温泉行きたいよなあと思っていたところに、実家に帰る用事と、みそきんに行く予定ができた。みそきん行って帰るだけだと2万5千円のラーメンみたいになってしまうので間に温泉を挟むことにした。行ったことなかったちょうどよさそうな温泉地として箱根を選択。とりあえず行くことを決めたので先に京都から小田原までの切符と、東京から京都までの乗車券を購入しておき、どうルートをとるかは後で考えることにした。
後から箱根の観光情報を調べたら少し問題が出てきた。まず1つは、行きたいな〜と思っていた箱根ガラスの森美術館が展示品入れ替えのため休館期間に入っていたことである。もう1つがかなり問題になりうるのだが、箱根ロープウェイの早雲台-大涌谷間が点検で止まっていることだ。前者は、人生で箱根なんて何度でも来るだろうと思えば、回る美術館を減らすことで対処できる。ただ後者は少し問題で、混雑状況によればここの間を移動できないという可能性がありうる。平日の閑散期だろうから大丈夫じゃないかと思いつつも不安要素にはなりうる。Webサイトでは、反時計回りに観光地を巡っていくいわゆる「ゴールデンルート」(一大観光地なだけあり観光順路が確立されているようだ)を非推奨とし、逆順を推奨していた。
なかなか逆張りな状況ではあるが、切符買っちゃったしこれはこれで空いてるだろと強行することにした。結果的には混雑に巻き込まれることはなく、全く問題はなかった。非常に快適に観光できた。
なお、箱根から東京駅でみそきんを食べた翌日も軽く東京を観光したが、その内容も一緒に書くことにした。
1/19(月)
今回の出発地である実家を出て、通勤ラッシュの地下鉄に乗って名古屋駅へ。地下鉄に乗っている途中に予約したEX予約の切符を受け取る。わざわざ受け取ったのは、学割で買っておいた乗車券と使うためである。名古屋まで使って途中下車していた乗車券を取り出し、これら2枚の切符で新幹線改札内へ。待合室内のいつのまにかPLUSTAに屋号を変えたキオスクで朝食を買うことにする。名古屋だし味噌カツサンドか〜?とか思ったが、横からサラリーマンがやわらかカツサンドを買っていったので、私もそれに従うことにした。贅沢するか、と思い猿田彦珈琲の300円くらいするカフェオレも一緒に買った。

8時43分。ひかり640号東京行きに乗り込む。停車駅は浜松、静岡、三島、新横浜、品川である。この列車は切符で買っていた終端区間の小田原には停車しないが、これで問題ない。当初は小田原から箱根に向かうつもりだったが、箱根フリーパスのフリーエリアに三島から元箱根港までのバスが含まれているため、三島で降りるプランにしたためである。この方が小田原まで行くよりも到着も早い。まあ三島-小田原分の運賃はもったいなくはあるが…。なお、箱根フリーパスはモバイルで購入できるものであり、箱根エリアの移動手段が乗り放題になる非常に便利なものである。これは箱根エリアを小田急グループが支配している賜物といえよう。三島からのバスはJR東海バスであり小田急グループではないが、それのおこぼれに預かっているという形だろうか。

新幹線車内でカツサンドを食べたり寝たりしていたら9時57分に三島に到着。なにも考えずに改札をぬけて北口に出たが、乗るべきバスは南口から出ているようだった。反対側に行くぞ、と思ったが、三島駅は北口と南口の連絡通路がないらしい。間違って出てしまった人は駅員に申し出てくださいという注意書きがホワイトボードにあったので、駅員さんに通してもらい、なんとか南口にたどり着けた。

元箱根港行きのバスに乗り込み、10時15分に出発。旧東海道を走っていく。少し市街地を走ったと思ったらいつしか坂を登っていくようになる。途中、伊豆フルーツパークだとか、行ってみたいスポット筆頭である三島スカイウォークなどを通過していく。気づくと函南市に入り、箱根峠越えに入って神奈川県箱根町に突入する。峠の坂を下っていくと標高下がっていると思うんだがバス内で感じる気温が低くなっていく気がした。
11時07分、箱根エリア内終点の元箱根港に到着。ここで降りた乗客は自分ともう1人しかいなかった。流石に三島から箱根に入ってくる人は少ないか。

芦ノ湖に対面してやっぱり湖だよな〜とこれから湖を開拓していきたい決意を新たにするが、ずっと眺めていても仕方がないので、とりあえず箱根神社方面に向かう。
参道を歩く。じゃがバター屋の屋台とか出ていて年中祭り屋台出てるのかなと思うなどした(八坂神社か?)。
階段を登り切って本殿方面へ。湖を開拓できますようにとか願っておく。隣に九頭龍神社の出張所みたいなのがあるっぽいので一緒にお参りしておく。両社参りとかいって2つ参拝しておくとコンボがキマってスコアが上がるらしい。龍から水が出ており、ご利益があるらしく飲みたい人は持ち帰っているようだ。自分の観測範囲では今回は誰も取水していなかったようだったが。なお、参拝待ち列のロープがけっこう張ってあったのだが、人はかなりまばらであり、並ぶことはなかった。閑散期ということなのだろう。
バスを降りたあたりから見えていた湖に面している鳥居のところまで行こうと思って移動。車道を横切る必要があってちょっと危なそうだよなあとか思っていたらロープで立ち入り禁止になっていた。なんか琵琶湖の白鬚神社も同じ目に遭ってたな。観光される側も大変なのかもしれない。

元箱根港まで戻る。ガイドブックとかをみるとだいたい書いてあるBakery & Table 箱根へ。1階がパン屋、2階がカフェ、3階がコーヒーバー(レストランっぽい?)みたいな構成になっているようだったが、あまりよくわからず1階でパンを3つほど購入した。イートインなら2階または3階へどうぞ、というシステムっぽい。3階にレストランあるなら3つもパン買わなくてよかったなとか思ったが今食べたいパンをセレクトしていたのでまあよいでしょう。2階以上でイートインの場合はワンドリンクを頼んでくださいとのことだったので、足柄茶を注文した。普段ならコーヒーを頼むところだが、猿田彦珈琲のカフェインにやられており吐き気に苦しんでも困るのでやめておいた。
11時50分くらいに入店したわけだが、席は空いていて助かった。

