ポタージュを垂れ流す。

マイペースこうしん(主に旅行)

【検証】10万円貯まるBANKに内圧で自発的に壊れるまで500円玉を詰め込み続けると◯◯◯円入る

2026年6月17日。ついに10万円貯まるBANKに500円玉が入らなくなってしまった。

契機

そもそも500円玉貯金を始めようと思ったのは、毎日大学の正門前に来るお弁当屋さんがきっかけといえる。そこで毎日550円のお弁当を買って、1050円(または1100円)で払うと必ず500円玉がお釣りとして戻ってくる。それを貯めてみようと思い立った。

自分の日記を遡ったところ、購入日は2024年6月1日、京都ロフトで購入しているようだ。それから2年、ついに限界がやってきた。

「貯金箱に入らなくなる」の定義

こういう貯金箱って大体「入らなくなる」状態を持ち主側が決めてしまうことが多そうに思うが、本当に入らなくなる「限界」を目指した。

レギュレーションは次のように定める:

「貯金箱自身が壊れて、容器を押さえていないと500円玉が溢れ出してしまう状態」を「限界」と定め、その時点をもって開封を行う。

入れようと思っても出てきてしまう状態、つまりお金を貯められず貯金箱の責務を果たすことができないこの状態を限界と定めるのは妥当という判断。

経過

5月中旬の時点では、500円玉を普通に入れようとすると立って状態で、頑張って横から滑らせないと入らなくなっていた。そろそろ厳しそうし、せっかくだし研究室のみんなに見てもらおうと研究室に持って行った頃の状況では、だいたい次のような見た目をしていた。

若干歪んでる気もするけどまだ普通

6月にも入るともはや原型をとどめていない。

別物で草 部屋に放置していたので勝手にTake Freeにされている

この間に何が起きていたかと言うと、面白がった研究室の友人たちが本気を出し始めた。

  • マイナスドライバーやペンチ、針金などを使って500円玉が入るよう内部を整理する
  • それでも空間が足りなくなってくるので、容器の底や天面を拡張するように床に落としたり叩いたりして形を変形させて容量を増やす

という戦略でひたすら500円玉を押し込み続けた。これらを行うと振っても音が出ないほどギチギチだったはずが振ると音が出るようになる。なお、みんなもお弁当屋さんのお釣りで得た500円玉を入れ始めて貯金が加速している。入れた分は私がPayPayや1000円札で返金するので、毎日昼ごはんを食べる度に2〜3000円なくなる。それなりにボコボコになってきてもう無理っしょwとかみんなで言っていた5月末の時点から追加で50枚入った。可能性を甘く見すぎていたようだ。

ある日も容器をぶつけて変形させていたら剪断変形して横に隙間ができてしまい、コインを入れる穴とその隙間との間で光が漏れ出てくるみたいな状況になった。レギュレーション違反に近い状況にはなったがまだいけるということになり、ぶつけてその穴を塞ぐ変形を行い続行。

そんなわけで昨日も、ずっしり重い貯金箱が振っても音が出なくなってしまったので拡張しようとぶつけたら横からパックリいかれてしまった。横からコインを入れてみると2枚くらいは入るけど、それ以上入れようとするとこぼれてくる。閉じようとがんばっても閉じないというわけで、ついに限界という判定を下した。

開いてしまった

立ててみる

限界の判定を受けた貯金箱さん

開封の儀

おそらく普通なら天面側から缶切りとかで開けるのだろうが、変形しきってしまったので無理で、むしろ横から開いるのが好都合だった。まるで果物の皮剥きのように開けていく。が、この金属かなり固いのでマイナスドライバー等も駆使しつつ。

貯金箱の皮剥き

500円玉がどうやって詰まっているのかが気になるところだったが、かなり構造がありそうだ。

自己組織化している

このまま剥き切りたかったが、けっこう硬くて大変そうだったのでひっくり返す。

ジャックポッド

これを並べていく。

判定員の皆さんによる集計

検証結果

10万円貯まるBANKに内圧で自発的に壊れるまで500円玉を詰め込み続けると...

