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【検証】10万円貯まるBANKに内圧で自発的に壊れるまで500円玉を詰め込み続けると◯◯◯円入る

2026年6月17日。ついに10万円貯まるBANKに500円玉が入らなくなってしまった。

契機

そもそも500円玉貯金を始めようと思ったのは、毎日大学の正門前に来るお弁当屋さんがきっかけといえる。そこで毎日550円のお弁当を買って、1050円(または1100円)で払うと必ず500円玉がお釣りとして戻ってくる。それを貯めてみようと思い立った。

自分の日記を遡ったところ、購入日は2024年6月1日、京都ロフトで購入しているようだ。それから2年、ついに限界がやってきた。

「貯金箱に入らなくなる」の定義

こういう貯金箱って大体「入らなくなる」状態を持ち主側が決めてしまうことが多そうに思うが、本当に入らなくなる「限界」を目指した。

レギュレーションは次のように定める:

「貯金箱自身が壊れて、容器を押さえていないと500円玉が溢れ出してしまう状態」を「限界」と定め、その時点をもって開封を行う。

入れようと思っても出てきてしまう状態、つまりお金を貯められず貯金箱の責務を果たすことができないこの状態を限界と定めるのは妥当という判断。

経過

5月中旬の時点では、500円玉を普通に入れようとすると立って状態で、頑張って横から滑らせないと入らなくなっていた。そろそろ厳しそうし、せっかくだし研究室のみんなに見てもらおうと研究室に持って行った頃の状況では、だいたい次のような見た目をしていた。

若干歪んでる気もするけどまだ普通

6月にも入るともはや原型をとどめていない。

別物で草 部屋に放置していたので勝手にTake Freeにされている

この間に何が起きていたかと言うと、面白がった研究室の友人たちが本気を出し始めた。

  • マイナスドライバーやペンチ、針金などを使って500円玉が入るよう内部を整理する
  • それでも空間が足りなくなってくるので、容器の底や天面を拡張するように床に落としたり叩いたりして形を変形させて容量を増やす

という戦略でひたすら500円玉を押し込み続けた。これらを行うと振っても音が出ないほどギチギチだったはずが振ると音が出るようになる。なお、みんなもお弁当屋さんのお釣りで得た500円玉を入れ始めて貯金が加速している。入れた分は私がPayPayや1000円札で返金するので、毎日昼ごはんを食べる度に2〜3000円なくなる。それなりにボコボコになってきてもう無理っしょwとかみんなで言っていた5月末の時点から追加で50枚入った。可能性を甘く見すぎていたようだ。

ある日も容器をぶつけて変形させていたら剪断変形して横に隙間ができてしまい、コインを入れる穴とその隙間との間で光が漏れ出てくるみたいな状況になった。レギュレーション違反に近い状況にはなったがまだいけるということになり、ぶつけてその穴を塞ぐ変形を行い続行。

そんなわけで昨日も、ずっしり重い貯金箱が振っても音が出なくなってしまったので拡張しようとぶつけたら横からパックリいかれてしまった。横からコインを入れてみると2枚くらいは入るけど、それ以上入れようとするとこぼれてくる。閉じようとがんばっても閉じないというわけで、ついに限界という判定を下した。

開いてしまった

立ててみる

限界の判定を受けた貯金箱さん

開封の儀

おそらく普通なら天面側から缶切りとかで開けるのだろうが、変形しきってしまったので無理で、むしろ横から開いるのが好都合だった。まるで果物の皮剥きのように開けていく。が、この金属かなり固いのでマイナスドライバー等も駆使しつつ。

貯金箱の皮剥き

500円玉がどうやって詰まっているのかが気になるところだったが、かなり構造がありそうだ。

自己組織化している

このまま剥き切りたかったが、けっこう硬くて大変そうだったのでひっくり返す。

ジャックポッド

これを並べていく。

判定員の皆さんによる集計

検証結果

10万円貯まるBANKに内圧で自発的に壊れるまで500円玉を詰め込み続けると...

190,500円 入る

統計をとる

せっかくなので統計もとってみた。どの年度の500円玉が多いのか、ってのと、造幣局の発行枚数の分布に近かったりするのか、というのを確認してみる(データ取得元: https://www.mint.go.jp/media/2026/02/nenmeibetsu_r7.pdf )。codexにぶん投げて図を作ってもらった。500円玉が何枚かわからないとこの図を作れないわけだが、写真撮って枚数数えさせてもうまく数えてくれなかった。YOLOとか使ったら変わるのかもしれないと思いつつ、ここはまだ人間の方が上手か。

(友人が何枚か入れた分の500円玉を6枚ほど回収して行ったので、枚数は上のものとは一致していない。)

年度別に並べる

緑が造幣局提供の発行枚数(H12からR7での割合)で、青が今回集計した枚数(全体の割合だが、実際の枚数を上に表示している)。なんとなく多い年は多めで、少ない年は少なめな気も、似ているような似ていないような...どうだろう。

集計結果


これって、トリビアになりませんか?

*1*2

*1:ツイートしたらいくつか「安全率2だ」というコメントをもらった。最大100kgの負荷がかかる部品なら、200kgまで耐えられる設計にする、みたいな工学の概念らしい。確かに!

*2:軽く調べてみると、11万円台から14万円台あたりの報告がみられる。これらのブログは当然マイナスドライバーとか変形させたりなんかで頑張っていたりはしないので、この意味では限界ではなかったということだ。