注文したパンのメニュー名を忘れてしまったが、人気店なのでインターネットの海からメニュー名を復元できた。
あんバターくるみ: 四角そうなバターが明示的に挟まってるタイプのあんバターがけっこう好きだが、それにくるみも入っていたらそれは美味しいに決まっています。最高
ミックスベリー・デニッシュ: パンというよりほぼベリータルトだと思う。うまい。
どれも美味しかった。優雅に見えるが、その実態はあまり優雅ではなく、研究室のslackの返信をしていたらなんか時間が過ぎてしまい、ちょっと急いでパンを食べることになった。箱根海賊船の時間の都合もあり、12時30分ごろには退店した。
パン屋から箱根海賊船のりばはすぐなので助かった。乗船待ち列にならんで船へ。客室もあるがせっかくなので甲板がいいですよね。寒いけど。

なんで海賊船なんだと思ったんだけど、隣にある伊豆箱根鉄道の船との客引きバトルに勝つためだったようですね。
12時45分に出港。芦ノ湖を南東側から北西側へ抜けていく。話し声から推測するに乗客の少なくとも半数は外国人っぽいが、中国人もそれなりにいるような気もしたが、それよりは韓国が多いだろうか。そういえばパン屋でも韓国語が聞こえてきていた。欧米系もいないではない。
芦ノ湖の中から山の斜面が見えるわけだが、色の感じがなんとなくゴルフ場っぽい。標高が低い側では、特に箱根神社付近ではスギが目立つ気がしたが、全体的には落葉紅葉樹のベージュ色に染まっている。ぽつぽつと針葉樹が混ざっているのもこれはこれでアクセントになってきれいな気もする。

天気がよければ富士山も見えるらしいが、今回は曇っていたのでそこまで見えることはなかった。

途中小さく見える九頭竜神社本宮の鳥居をすぎ、13時10分ごろ、あっという間に桃源台港に到着。ちょっと時間がある気がしたので箱根ビジターセンターに向かってみることに。歩いて行ってもよかったが、ちょうどいいタイミングにバスがあったので飛び乗る。高々2分移動して到着。


時間もそこまでないためざっくりと展示室内を一周した。中央には箱根の地形や火山の歴史を解説するものが置いてあった。これを見るとなんとなくの位置関係や高低差がわかる。
じっくり見る時間はなかったので適当に写真を撮っていまこうやってブログを書きながら展示のキャプションを読んでるわけだが…。

そそくさと桃源台駅方面に戻る。
ロープウェイに乗車し、大涌谷を目指す。乗車待ち列の前にちょうどツアー客っぽいのがおり、乗るまでに10分くらい待つことになった。13時53分くらいに出発。内心ちょっとヒヤヒヤしていた。というのも、次のアクティビティの受付終了が14時25分であり、インターネットの時刻表などを見ると30分かかることになっているためである。だが、この心配は杞憂だったようだ。20分程度で大涌谷まで参りますとスタッフの方に言われて扉が閉まり、ぐんぐん高度を上げていくが、途中駅の姥子駅にも停車しつつも、ちゃんと20分程度で到着してくれた。途中の景色は、窓が微妙に曇っていてきれいに見れなかったのは残念かもしれない。一緒に乗っていたJDもそんな感じのことを言っていた。会話中の「ユニクロ大涌谷店?あるわけないやん笑」というセンテンスが面白かった。
14時05分ごろにロープウェイを降り、建物から出ると火山温泉地といえばこれだよなと行った感じのモクモクした蒸気と焦茶色の斜面が姿を表した。と同時にかなりの強風も感じることになった。寒いが冬の氷点下にならんとする京都市内を深夜徘徊しているおかげかそこまで苦にはならない。
この地滑り地形は工事中みたいな感じになっているが、火山ガスのせいで工事ができなくなっているらしい。

少し時間に猶予ができていたがゆっくり見ている場合ではないので、すぐに箱根ジオミュージアムの方に向かい、大涌谷自然研究路引率入場の受付をしてもらう。14時10分ごろには着けていたと思うので、受付締切に間に合って助かった。ちなみに、ホームページには開始時間20分前までとあるが、メールには開始時間5分前(14時25分)までとある。どっちが正しいかはよくわからないが、たぶん5分前で大丈夫な気もする。安全確保のための注意事項についての説明を受ける。喘息とか心臓疾患やあと体調が悪いわけではないですよね、とか、緊急時には自走できるか、など。安全対策協力金として800円を支払う。開始時間は14時30分で少し余裕があったのでトイレに行っておき、集合場所に向かう。

集合場所に向かうと、ヘルメットを渡される。風がすごいし寒いのでフードを被った方がいいかもと言われたが、普通に声が聞き取りづらくなるしいいか、ということでそのまま被った。外にいる分にはよかったが、後々室内などの暖かいところに入った時に一気に耳が温められて少し気分が悪くなることになる。
時間になり、ゲートが開いてツアーが始まった。引率のおばさんによれば、かなり風が強く中止にするかも迷ったほどだそうだ。寒いし風も強いのでのでシェルターに入りましょうとのことで、2号シェルターでいろいろと説明を受ける。関東の人間にとってはよく知られていることなのかもしれないが、箱根は活火山であり、2015年に観測史上初の噴火が観測されている。この自然研究路も2015年以前は誰でも入れるような散策路だったようだ。その噴火以後はしばらく大涌谷近辺には入れず、この研究路自体は2022年にようやく引率の形ではあるが入れるようになったということらしい。確かおばさんによれば、緑も豊かだったが噴火で変わってしまったとかも言っていた気がする。適当にGoogle検索で2014年までのブログ記事とかを探してみると、2026年現在と比べると(そのブログの撮影時期も関係しそうだが)緑がけっこうありそうに見えた。
このシェルター自体の説明も受ける。このコンクリートの箱は30cmほどの石が降ってきても耐えられる設計になっているうえ、いざ火山が噴火した場合にガスをできるだけ吸わないようにするためのものが配備されている。その対策グッズのうちのひとつが濡れタオルである。モクモクしている火山ガスのうち98%程度は水蒸気であり、残りの2%程度が二酸化炭素、硫化水素、二酸化硫黄であり、これらが人体に悪影響を及ぼすわけだが、これらは空気よりも重く、また水溶性である。したがって、屈んだりせずに濡れタオルを口にあてておけば、タオルに有害物質が吸収されるので、人体への影響は軽くて済むということだ。


