ポタージュを垂れ流す。

マイペースこうしん(主に旅行)

善光寺の御開帳を見に行った

7年に1度ということで、長野の善光寺に御開帳を見に行きました。メインはこれでしたが、途中で気になるスポット(松本、糸魚川など)も回収しつつ、北陸の第3セクター区間もそんなに乗る機会もないかな〜ということでルートを策定。本当に旅行するかどうかは前日まで迷っていましたが、まあやっちゃえ、と思ってやることにしました。

6/28(火)

京都から長野方面行くのけっこう時間がかかって何使おうか迷ったのですが(高速バスという選択肢もありえた)、途中でどこ降りるか迷ってたというのもあって鉄路を選択。遠いので鈍行だと時間がかかって疲れるということで特急に課金。新幹線で京都から名古屋へ向かい、そこで乗り換え特急で松本へ向かう。

松本駅に到着。クッソ暑い。

ちょうどお昼だったので信州そばでも食べるかということで、駅前の立ち食いそば屋さんで昼食をすませる。松本は山賊焼きが有名らしいので、山賊焼きセットを頼んでみた。

そば

松本といえばここだろ、ということで、松本城にきた。黒くてかっこいい。

松本城

少し前に松本城のお堀のコイがめっちゃ群がってる画像でバズってた記憶があったので、コイいるかな〜と探したのだが、1匹くらいしか見つけられなかった。みんな暑さでやられちゃってるんですかね。

他の人には松本城以外の松本市内の観光地思いつきますかみたいな質問してたみたいで面白かった。そういう質問を僕にもしてほしかった。

駅とお城の間に四柱神社という願い事結び系の神社があったので院試合格などをお願いしておく。

四柱神社

縄手通りなどを歩き、松本市美術館へ。松本は草間彌生の出身地みたい。

松本市美術館

大いなる巨大な南瓜

途中で深志神社とかいうのがあったので立ち寄りつつ、松本駅に戻ってきた。駅前の温度計は38度を指していた。暑い。

駅中のnewdaysで水を購入。おいしい。

恒例のスタバスタンプ埋め。長野に行く途中に通過する姨捨あたりで日没時間を迎えたかったので少し時間調整 兼 事務作業。

8つ目

いい感じの時間になってきたので、夜ご飯を食べる。量めっちゃ多くてハーフも選べたのだが、持ち帰りができるみたいなこと書いてあったのでそうすることにした。キャベツもおかわりし放題。本当はおかわりしたかったけど、時間の都合上断念。

山賊焼き

普通列車に乗って長野方面へ。姨捨駅で下車。次の電車まで50分くらいある。

日没前の姨捨

ちょっと歩くと公園があるので、そこでぼーっとしていた。

日没後の姨捨

日本三大車窓と言われているだけあって綺麗ですね。ここ以外だと狩勝峠は制覇しているのであと残るのは九州ですかね。

普通列車に乗って長野駅へ。駅も御開帳モードになっていた。

長野駅

駅近くのドミトリーに宿泊。1泊2500円で安く、そこそこ綺麗だったので良かったように思う。リンクを載せておこう。

nagano.mashcafe-bed.com

ネットの速度が異常に速かったのでパソコンで作業する人にはかなりおすすめかもしれない。

6/29(水)

朝6時台に起床。善光寺へ向かう。この日が御開帳最終日になっていた。

7時半くらいに到着したが、既に御朱印のところは1時間以上待ちになっていた。他はそこまで混んでいないとはいえ、この時間にしてはかなり人がいるように感じる。

回向柱

7年に1度しか見れない前立本尊を見て、御印文頂戴とか、お戒壇巡りとか、やれることは全部やった。朝早かっただけあってか、待ち時間はほぼなかった。(ちなみに本堂内は撮影禁止です)

captionはよく読もうね

善光寺を後にして、権堂駅方面へ。

商店街を歩いていたらめっちゃ味のある映画館を見つけていいですねになっていた。

映画館

かつて成田エクスプレスとして使われていた車両に乗って小布施へ向かう。小布施駅到着前には「栗と北斎のまち、小布施です」というアナウンスが流れていた。

北斎館へ。葛飾北斎の絵をいっぱい見ることができる。入館料が1000円でちょっと高いが、葛飾北斎は多くの人は知ってるので大抵の人は楽しめそうに思う。

実際に刷ってあるのはじめてみた

竹風堂の小布施本店へ。旬の時期ではないが、栗が食べたかったので。山家定食を注文。当然美味しい。栗おこわもよかったが、ニジマスの甘露煮も味噌汁もよい。りんごジュースがサービスで出てきた。

山家定食

途中のスーパーで飲み物を買いつつ、岩松院へ。葛飾北斎が描いた絵の中で最大規模の作品である八方睨み鳳凰図が描かれている(撮影禁止)。また、小林一茶が『やせ蛙まけるな一茶これにあり』の句を詠んだ蛙合戦の池があったり、福島正則の墓があったりする。