190,500円 入る

統計をとる

せっかくなので統計もとってみた。どの年度の500円玉が多いのか、ってのと、造幣局の発行枚数の分布に近かったりするのか、というのを確認してみる(データ取得元: https://www.mint.go.jp/media/2026/02/nenmeibetsu_r7.pdf )。codexにぶん投げて図を作ってもらった。500円玉が何枚かわからないとこの図を作れないわけだが、写真撮って枚数数えさせてもうまく数えてくれなかった。YOLOとか使ったら変わるのかもしれないと思いつつ、ここはまだ人間の方が上手か。

(友人が何枚か入れた分の500円玉を6枚ほど回収して行ったので、枚数は上のものとは一致していない。)

年度別に並べる

緑が造幣局提供の発行枚数(H12からR7での割合)で、青が今回集計した枚数(全体の割合だが、実際の枚数を上に表示している)。なんとなく多い年は多めで、少ない年は少なめな気も、似ているような似ていないような...どうだろう。

集計結果


これって、トリビアになりませんか?

*1*2

*1:ツイートしたらいくつか「安全率2だ」というコメントをもらった。最大100kgの負荷がかかる部品なら、200kgまで耐えられる設計にする、みたいな工学の概念らしい。確かに!

*2:軽く調べてみると、11万円台から14万円台あたりの報告がみられる。これらのブログは当然マイナスドライバーとか変形させたりなんかで頑張っていたりはしないので、この意味では限界ではなかったということだ。

宇都宮で餃子を食べ尽くす/那須烏山散策

2026年3月。用事があり数日間栃木県は宇都宮にいたわけだが、どうしてもやらなければならない作業があり、ほとんどホテルで缶詰作業することになってしまった。自由にできるのは食事のタイミングくらいだった。宇都宮といえば餃子。そこで毎日できるだけ餃子を食べることを目標として、ホテルと餃子屋を往復する毎日を過ごした。帰り際に那須烏山市を散策したのでそれもセットで記録しておこう。

ほとんど忘れてしまっているのでtwitterからの転記が多い。

宇都宮で餃子を食べ尽くす

餃子通りのGYOZA

夕暮れの餃子通り

ザ・餃子のキャロル

記念すべき初の宇都宮餃子。餃子通りというものがあるらしいということで訪れたところ、名前の通り餃子店がいくつか並んでいた。どこも行列だったが最初はライトに行こうというわけで、比較的並びやすそうだったこちらに決定。

ラーメンと餃子のコラボセットを注文。

ラーメンは昔ながらの醤油中華そばといった感じだがスープはかなり透明感があった。

肝心の餃子は皮がパリっとした焼き上がりで羽もついており、サイズもちょうど良いように感じた。

ラーメンと餃子のコラボセット

中華園

夜に訪れた。家常麺(手打煮込みそば)が名物らしい。どんなものが来るのかという感じだったが、かなりのデカ盛りが到着。麺はかなり太め。写真から想像ができるが、白菜を感じられるやさしい味。

餃子もかなり大きめ。ここのは皮も厚めでプリプリめであった。肉汁も出ます。

どっちも猫舌には厳しく、火傷して帰ってきた。

家常麺

餃子

ドラゴン軒

今回は唯一の宇都宮駅を挟んで東側の店。アパホテルに併設されている。Lineアプリから注文する方式で、なんだか色々種類がある。何かわからないが店名にもあるしということでドラゴンオプションを選択した結果かわからないが中身が詰まった餃子が出てきた。中華料理屋のランチという感じで定食としてちょうどよかった。

ドラゴン餃子

餃天堂

人気店らしく、店の外に列のためのポールとか床にテープとか貼ってあったが、私が訪れた時は列もなくそのまま入店できた。

丸い形が特徴。焼き餃子と水餃子どちらも優しい味でありつつ肉汁で攻めてくる。もちもちタイプ。今回の宇都宮への訪問では最もお気に入り。

焼き餃子はマヨネーズと一味を一緒に、水餃子は醤油と酢とラー油を入れることが推奨されていた。

焼き餃子(食べかけ)