シェルターを出てからもしばしば止まって説明を受けるが、風が強すぎて何を言ってるのか全然聞き取れなかった。そのせいもあってか、また英語のガイドがあるわけではないので後ろの方の人々や海外からの観光客は思い思いに写真を撮ったりしていた。ガイドさんは寒いから早く先に進みましょうねという感じでそれはそれといったところだった。
火山性ガスにやられてしまった枯れ木を横目に、研究路を上っていく。すると湯畑ではないがお湯が溜まっている池のようなものと建物で何やら作業している人がいるところに到達する。ここは玉子茶屋というらしく、説明を受ける。ここで大涌谷名物の黒たまごを作っているらしい。黒くなる理由はいまだにわからないらしい。



さらに少し登ることで、今回の研究路の頂上となる4号シェルター上展望台に到着した。ここまで歩いてきた景色が見渡せるが、ひたすらに枯れ木の斜面が広がっている。

眺望するのもそこそこにして降りていく。しばしば研究路には植物の説明版が置いてあるが、これは現状に即したものになっているかはわからなかった。火山ガスの影響がある場所に育成するイオウゴケの紹介をしてもらうなど。また、研究路には1本だけ桜の木が生き残っており、いまでも春になると花を咲かせるらしい。
一通り歩いて出口へやってきた。面白い経験ができた。ここを歩くために箱根に来たようなものである。
戻ってきたのでもう一度箱根ジオミュージアムの建物に入り、受付の先の展示をみることにした。100円を払って入場する。最初に温泉装置についての装置として、汲み上げ装置の展示と、蒸気井温泉があった。箱根の温泉は湧出量が少なく、割合の半分以上は蒸気井温泉の形をとっているらしい。つまり、人工的に火山ガスを水と混ぜることによって温泉を作っているそうだ。
よくありがちな火山噴出物の展示とか、はぎ取り標本の展示など、いろいろあったが、記憶に残ったのはこの大きな硫黄の岩だ。この大きさの硫黄は初めて見た気がする。

建物を出て、お土産コーナーを見るのもそこそこに、もう一度大涌谷の景色を見てみる。少し晴れ間が見えてきて、さっきよりも綺麗な気がした。中国か韓国系の人々はデッキで写真を撮りまくっている。


十分堪能したのでそろそろホテルの方に向かうことにする。箱根ロープウェイでいえば大涌谷駅から早雲山駅まで向かいたいわけだが点検のために運休になっており、代行バスを利用する必要がある。混雑を懸念していたわけだが、全然ガラガラであり余裕であった。

バスは山をぐんぐん下っていき、10分くらい?で早雲山駅に到着した。今回はここ近辺にホテルを確保した。数分歩いてホテルに到着する。今回予約したのはホテル佳山水というところで、夕食朝食込みで15000円程度だった。一人でも泊まりやすいのと、部屋数が少ないのが特徴だと思う。
— ポタージュ (@_2pt) 2026年1月19日
16時10分ごろにチェックインをすませて部屋に入る。夕食は18時にしたのでそれまでしばし休憩。本でも持って来ればよかったのだが、持ってくるのをすっかり忘れていたので適当にパソコンを開いてプログラムを走らせたりしていた。
気づいたら18時になっていたので夕食会場へ。旅館のいい感じのご飯といった感じである。お造りも分厚くてでかい。お米が非常に美味しかったので2回もおかわりしてしまった。食べ盛りすぎる。

ごちそうさま。部屋に戻ってすこしのんびりした後、大浴場に向かう。客室数が少ないだけあって大浴場は独り占めでき、硫黄を感じられる白濁したお湯を堪能した。源泉は先ほどみてきた大涌谷で、蒸気造成混合泉とあった。ジオミュージアムでさっき蒸気井とかみたなあとか、空気に硫黄が触れると白濁すると言っていたなあと思うなど。独占できたのは少し遅めの時間に行ったおかげな気はする。年寄り宿泊客が多い気がしており、偏見だがそういった人たちは夕食前とかに行っていそうだと思っている。
部屋に戻ってきてこのブログを書いたりするが、全然書き終わる気配がなかった。最近文量増えすぎか?と思いつつ26時くらいになってしまったので寝ることにした。疲れを取るために温泉入ったりするのに、旅館だと朝8時とかには起きないといけないわけで結局睡眠時間削って身体にダメージ入ってる気がする。ちなみにここまでで約6000文字である。
時刻は午前2時過ぎおやすみなさい。
1/20(火)
おはようございます。7時30分にセットしていたアラームの音を聞きつつ、何度寝かをしてから布団から脱出。朝食の時間までの間に温泉に入るための早起きだったので、急いで大浴場に向かう。
昨晩とは男湯と女湯が入れ替わっており、どうやら露天風呂があるらしい。
と思って露天風呂側に来た。ヒノキの大きい桶風呂だったのは雰囲気よかったが、色の透き通ったお湯になっていて、全く硫黄成分がなさそうだった。温泉というよりは、単に外気を感じるだけになってしまった。
仕切り直して内湯にも入る。こちらは昨日と同様、硫黄感バリバリで整った。おかげで目が冴えました。
急いで部屋に戻り、朝食会場へ。これは健康朝食。

