりました。知床五湖へ。

高架木道と地上遊歩道で散策路を選べるのですが、前日にクマの目撃があったとかで、散策は高架木道限定になっていました。

クマの目撃情報

きれいな湖。

一湖

知床連山

知床に来てみて、海、湖、森、山、熊...と自然がなんでもあるな、という気持ちになった。

知床とはおさらばする。時刻は午前10時前。ここからは昨日来た道を戻り、しばらく釧網本線に沿うように南下していく。

11時過ぎ。道の駅パパスランドさっつるに立ち寄り、昼食。

道の駅 パパスランドさっつる

何故か道の駅内の食事処がテイクアウト営業のみになっていて困惑したが、店前のテーブルとか置いてある休憩スペースで食べて良いとのことだったので(だったらなんでテイクアウトのみにしてるんだろう?)、そこでスープカレーをいただく。

めちゃくちゃ美味しい。写真だと野菜たちの下に隠れて見えないが、鶏肉が柔らかいし、デカい。右の米の塊くらいのサイズある。

スープカレー

道道805号線を南下していたが、途中から国道391号線へ。川湯温泉を過ぎる。個人的にはいつか行きたい温泉地。ちなみに同じ名前の温泉が和歌山にもある。

川湯温泉入口の交差点すぎてすぐのあたりで左へ、道道52号線に入る。少しずつ霧が濃くなってくる。

なんとか摩周湖第3展望台に到着。

心の目では透き通った湖面が見えます

霧の摩周湖と言われるだけあってか何も見えませんでした...

弟子屈町街に降りていく。

道の駅摩周温泉で休憩。アイスを食べたり、足湯に浸かったりした。

道の駅 摩周温泉

ひろゆき「なんだろう、橋って名乗るのやめてもらってもいいですか?」

国道241号線、阿寒横断道路をひたすら西へ進む。道の駅から1時間ほど、途中、双岳台へ寄る。雄阿寒岳と奥に雌阿寒岳が見える...はず。

双岳台

3、40分ほど走り、阿寒湖アイヌコタンに到着。到着とともにバイク乗りの友人1がちょっと休憩させて、と15分仮眠。

アイヌの民芸品が売られていたり、時間があればアイヌ古式舞踊が見れたりするらしい。

阿寒湖アイヌコタン

気づいていなかったがここも釧路市だった。邪神ちゃんドロップキックX釧路編のポスターがあるなあ、と思っていたらここがモデルだった。

雨の中1時間半ほど走らせ、道の駅 かみしほろ へ。めっちゃきれい。北海道の道の駅満足度ランキング1位らしい。

道の駅 かみしほろ

お土産を買った。南下して行くにつれてだんだん大きな街に入っていくのを感じる。あたりもすっかり暗くなった頃、帯広市に入る。

雨も降っていたので、帯広に宿泊するバイク乗りの友人1には先にホテルにチェックインしてもらって、後で車に乗って夜ご飯を食べにいくことに。

帯広といえばやっぱり豚丼。友人2の知ってる先輩が帯広に就職した(え?)とのことで、その人おすすめの豚丼屋にいくことに。十勝豚丼いっぴん本店へ。帯広駅あたりが西2条なので、そこから見ればこのお店は西21条にあるのでだいぶ西にある。

日曜日夜だからかかなり混んでいて、1時間近く待った気がする。

特々豚丼(ご飯と豚大盛り)

豚が香ばしい。タレもうまい。他2人に比べ異常な速度で食べ終わった。ごちそうさまでした。

友人1を宿へ送り届け、お別れ。私と友人2はこれから札幌へ向かう。時刻は21時前。ガソリンを入れてラストスパート。

雨も降っているし真っ暗な道東自動車道をひたすら西へ進む。

千歳恵庭JCTで北へ進路をとり、道央自動車道へ。札幌市内へ入る。適当なICで降りて、すすきの方面へ。

すすきの付近に来る頃には0時を過ぎていたが、たくさん人が歩いており、札幌はやっぱりデカいなーという気持ちに。適当な立体駐車場に入り車を止める。

今日の宿はすすきのにとってあった。流石に1日中車を走らせていたので疲れた。僕はお風呂に入って就寝。友人2はコインランドリーに苦戦していた。ヤバそうなおばちゃんが全部占有してて使えねえとか言ってた。