水餃子

香蘭

こちらも宇都宮駅西口にある人気店。

焼餃子と水餃子を注文。王道を感じる。焼き餃子はパリッとめだがちゃんと肉汁もあります。水餃子はそもそもスープがうまい。

焼き餃子

水餃子(食べかけ)

宇都宮餃子めんめん

焼き餃子はめっちゃ羽根つき。パリパリだけを食べていたこともある。水餃子は他のお店のものと比較するとやわらかめかもしれない。ワンタンかな。

チャーハンも人気らしかったので注文した。美味しかった。

焼き餃子

水餃子

チャーハン

宇都宮みんみん

宇都宮を去る前に行っておこうと訪問。餃子通りにある。17時とかはやめに来たつもりだったがやはり餃子通りにある人気店なだけありそれなりに待った。

餃子専門店のシンプル構成で、餃子とライスしか売っていない。焼餃子はパリパリとモチ感のバランスがよい王道タイプだった。水餃子は肉汁入ってます。

焼餃子と水餃子とライス

髙橋農園 釜川店

おまけ。栃木といえばいちごは外せないだろうということで、ということで見つけられたパフェのお店へ。微妙に入り口がわかりにくかったが、建物1階の看板案内を信じて2階のドアから入るとちゃんと店に到達できる。

どれがおすすめか聞いて、よさそうだったミルキーベリーとトチアイカ(¥1800)を注文。

こんだけモリモリいちご載ってるパフェがおいしくないわけがなかった。

そもそもいちごが栃木で有名なのは、日照時間が適しているとか都市が近いとかもあると思うが、農業研究オタク育つ環境づくりを頑張ったからに見える。出荷時期を頑張ってクリスマスに間に合うような品種にできたことが大きそうに見えた(栃木県庁の解説パネルを読んだ感想)。

ミルキーベリーとトチアイカ + コーヒー

那須烏山散策

宇都宮駅からは烏山線というローカル線が出ている(正確には東北本線を2つ上がった宝積寺駅から分岐している)。たまにはローカル線に乗った終点の街を散策してみたくなるものだ。

調べてみると、終点とそのひとつ前の烏山駅・滝駅はちょうどざつ旅というアニメの聖地になっているらしい。(ざつ旅って名前くらいは知ってるけどちゃんと見たことない)せっかくなので聖地巡礼っぽいルートで散歩することにした。

10:33発の列車で宇都宮駅を発つ。東北本線から分岐して烏山線に入るとたちまち市街地から離れて畑などが目立ってくる。

烏山駅には11:22に到着した。ところで、ここまで乗って来た電車は蓄電池駆動の電車らしく、烏山駅にある架線で充電をして、途中はバッテリーで走っているようだ。

烏山線の電車

ここからは東側に向けてまず45分歩く。田舎のイデアのような風景が広がっている。なんとなく実家の周囲を思い出す。

田舎らしい風景

昼食をもり食堂でいただく。ざつ旅に従ってかき揚げ丼定食を注文する。この量で750円なのはすごい。どうやらもりそば(駒板を使わないで手をあててそばを切る手駒の乱切りがこだわりらしい)とけんちん汁のセットがこの地域の郷土食となっているらしい。非常に美味しかった。

かき揚げ丼定食

壁にはざつ旅の紹介が

お店の外観

お店の前に置いてあった 漫画の該当ページ(ざつ旅 第02巻より)

西側に戻る。

長い橋

教訓

烏山城跡に立ち入ってみる。那須烏山市役所の烏山庁舎横あたりから登ることができる。

長い階段

かなりの段数の階段を登ると展望台的なところに到着する。

眺めが良い

反対側には毘沙門天が鎮座している。『当山の毘沙門天像は、京都の鞍馬寺に安置している仏像と同じ本尊と…』という説明書きが気になった。いろいろスタイルはあるけどそれと同じ系統の作例だということだろうか。鞍馬寺くらい登らされたしこの先の城址のスギとか石垣の感じとかも鞍馬寺っぽい。