ごちそうさまでした。
9時半をすぎ、色々準備をしてホテルをチェックアウト。とてもよかった。ぜひまた来たいと思えるホテルだった。
早雲山駅まで歩き、箱根ケーブルカーで強羅方面を目指す。改札内から出てくる人はそこそこいたが、改札に入っていく人は時間が時間なのもありガラガラだった。おそらくこの時間にホテルをチェックアウトしたような人しか乗らないのだろう。自分と、観光客2人組だけを乗せて9時48分に早雲山駅を発車。

約10分かけてひたすら一直線に山を下っていくが、途中で1人おじさんが乗ってくるだけで、ガラガラの状態で強羅駅に到着。強羅駅には折り返しに乗ろうとするたくさんの観光客がいた。とはいえ全員着席できそうな人数だった気もする。

少し時間があったので地下道を通って、お手洗いなどすませておく。お手洗いの横にポーラ美術館行きの無料送迎バスの待機スペースがあったのでそこでしばし待つ。5分ほどするとマイクロバスがやってきた。バスに乗る。10時15分になり、自分と、ソロ旅行客と2人組旅行客の4人をのせてバスは発車した。
仙石原の山の中を走っていき、所要時間8分ほどでポーラ美術館前に到着した。よくこんな山の中に美術館を作ったものだなあと思ったりするが、山ではありつつも使いようはないため土地があるにはあるし、観光客は来るからなのだろうか。

いまの時期には「SPRING わきあがる鼓動」という展覧会をやっていた。初めて箱根という土地に焦点をあてた展覧会らしく、初めて箱根に来てどういう土地か知りたかった自分にある意味ぴったりだ。(以下は美術素人による感想です)
キラメキとかのラーメン屋にあるチケット購入機と全く同じものが美術館のチケット自動券売機になっており、ラーメン屋やん、という感じになって雰囲気を削がつつも、会場チケットを購入する。学割とフリーパス保持のダブル割引が効く。エスカレータを降りて会場に入ると布と空気のインスタレーションが出迎えるが、その次には歌川広重など東海道五十三次の箱根宿の絵がいろいろとある。絵の箱根峠険しすぎだろ、と思ったが昔の人にはそのように見えていたということだろう。
海外からの画家も箱根を描いていたらしい。また、箱根の温泉の絵もあったわけだが、これは江戸などの人々へ温泉に行きたいという気持ちを掻き立てるようなものになっていたらしい。
陶芸とか色々ありつつ、エスカレーターを降りて次のフロアへ。ここからポーラ美術館のもつ絵画コレクションの展示がメインなのかな、という感じ。モネの睡蓮の池とか。サン=ラザール駅の鉄路という作品をみて、モネってこういう近代建造物も描くんやなと思った。睡蓮のイメージが強くすっかり自然っぽいものばかり描くものだと思っていたため。

点描画を始めたとされるスーラの作品展示もあった。色彩のサイエンスっぽいところに興味があったらしい?
ルソーの絵ってなんか一昔前の生成AIっぽい?
最後に対峙するPixCell-Deerに出会う。レヴュースタァライトのキリンっぽい。


展示会場を出る。
別の展示室のコレクション展を見たりする。
また別の展示室では、日常のエレガンスとして西洋近代の化粧セットが展示してあった。そういえばポーラは化粧品メーカーだった。
見尽くした。一応お土産コーナーとかミュージアムカフェとかレストランのメニューをみたりもする。レストラン入ってもよかったがちょっと高いか。とはいえ美術館のレストランだしこんなものだとも思う。
エスカレーターをあがりながらも、ラーメン屋のチケット購入音みたいな、券売機の音が美術館の静寂な中央ホールに響くのがやはり気になる。
適当にスマホからアンケートに答え、モネの絵画のポストカードをもらうなどする。少なくとも某Vtuberの紹介がこの美術館訪問のきっかけになることなどを書いておいた。
時刻はちょうど12時を過ぎたくらい。外に出た。せっかくなので外の遊歩道も歩くことにした。遊歩道の方に向かいながら、次のバスについて調べる。無料送迎バスはポーラ美術館発のものは毎時0分と30分らしく、ちょうど行ってしまったようだった。google mapによれば、12時13分に強羅方面行きのバスが来るらしいとのことで、遊歩道を悠長に歩いている場合じゃなさそうなことに気づく。遊歩道の最短ルートを踏破し、急いでバス停方面に戻るとちょうど路線バスが来た。タイミングが良い。先ほどの送迎バスはたった8分で強羅駅との間を結んでいたわけだが、その代償か少し運転が乱暴だった。一方で路線バスは15分ほどかかるが乗り心地がよかったような気がした。

12時30分ごろに強羅駅前に到着した。バスを降りて踏切を渡ると、バスの扉が締まって走り出し、バスも踏切を渡り、転車台的なところに乗ったので、そこをみていると期待通り台が180度回転した。路線バスでこういうのやってるのあまりなさそう。
昼食にちょうどいい時間なので、箱根そばなるものを食べたいなあとか思っていたが、有名店はどうやら定休日っぽい。そこで別の店に行こうということで、また有名店である田むら銀かつ亭本店へ。いまいちシステムがよくわからないが、道を挟んで旧館があり、名物である豆腐かつ煮定食ともうひとつの何らかだけが食べたいならそちらに行ってくださいみたいな看板が立っていた。素直に従って旧館前に行ってみたが特に案内もなくよくわからなかったので、とりあえず待ちの名前を書いておく。本館の方でも順番待ちのEPARKの端末を登録しておく。
たかだか2組待ちくらいだったので、本店舗の方ですぐに呼び出しが来た。席に座り、豆腐かつ煮定食を注文する。
豆腐かつ煮定食は、豆腐カツの卵とじといったところだろう。豆腐の真ん中に豚ひき肉が挟まっているという形になっている。食べようと持ち上げるとひき肉と豆腐が分裂してしまいどう食べたものかと少し困ってしまったが。だしも効いており優しい味わいで美味しかった。けっこう量もあった気がする。