寝る前にマイコンボードで取れたGPSデータを取り込んでプロットしてみる。かなりいい感じに取れていた。スマホだと記録開始ボタンを押し忘れてしまうとかあるけど、これならポートに挿しておけば勝手に記録とってくれるしこういうのもいいなあという気持ちになった。

北海道一周の記録

9/19(月)

おはようございます。友人2の飛行機の都合もあるので、札幌市内を観光することもなく新千歳空港方面へ出発。

レンタカーを返却。空港内へ向かう。

友人2の飛行機チェックインとかお土産探しについて行き、見送り...をしようと思っていたが搭乗時間ギリギリになっていたので、途中走っていく友人2を見失いそのままお別れとなった。

さて、ここからは私一人の単独行動となったが、この後の行動は、slackに来る連絡次第となる。

slackによれば、この日の17時に明日20日の東京での予定を延期するか決めるとのこと。一応大学の関係で理研に行くイベントなので、私的な都合で欠席は流石にダメかなと思い、何があってもそれには出席する気でいた。

この時点でいくつか選択肢が考えられた。

延期になった場合は、予定通り明日朝の飛行機に乗れば良い。予定通りでなくて遅れてもその場合なら大丈夫だろう。

予定通りの場合、明日の飛行機が17時ごろまでに飛ばないことが決定すれば、特急に飛び乗って函館あたりに宿泊し、20日朝一番に北海道・東北新幹線で南下するなどの方策も考えられた。17時ごろになっても飛行機が飛ぶかどうかがわからなければ...祈ることにした。

まあ、とりあえず昼食を食べようということで、新千歳空港ラーメン道場へ。この道場のラーメン屋を全制覇しようとしており、今回はおそらく6店舗目であろう、ラーメン空に入る。大満足。

焼きとうきびラーメン(空港限定らしい?)

雪ミクスカイタウンへ。何回も新千歳空港使ってるのに来たことなかった。

ミク

ロイズの展示見たりとか適当に見てまわり、歩いているうちに国際線ターミナル側にきた。静かで作業しやすそうだったので、ここで明日の東京で使うスライドを作成。作業するのに「新千歳空港入門」なんて本を買っておいて助かった、かもしれない。

国際線出発ロビー

あとはslackの連絡を待つのみ...

...

結局明日東京に行く必要はあるが、遅めの時間から開始するとのことらしい。飛行機の欠航情報もなさそうだし、ホームページ見ても飛ばす気っぽかったので、祈るフェーズへ移行。

多分トイレに置いたと思って、清掃員の人に聞いたけど、知らないとのこと。仕方ないので忘れ物センター的なところに電話する。

どうやらそれっぽいものが届いてるらしい。保管場所を聞いたがよくわからなかったので、警備員の人に持ってきていただくことになった(ありがとうございます)。

無事受け取ることができた。別れ際、よい旅を!みたいなことを言っていただいたりした。

あんまり取扱店ないのよね。

忘れたパーカー探すのにうろうろしていたのでなんだかんだ夜ご飯を食べるのにいい時間に。

お金使い過ぎな気もしたので適当に済ます。

欠航の文字が目立つ 明日の飛行機は飛ぶだろうか

空港内の温泉へ。

宿泊ルーム的なところは満席だったが、リラックスルーム的なところを仮眠に使えるとのことっぽかったので、そうさせていただく。基本料金1500+深夜料金1500で一晩過ごせる、しかも空港で、と考えるとかなり安いと思う。

大きい荷物は受付で預けることになるが、一度預けると退館まで取り出せないので注意。前もって必要な電子機器とかをサブバッグと一緒に出しておいた。

ちなみに館内着とかタオルとかは全部準備してもらえる。シャンプーとかは浴室内にある。

温泉に浸かり、サウナに入り水風呂に入り、...を何度も繰り返し完全に整う。

ルールは守ろうね

リラックスルームのイスに座る。座る、とは言ったが、調節すればほぼ横になるタイプだし、コンセントもある。アニメを見て寝落ち。

9/20(火)

6時半前に目覚める。せっかくだから朝風呂に入る。

スッキリ。軽い朝食(パンと飲み物)があるのでいただく。

退館。是非また利用させていただきたい。

祈りtimeに入る。展望デッキとか行ってみるかと思ったが、閉鎖中だった。こんななのに飛ぶのか...?

天候調査中

食べるタイミングないので知床で買った和風豚焼きうどんを食べる。

リュック内の圧でちょっとグシャっている

出発20分前くらいになったが...!

無事飛ぶということに

いざ、羽田空港へ向けて出発!

(東京編に続く?)