毘沙門天

近代化遺産として防空監視哨などもある(戦時中の飛行機飛んできてるのを偵察するやつ)。

防空監視哨

ここからはいよいよ烏山城跡に入っていくわけだが、すでに全て焼失しており、杉林しか残っていないと言ってしまって良い。ちょこちょこ石垣っぽいのはあるのと、自然にできた林だと思うにはやけに平らな土地が散在してるなという気もする。当時建造物があったところにマークはあるが、マニアじゃないとなかなか思いを馳せることは難しいのではなかろうか。

本丸があったらしい

橋があったらしい

城跡から降りて、烏山駅…ではなくその隣の滝駅方面へ歩く、というか少し時間を使いすぎたので早歩きでいく。ローカル線の旅行は2時間に1本とかしか列車がこないので時間にタイトなのだ。

途中かなりの坂を上るのに時間を食われたりしたが、なんとか最後の目的地である龍門の滝に到着した。滝はやっぱりいいよね。だしなんだかこの龍門の滝、流線のバランスがいい。

龍門の滝

岩の上側、写真中央と右あたりに縦穴があってそこが男釜女釜とかよばれていたりそこに大蛇が住んでてとか龍がいてみたいな伝承があるらしい。という説明を、近くの龍門ふるさと民芸館なるところで見た。その建物の1階には龍がいて願いをかなえてくれるらしい。一応挨拶はしておいたが、こちらは時間がないというのに返事が長かったので、途中で退室してトイレを借りることにした。あと最上階まで登ってみたら天井には龍の絵があったり、ちいさな神社があったりした。

1階の龍

急いで駅に向かう。最寄駅は滝駅という名前になっている。日本全国にある駅の中で一般名詞の滝といえば龍門の滝っしょ、ということだろう。

帰ります

15:43の電車で宇都宮方面に向かう。この駅からのりこんだのは自分を含めて4人。そのうち2人は観光っぽかった。乗った電車は宝積寺行きだったので1回乗り換えを挟む。無事に宇都宮駅に到着したが、烏山線はICカードが使えないので、整理券を窓口で精算することになった。

精算

東京へ

おまけ なんとなく東京駅から京都へ帰る時は構内のパン屋に立ち寄ってポイントカードを貯めるのがルーティーンになっている

山手線徒歩一周企画(後編)

2026年4月12日(日曜日)。今日は半年ぶりとなる 山手線徒歩一周企画(前編) の続きを行うことが目的で、基本的にはこれのためだけに東京へ向かう。

potaxyz.hatenablog.jp

京都の自宅で5時に起床。眠い目をこすりながら適当に準備をして外出。銀閣寺道の始発のバスで京都駅へ向かう。

6時ちょうどに京都駅に到着。まずは八条口に向かい、JR東海の全線切符売り場で新幹線の切符を購入。この時間で学割の切符を発行しようと思うとここに行かなければならなさそう。乗車券だけここで購入し、特急券はEX予約で買って受け取りをする。

朝食をどうするか迷ったが、ご飯や味噌汁を食べたい気分に。八条通をはさんで向かい側に見えたなか卯に行くことに。6時15分を過ぎていたので新幹線のタイミング的に行けるか、といったところだったが券売機で朝食を購入してチケットを受け取ったくらいのタイミングで即商品が提供された。爆速だ。

6時23分くらいには退店。地下道を通って八条通を渡って急いで駅に戻る。新幹線改札を通り、コンコースの階段を上ると乗る予定の新幹線であるのぞみ232号が到着していた。時間もないので適当なドアから乗車。6時29分に動き出した。自由席号車まで移動して着席。しばし入眠。