なお、この店も外国人の方が多く、左隣の客は英語を喋っており、右隣の客は韓国語を喋っていた。左隣の客が退店時に美味しかったですと伝えようとしたのだと思うが、店員に「オイシイデース」と言っていたのが印象的。
食後のお散歩ということで再び踏切を渡ってケーブルカーに並行した坂を登っていき、強羅公園へ。入園料として650円かかるらしいが、フリーパスを持っていれば無料で入ることができる。wikipediaによれば、日本初のフランス式整型庭園と銘打っているが、フランス式庭園の形式で造成されているわけではない。とのこと。
中央線に対して脇道のところにはガラス工房とか色々施設がありつつも、熱帯温室で植物を見たりなどした。

庭園の中央には、噴水とヒマラヤスギがある。このヒマラヤスギはフランス式庭園の中央線に対応する位置にあるっぽい?

一旦庭園の最北まで来た。そこからはケーブルカーの公園上駅が近いが、残念ながら時間が合わないため歩いて強羅駅まで戻ることにする。
なんとか13時53分発の箱根登山電車に間に合った。1駅だけ乗って、次の彫刻の森駅で下車する。

彫刻の森美術館は、歩いて2、3分ほどで到着。ここでも学割とフリーパスのダブル割引を効かせてチケットを購入し、入場。知らなかったが、フジサンケイグループが持っている美術館らしい。いわれてみればフォントがフジテレビのそれだ。

トンネルを抜けると広場に出る。左右に幾つか建物があるが、右側、本館ギャラリーは展示入れ替えで休止中らしい。左側、マンズールームなる部屋ではマンズーという彫刻家の作品がひたすら展示してある。ひたすら死に感する彫刻をやっている。もうひとつ、アートホールでは名作コレクションと題していろいろ展示があったが、そこには万博のイタリア館で見た空間における連続性の唯一の形態か?と思ったがちょっと違うようだ。空間の中の一つの連続する形とある。captionの名前が違うだけで同じ?

建物を出る。屋外美術館なのでお散歩するとちょっと面白い。星の庭やネットの森(ネットの森は子供しか遊べない)で童心に還る。

ピカソ館へ。ピカソを取り上げているのがなんとなくテレビ系列らしい気もする。どこに彫刻の森要素があるのかなとか思ったが、ピカソは人生の後半では陶芸に熱意を燃やしていたらしい。たくさん顔の展示があった。

道を戻って一瞬カフェの中を通過。そこを出ると左手に足湯エリアがありつつ(タオル販売もあり優しい)、右手に塔が立っている。幸せをよぶシンフォニー彫刻なるもの。内部壁面はステンドグラスで覆われている。とりあえず登りたくなる中央の螺旋階段を登り、頂上をめざす。
頂上からは箱根の山々が見えるわけだが、時間の都合と、何度も見たからいいかということで降りる。手すりの間から見える地面が遠く、足がすくむ。

順路途中にあったいい彫刻。床に密着している。毎日これがいいです。

目玉焼き。

出口までやってきた。色々と見て楽しめた。
美術館を出て、駅の方面とは逆側にしばらく歩き、千条の滝を目指す。google mapを見ながら進むと、源泉の宿 千條に行けそうな道に行くのがよさそうに見えるが、実はフェイク。これでやられた。google mapのクチコミをよく見ると「千条の滝通りを進んで、金型はこね荘の看板がある、両側が工事中の道へ左折します。」とある。道を多少引き返し、千条の滝通りを小涌谷駅方面に進む。金型はこね荘の看板を発見する。右折し、正解ルートである金型はこね荘に行ける道を通る。確かにすごく工事している。道を進んでいくとコンクリート舗装が終わり、山道に入る。だんだん工事の音が聞こえなくなり、川の流れの音だけが響くようになる。
彫刻の森美術館から30分で千条の滝に到着。少し迷ったので想定より時間がかかってしまった。千条とかいてちすじと読むらしい。名前の通り、水が千本の糸となってちょろちょろと流れている。近くにあった案内板によれば、箱根三名滝のひとつとされているらしく、明治期には近くに茶屋まであったらしい。自分以外には誰もおらず、水の音だけが聞こえていた。


そろそろ箱根にお別れを告げる時間になってきた。道を引き返して小涌谷駅方面に向かう。時刻はちょうど16時で、田舎にありがちな16時を知らせる放送が響いた。
早歩きで千条の滝通りを降りていき、16時8分ごろに小涌谷駅に到着。トイレをすませて構内踏切をわたると、ちょうど踏切が鳴り出し、強羅行きの列車が駅に入線。ここで交換待ちするのか、しばらく停車するようだ。少しすると、箱根湯本行きの列車が急な坂をくだってやってきた。

16時13分に列車は出発。ここから約30分、ひたすら坂を降り続ける登山鉄道の旅が始まった。少しすると、宮ノ下温泉街の案内アナウンスがあり、宮ノ下駅に到着。ここからはスイッチバックをしながらの区間になっていく。くねくねと急勾配急坂を下る隣車両の車体が見える。まず上大平台信号場でスイッチバック。次に大平台駅でスイッチバック。そして最後に出山信号場でのスイッチバック。途中で箱根登山鉄道は日本一・世界2位の急勾配を持つ路線であり、3両で最大3.6mの高低差ができるといったアナウンスが入る。大井川鉄道が日本一急なんじゃなかったっけ、と思ったが、あちらはアプト式という方法を採用しており、このアナウンスでの数字はいわゆる普通の鉄道である粘着式での数字であるらしい。それでもかなりの急坂を列車に乗っていても体感できた。塔ノ沢駅を過ぎ、あっという間に箱根湯本駅に到着した。