お寺のガイドさんが20分に1回説明してくれる。ガイドの時間外でもいろいろ教えてくれたりして面白かった。

蛙合戦の池

小布施駅付近に戻る。モンブラン朱雀をいただく。ウマイ

モンブラン朱雀

思ったより早く回れてしまったので、少し足を伸ばして湯田中へ。バスに乗り換えて渋温泉へ。いくつかのサイトには16時までと書いてあって、この場合は時間的に無理だったが、公式をみると17時までとのことだったので、公式を信じた。

渋温泉には共同浴場が9つあるが、その中で渋大湯だけ日帰り入浴可能。観光案内所で入浴券を購入し、近くの旅館の人に大湯の鍵を開けてもらう。

入浴券 ポストカードになっている

お湯が熱いという話を聞いていたが、確かに熱い。脱衣所の床もかなり熱い。お兄さんに話しかけられる。

渋大湯

浴場の建物から出ると、外の方が涼しかった。明らかに熱中症になりかけていたので金具屋旅館前にあった自販機でポカリを購入。一瞬で1本がなくなった。日陰で休憩。

ところで、金具屋旅館というのは千と千尋の神隠しの湯宿のモチーフになったとも噂されている旅館で文化財指定もされているらしい。

金具屋旅館

ちょっと温泉街を散歩し、そろそろ帰るか〜と戻るバスを調べたら1時間半待ちみたいな感じだったので、仕方なく湯田中駅まで徒歩で向かう。

のどかですね

湯田中駅に戻ったが、電車の時間を間違えており1時間待ちみたいな感じになってしまう。駅前温泉があるのでそこで時間を潰す。中でさっき渋大湯で会ったお兄さんに再会して少し話す。

温泉むすめのパネルを見つける。

いい時間になったので駅へ戻り、電車に乗って長野駅へ。信州中野駅で乗り換える。

長野駅到着。あっさりしたものが食べたかったので再びざるそばをいただく。

信州そば

普通列車でひたすら北上する。

上越妙高駅で降りる。今日はここで泊まることにする。

マンガ読んでたら寝れなくなった

6/30(木)

おはようございます。

上越妙高駅から糸魚川駅まで新幹線を利用。

フォッサマグナミュージアムへ。

自分は正直あまり岩石とかには興味がないが、プレートとか大陸とかの動きには興味があるタイプの人間。地理を勉強してるだけでは出てこないような地学的な話を見ることができて面白かった。糸魚川近辺で取れるヒスイが日本の歴史に重要なものになっているみたいですね。

地震計とか置いてあって計測器オタクはニチャつき顔になっていた。

宝石の国の伏線回収か?

ちょっと時間があったので長者ヶ原考古館にも立ち寄ってみたがあまり興味をそそられる内容ではなかった。歴史に対する興味が浅い。

遺跡にも行ってみたが虫が多くて単純に嫌な気持ちになって戻ってきた。

お昼時になったのでご飯屋さんを探す。B級グルメとしてブラック焼きそばというものがあるらしいのでそれを食べる。

糸魚川ブラック焼きそば

ランチサービスでコーヒーがいただけた。中華料理店なので、次来る時は是非麻婆豆腐を食べたい。

お店の向かいあたりに相馬御風の宅みたいなのがあったが時間の関係で断念。早稲田大学の校歌作った人らしい。

海が見れる展望台があったので登ってみた。西の方を見ているが、東の方にはヒスイ海岸なるものがあるらしい。

展望台から南の方を見ると、フォッサマグナの凹みを感じることができた。

フォッサマグナ

マンホールカードを回収。キターレ内には糸魚川大火についての展示がしてあるが、机やイスがある多目的スペースみたいになっており、JKが勉強していた。キターレ付近は2016年に大火があって焼けてしまったエリアになるらしい。現代になっても大火といった概念が発生しうるというのは驚きである。それもあって雁木がやけに新しかった。

糸魚川駅に戻り、駅の中にあるジオパルへ。糸魚川ジオパークの説明とか、トワイライトエクスプレスの再現車両とか、デカい鉄道模型があったりした。

糸魚川を後にし、ひたすら京都方面へ向かうことにする。途中何処かに立ち寄る時間はあったが、乗り換えを何回もするのが面倒だし、途中で立つのは嫌だな〜と思ったのでそのまま帰ることに。きっとまた来るでしょう。

ここでわざわざ上越妙高から糸魚川まで新幹線を使ったことの伏線回収。北陸新幹線を、新幹線eチケットを利用して東京〜上越妙高から乗車し、糸魚川〜金沢間に到着するという条件を満たせば北陸周遊乗車券というものを購入することが可能となる。これだけで北陸の第3セクター区間を抜けることができ、近江塩津や長浜まで行けてしまうので超お得。

北陸周遊乗車券

ひたすら西へ。

富山駅からめっちゃ人が乗ってきた。途中で通る高岡はいつか観光したいと思っている。

金沢に到着。

北陸に行ったらいつも買っているますのすしの駅弁を購入。

進行方向左手に北陸新幹線の高架を見つつ、敦賀に到着。湖西線経由の京都行きに乗り換える。

到着

おつかれさまでした。ギリギリ学食に間に合った。

行程表

6/28(火)

6/29(水)

6/30(木)