気づくと関東に突入。8時39分に東京駅に到着。ポケットにスマホ、身分証等の入ったカードケース、モバイルバッテリー、usb-cケーブルだけを入れ、それ以外はコンコースの適当なロッカーに荷物を預ける。そのまま近くのエスカレーターを上がって中央線に乗車。新宿駅に向かう。9時8分頃に電車を降りる。新南改札を出てSuicaのペンギン広場で前回一緒に歩いた友人1人と合流。この広場からは都庁もドコモタワーも両方が見えるんだなあとか話していると、南改札から出てしまってよくわからないことになっていたもう1人がおくれて到着。

山手線一周企画の後半戦はここ新宿駅新南改札からスタートする。

9:18 社長に挨拶

9:18 新宿駅

新宿→代々木

広場から新宿高島屋タイムズスクエアのペデストリアンデッキを端まで歩き、ドコモタワーの横を通過するとあっという間に代々木駅に到着する。なんならペンギン広場からも代々木駅は見えていた。

9:26 ドコモタワーを見上げる

9:31 代々木駅

代々木→原宿

いちど道が西に曲がり、厩道踏切をこえる。代々木駅の西口を観測したのち、南東へ進路を変えて青山街道踏切を通る。これらは山手貨物線(埼京線・湘南新宿ライン)の踏切で、山手貨物線の踏切は3つあるが、そのうちの2つがここにあるらしい。残り1つは目黒駅と恵比寿駅の間にある長者丸踏切だそうだが、今回は通過しなかった。

9:35 青山街道踏切とドコモタワー

踏切をぬけると日本共産党中央委員会が現れる。大きい。wikipediaによれば日本の政党本部ビルとしては最大なのだとか。

9:36 日本共産党中央委員会

ここからは明治通りを歩きつつ線路に近い住宅街を歩いたりしつつ原宿駅を目指す。このあたりは特徴的な建築物が多いように思えた。建築関係の事務所なんかも多いのだろうか。

9:45 GA gallery: 建築専門ギャラリー&ブックショップらしい

9:46 宮廷マンション

10:00 特殊な建物

東郷神社。東郷平八郎を祀っているらしい。(写真なし)

建物を見たりしていると竹下通りに辿り着いた。ここで友人たちが朝食を食べるぞと言い出したので、通り入り口あたりにあったゼッテリアに入店する。モーニングマフィンセットを注文。

10:06 竹下通りへ

10:16 2度目の朝食

原宿っぽく韓国っぽい店入らなかったなとかいう話に。隣にマムズタッチあったしそっちに入ればよかったやん、となったがゼッテリアも韓国ではあった。向かい側には辛ラーメンのpopupストアがある(辛ラーメンのpopupストアってなんなんだ…?)。にしても外国人もたくさんいる。京都でいう新京極商店街のようなものである。そんな感じに思っていると新京極にもあの店あったなあとか思えてくる。

10:30 竹下通り

ユニクロとか入ってるWITH HARAJUKUでお手洗いをすませる。元々IKEAがここにあったらしいが移転してしまったらしい。なお、ここからは原宿駅を見下ろすことができる。

10:47 原宿駅

原宿→渋谷

明治通りに復帰。相変わらず個性的な建物も多い。とりわけガラス張りの建物の数が目立つ。これらは戦後の開発が遅れ、供給されるはずだったコンクリートが不足したために、ガラスで建てられたことで構成された街並みらしい。というのは流石に嘘だが、再開発も進みいろいろなブランドショップが立ち並んでいるのは事実だ。時刻もちょうど11時前で、店の開店を待つ人々の姿もみられる。前回の似たような時間には秋葉原周辺にいたわけだが、そこでの開店待ちの客層とは全く異なり、小綺麗な人々がブランドショップ前に列を形成していた。

10:57 開店待ち列

10:58 ガラス張り建築

MIYASHITA PARKに到着。よく耳にする宮下公園ってこの建造物の屋上にあるんですね。自分の知っている公園といえば、当然のように地面にあるもので地上数階のところにあるとは思っていなかった。公園の概念が拡張されたように思えた。公園ではサッカーをやっていたり、ボルダリングをやっていたりした。スケートボード場もあった。スタバもくっついている。