非常にうまい接続で小田急ロマンスカーが止まっていたわけだが、ロマンス不足により乗車を拒否されてしまったため、一旦降りて、軽く箱根湯本駅周辺を歩いてみることにする。とはいえそこまで時間に余裕もないので駅前商店街をふらついてお土産を買うだけである。
その中で目についたのが丸嶋本店の温泉まんじゅうだ。とりあえず箱の16個入りと、バラを2つ購入しておいた(1個100円)。お土産としてちょうどよさそうである。

箱根湯本駅の下にあったえゔぁ屋。そういえば第三新東京市は箱根だった。一応履修済みでありつつそこまでちゃんと覚えているわけではないのだが、芦ノ湖から見える山のどれかはエヴァで見た気がするなあというのを思い出す。
お土産も買ったし軽く散歩もしたので、小田原方面の電車に乗ることにしよう。もうここからは首都圏などでみるような普通の電車を乗り継いで行くことになる。とはいえ、登山鉄道線だからか、比較的スピードもゆっくりだった気がする。数駅過ぎ、小田原駅に到着。箱根フリーパスはこの小田原駅までが有効範囲なので、一旦ここで改札を出て、ICカードで入り直す。

さて、ここからはこの旅の真の目的であったみそきんを食べるために東京駅に向かうだけである。小田原駅から東京駅に向かうならJR東海道線で行くのが早くて楽だが、1520円くらいする。そこで、お金をケチるためと、乗り潰しも兼ねて小田急小田原線で東京都に侵入することにする。このルートであれば1060円ですむ。

17時49分発の快速急行新宿行きに乗車。半分寝つつ東京方面を目指す。本厚木とか海老名とか町田あたりで乗降が多かった気がする。80分ほど乗車し、代々木上原駅でホーム反対側に止まっていた千代田線に乗り換える。19時31分に二重橋前駅に到着した。ここからは東京駅八重洲口側を目指す。行幸地下通路を通るが、なんだかすごく寒い。山の上だった箱根なんかよりも全然寒い。これが寒波ですか、といった感想。北地下自由通路を抜けて東京駅一番街に到着。南下する。ちょうどこの時期はホロライブが壁紙をジャックしていたりするようで、ポップアップショップもホロライブ仕様だった。常設もあるのにポップアップもするんですね。とか思っているとラーメンストリートに突入した。どこに店があるのかあんまりよくわかってなかったが、歩いていたらわかるような感じにはなっていた。ここでしばし一緒に入店する友人を待機。
20時を少し過ぎて友人と合流できた。どうせ誰か誘うだろと思って適当に2人分のチケットを取っておいたのが正解で、1年ぶりくらいに会う機会が作れた。彼は自分と同じで博士課程の学生(で自分と一緒に浪人したはずなのに気づいたら飛び級して時空の歪みが戻っている)であり、生成モデルの研究をやっているが、中々楽しそうにやっているようだった。会話の内容はここには書けないかもな。
ここで簡単にみそきんのチケット予約の仕組みについて説明しておく。みそきんのチケットは、8月中旬くらいから、ぼぼ毎週月曜日の20時から販売が開始される仕組みになっていた。そこで購入できるチケットは時期によるようだが、自分が取った頃はもうほぼみそきん店舗がそろそろ閉店するという終盤の時期だったのもあってか、その12月22日の予約争奪戦では、1月19日から2月15日までの期間で予約を取れるといった感じになっていた。Livepocketというチケット販売サイトで予約を取るわけだが、そのサービスを利用するための会員登録をした後、購入時に押し負けないために先にクレジットカード情報を登録しておくことが重要である(多分)。記憶になかったが、友人の音楽コンサートのためにこのサービスを使っていたようで、知らないうちに会員登録してあり、パスワードを思い出すのが大変だった。実際の予約バトルでは次のようにチケットを勝ち取った。まず20時になったと同時にLivepoketの特設ページにアクセスする。そうすると、万博の予約を彷彿とさせる待機ページに飛ばされるので、5分とか待機する。そうすると、予約選択ページに遷移できる。この段階でもいくつかの時間帯はsold outの表示になっており、人気の高さを窺い知ることができた。いつでもよかったし何席確保するかも迷ったが、誰か呼ぶか、ということで適当にこの遅めの時間を選択して2席分の購入ボタンを押すすることで、無事勝利を収めることができた。
みそきんの並び列に並ぶ。基本料金(1人あたり1260円)は予約時に払っているので、券売機では、アップグレードやトッピングを購入するシステムになっている。せっかくだしということで特製みそきん(+350円)と麺の大盛り(+150円)、そして半ライス(+150円)の券を購入した。こうやってみると結構高いが、最近ラーメンも高くなってるし値段には目を瞑ろう。というかそもそも往復で2万円以上かけているわけなので一杯2万円以上の価値があることになっている。

席に案内され友人と談笑しているとラーメンが着丼。いただきます。
前評通り、まろやか白味噌ベースに、にんにくのパンチがかなり効いている。具のおかげかもしれないが、なんとなくザクザク感もある気がする。麺もスープに絡んで素直に美味しい。チャーシューも分厚く柔らかい。ライスも進む。最後には残ったスープに残ったライスを入れて雑炊のようにして完飲した。ごちそうさまでした。これだけちゃんと美味ければ2万円以上かけて来た価値はあったといえよう。今考えれば、味がすごく京都北白川にある福仙楼という中華そば屋(家の近所にあり非常に美味い)の、福仙楼そばに非常に似ている気がした。この話を研究室の友人に話したら、ラーメン一発目から福仙楼そばに到達できてるのすごくね?という話になった。たしかにそうかもしれない。

退店。今日はこのまま友人の家にお世話になることにした。京都に帰ってもいいが、東京にいようがやることは変わらないためである。
JR東京駅の改札に入り、7/8番線ホームへ。上野東京ラインの列車に乗り込み上野へ。その後、常磐線に乗り換えて北千住へ。来たことあったっけと聞かれ、何年か前に一度泊まっているという話をしたがすっかり忘れていたようである。治安がどうかは知らないが(夜中3時くらいにうるさくなったりするらしい)、結構便利そうな街だなあと思う。
友人宅に到着し、温泉まんじゅうを食べたりとか軽い作業とかをして就寝。おやすみなさい。
1/21(水)
おはようございます。10時半くらいに起きる。友人は11時くらいに起きてきた。全く予定を立てていなかったのでどこ行こうか迷ったがとりあえず目星をつける。昼飯どうしようかな〜なんとなくバーガーキング行きたいな〜という話をすると、近くにうまいハンバーガー屋あるぞ、ということになったので、そこに連れて行ってもらうことに。
北千住駅西側のBOSSA BURGERへ。とりあえず店の名前のはいっているBOSSA BURGERを注文。セットでルートビアも飲めるようだったので、ルートビアセットにした。
でかいハンバーガーが運ばれてきた。オニオンリングを挟んだバーガー普及委員会としては、オニオンリングが挟まったハンバーガーが食べられることに喜びを覚えた。やはりオニオンリングだ。次はガーリックベーコンクリームチーズバーガーを食べようと思う。

ここで友人とお別れ。大変お世話になった。が、居心地がだいぶ良いのでまた機会があれば連絡をしそうだ。そのときはまたお願いします。
日比谷線に乗車して恵比寿駅まで移動する。日比谷線ほぼ乗り通しだ。今日の目的はとりあえず東京都写真美術館に行くことである。選んだ理由は特に無いが、とりあえず東京都美術館制覇へ向けてコツコツとカウントを積み上げるためである。恵比寿駅で下車し、JR駅構内を西口から東口方面に抜け、長い連絡通路を通る。この連絡通路には動く歩道もついている。それなりの距離を移動し、道路を渡って恵比寿ガーデンプレイスに到着。美術館は恵比寿ガーデンプレイスのいちばん南側にある。入り口からしてなんだかお洒落である。なおVtuberの配信情報だが、通称都写美らしい。時刻は14時であった。
タイミングが非常によく、この日は美術館の開館記念日だったようで、建物に入ると特別入場券をいただいた。今日は展示を無料で見ることができる。非常にラッキーだ。

荷物をロッカーに預けて、まずは2階へ。「総合開館30周年記念 作家の現在 これまでとこれから」とある。感想としては正直なところ難しくてよくわからなかった気もする。

最初の部屋は石内都さんのひろしまシリーズ。ひたすら被爆者の遺品の写真たちがある。次のエリアは志賀理江子さんの展示。中身としては東日本大震災関連。一番えぐみというかエネルギーを感じたかもしれない。次が金村修さんのモノクロシリーズ。ひたすらに自転車の並ぶ駐輪場とか水力学かなにかの英語教科書に描かれたドローイングが気になった。次は藤岡亜弥さんのエリア。こちらも広島関連。原爆ドーム前でのマカンコウサッポウするJKの写真はどこかでみたことあったなあと思ったりした。赤のワンピースの写真が素敵だった。毎年8月6日に平和記念公園付近を撮影した作品で、いくつか円形に人が地面に仰向けに寝ているものがあり気になった。最後は川田喜久治さんの作品。なんだかテイストがかっこいいと感じた。


B1階の展示へ。「プリピクテ Storm」と強そうなタイトル。写真とサステナビリティに関する国際写真賞らしく、最終選考に選ばれた12名の写真家の作品が展示されているとのこと。厳しい自然の写真が多い。グレートソルト湖の写真。流入河川の取水や湖面蒸発によって水量がなくなっていき、塩分濃度が高まりまくっているらしい。なんとなくこういった退廃的な自然の雰囲気に惹かれるきらいがある。スーパーセルの写真。フランス・ブルターニュ地方で撮影された発光プランクトン等がもつルシフェリンにフォーカスをあてたもの。銀板写真で福島原発を撮影したもの。目に見えにくさや手の届かなさを表現しているのかなと思うなど。



全体として興味深かった。ミュージアムショップもオシャレな物が色々売っており面白かった。そろそろ建物を出てどっかコーヒー屋でも入って論文読むか、と思ったりしていたが、美術館にありがちなチラシコーナー的なところで面白そうな展覧会を発見したのでそこに行くことにした。

先ほど通った通路で駅へ戻る。途中になぜかバナナが落ちていたのが気になった。

山手線に乗り、恵比寿駅から原宿駅へ移動。竹下通りを少し歩いて、シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]へ。『SIDE CORE特別展「新道路」』という展示会がやっていた。行くことにした理由はなんとなく面白そうだったから。表入り口からは入れず、屋外会場をみたのち裏入り口から入ってくださいとのことだったので、そこにあったチラシだけ取って言われるがままに進む。屋外会場には、インスタレーションで使われているであろう車の展示があった。じっくりご覧ください、って言われたからじっくりみてたけど、そこまでじっくりみなくてもよかったかもしれない。ある程度見たので建物へ。メイキング的な絵コンテだとか資料だとか写真などが置いてあり、どのシーンではどの場所で撮られてどうのこうのみたいなことが書いてあったりした。が、後から思うと映像を見た後に見たかったなあと思ったりした。あちら側からすれば何か意図があるのかもしれないけど。


エレベーターでB1階へ。ここでインスタレーション映像をみることになる。東京から能登半島までの道路を舞台としており、具体的には「能登半島地震・豪雨で崩れた道路」「日本列島の中心を縦断する高速道路とトンネル」「土木工事現場と震災瓦礫の仮置き場」「東京の閉鎖された高速道路」の4部構成となっている。登場人物としては主人公の女性1人であり、各地で写真を撮りながら移動していくというもの。隔たれた各土地に線を通して相互作用を実感する試みみたいなことが書いてあった気がする。関越トンネルで夢に落ちてフロントガラス上に寝たまま走るシーンや、KK線で混雑で止まってるところで車を降りて数奇屋交差点の写真を撮っているあたり、どうやって映像撮っているのか気になった。25分の映像作品だったが、短編映画っぽい満足感があって面白かった。


時刻は17時過ぎとなっていた。もうそろそろ帰路につくことを意識せねばならない時間になってきた。東京駅方面に戻るが、ひとつ行っておきたい場所があった。千代田線に明治神宮前から乗り、日比谷線に乗り換えて銀座で下車する。そのままA13出口から出て横断歩道を渡り、Apple 銀座を訪れた。1階はiPhoneコーナーとなっているようだったので、2階へ。見たかったのはMacBook ProのNano-Textureガラスの実物展示である。これは何かといえば、MacBookのディスプレイのガラスに反射防止コーティングをしたものである。そのままではあるが、反射防止フィルムを貼らずとも初めから反射防止になるというわけで、オプションで2万円くらい課金すればこれにできる。以前から気になっており実物を見てみたかったわけだが、Apple 京都にはなかったのでtwitterで調査したところ、Apple 銀座でだけ展示情報のツイートが多かったため、訪問してみるに至ったというわけである。MacBook Proが2台横に並んでいるコーナーに来た。ぱっと見はよくわからなかったが、画面に対して顔を動かしてみて光の反射加減をみると、なんだか右の方は全然反射してなくないか?一旦両方スリープにしてみたら、右のPCは全然反射してない。おおーこれはよさそう。一応店員さんにも聞いたが、こっちはNano-Textureですよ、と教えてくれた。雰囲気が掴めたので満足した。多少値は張るがこのオプションつけてもいいなあと思った。
macbookのnano-textureガラスが気になっていたところapple銀座には展示品があった
— ポタージュ (@_2pt) 2026年1月21日
手前がnano-textureだけどめっちゃアンチグレアされてて良さそう pic.twitter.com/9V058VVS43
建物を出る。東京駅に向かってもよかったが、twitterでうまいコーヒー屋を教えてもらったのでそのまま銀座の通りを南下。カフェ・ド・ランブルへ。ご丁寧にお店のお姉さんがどんなコーヒーが良いかメニュー表を提示すると同時に聞きに来てくださった。オールドコーヒーがお勧めだとその友人からは教えてもらったので、その条件と、酸味よりも苦味の方が好きです、と伝えるとブルンジがよい、ということになった。もっと苦いのがスマトラなんですね。
おじさんが豆を濾して鍋にコーヒーを落とし、それを小さいカップに注いでいく。自分の席にブルンジが到着。香りもよく、ちょうどいい酸味抑えめ苦味ありな感じで非常に美味しい。コーヒーは好きだが詳しく無いのであれだが、ちゃんとした豆を出すコーヒー屋独特の豆の香りのようなものを感じられた。

適当にこのブログのためのメモをとっていたら、あっという間に19時になったのでそろそろ東京駅方面に向かおう、ということで再び銀座線に乗って銀座駅から日本橋駅まで移動し、そこから少し歩いて東京駅八重洲口へ。前回東京に来た時に、ヤエチカでレストラン探すのがちょうどよさそうなことに気づき、今回もその中でどこかに入ることにした。と言いつつもあんまり刺さる店ってないんだよな。良い感じに安定した定食出してくれるような店があると一番いいんだけど。その中でもえびそば一幻行ったことないな、と思ったので少し並んでいたが並ぶことにした。ちょうど自分の前くらいで券売機に調整が入り、米類が売り切れにされてしまった。仕方ないので、あじわいえびみそ単品で注文。しばらく待って入店。
ラーメンが到着。この味噌ラーメンも濃厚で美味いな〜となった。米が欲しい。絶対次行く時はおにぎりも注文します。

改札に入る。東京駅から帰る時はなぜか立ち寄るのがルーティーンになっているパン屋BURDIGALAへ。ここでパンを買って次の日の朝食にするのがいつもの流れである。だいたいいつもクロワッサンとパン・オ・ショコラ(だっけ?クロワッサン生地にチョコが入ってる)と、たまにクロックムッシュを購入している。ちなみにスタンプが火曜日は5倍になる。ちなみに今回でスタンプが14/15貯まった。次行けばスタンプがフルに貯まる。京都のパン屋のポイントカード持ってないのに東京のパン屋のポイントカードは持ってるの不思議すぎる。
朝適当にとっておいたEX予約の新幹線特急券を発券し、先に買っておいた学割の乗車券とともに新幹線改札を通過。普段であれば終電で帰るわけだが、今回は米原あたりが雪予報らしいと聞いてこの寒波で新幹線が止まられると困るし、京都も大雪警報が出てるっぽくて少しびびったので、京都に帰ってもバスが走ってる時間に調整した。
少しだけ時間があったので、売店に寄ってラーメンが少なくて帰ってから空腹になる可能性を考慮して駅弁のチキン弁当を買っておいた。
帰るよーん pic.twitter.com/vXU6kJg33d
— ポタージュ (@_2pt) 2026年1月21日
無事新幹線に乗車。20時39分に出発。こののぞみ93号は岡山行きの終電。寝ていると京都に到着。時刻は22時49分。
今日のタワー pic.twitter.com/RVKoK4JA1p
— ポタージュ (@_2pt) 2026年1月21日
京都駅前バス乗り場に着くと、ちょうど最終の7系統がやってきた。京都駅前から自宅までの終バスの発車時刻は23時ちょうどである。
銀閣寺道で下車。日を跨ぐことなく帰宅できた。せっかくチキン弁当を買ったが、なんだかんだ疲れていて風呂に入ってそのまま寝てしまった。このチキン弁当は明日の朝ご飯になった。