11:05 MIYASHITA PARK入口

11:08 渋谷区立宮下公園 案内図

11:15 ボルダリングもできる 奥には運動場的なスペースもある

11:15 スケートボード場

宮下公園を降りると、あっという間に渋谷スクランブル交差点、そして渋谷駅に到着する。

11:25 渋谷スクランブル交差点

11:25 渋谷駅

11:26 ハチ公

渋谷→恵比寿

このあたりいつも工事しているし、ごちゃごちゃしてよくわからない。一瞬南西あたりをかすめ、再び明治通り、ではなくそれに並走する渋谷川沿いを下っていく。

11:29 渋谷中央街

渋谷清掃工場。遠くから見えていた煙突の正体はこれであった。その傍らには旧東横線廃線跡がある。歩いている時はもっと古いと思っていたが、2013年まで地上を走っていたんですね。

11:45 渋谷清掃工場

11:46 旧東横線橋脚

関西でよくみるライフって関東にもあるんですね。

11:47 ライフ渋谷東店

横にそれると東京都交通局の渋谷自動車営業所がある。バス車庫として広すぎる。九条車庫もびっくりではないだろうか。

11:50 東京都交通局 渋谷自動車営業所

くだらない話をしていると恵比寿駅に到着した。

11:56 ガードレールの模様がめちゃくちゃ淫紋っぽい...

12:07 恵比寿駅

恵比寿→目黒

目黒までは山手線の外側を歩く。恵比寿ガーデンプレイス側はまあええでしょ、と通過せず遠くからTOP MUSEUMを眺めるくらいだった。

どろんこ山プレーパーク。調べてみるとただの公園ではなく、遊具を撤去して土山だけがあり、プレーリーダーなる人が常駐する公園らしい。ボール遊びはそもそも都会だから(?)できないし、砂場専用だと思えばこういう形態もありなのだろうか。

12:18 どろんこ山プレーパーク

12:19 Meguro City

特別区は市と似たような権限が与えられているのでCityなのだろう。

12:29 教科書で有名 光村図書

目黒駅に至る直前に昼食をとることに。野方ホープ目黒店へ。スタンダードであろう醤油とんこつ 元を注文した記憶がある。

12:44 野方ホープ

腹ごしらえも済んだので目黒駅に向かう。

13:04 目黒駅

目黒→五反田

目黒から五反田駅の間は高低差が激しく、少し坂を登ったのち、一気に下っていくことになる。気づいたら品川区に突入している。賃貸情報が掲示してあったので見るとワンルーム6畳、馬込駅から徒歩数分で8万円とある。高い。

13:15 品川労働基準監督署

国道1号線をまたいで五反田駅に到着。

13:27 国道1号線

13:29 五反田駅

五反田→大崎

ここからは目黒川沿いに大崎駅へ向かう。これまでの雰囲気とは少しずつ変わってきて、再開発のタワマンが目立つようになってきた。目黒川には、山手線の高架下を東京ウォータータクシーが通過していた。川がある街っていいですよね。

13:35 再開発のタワマンと山手線の高架下を通過する東京ウォータータクシー

御成橋公園。「おなりばし」って書いてある橋がなんか面白い。名前の由来は将軍の御成〜り〜らしい。

13:42 おなりばし Onari Bridge

大崎ニューシティから大崎駅方面へのアクセスを狙う。地方にある平成初期くらいのショッピングモールみたいな雰囲気でちょうどよい。

駅への連絡通路からはソニー本社も見える。そういえばさっきパナソニックの本社も見えたし、このあたりは製造業色も出てきており、ここまで歩いてきた地区のカラーとはやはり違いがある。

13:47 SONY本社が見える

大崎駅の改札前に到着したが、これまでの山手線駅では最も閑散としているように見えた。

13:49 大崎駅

大崎→品川

13:55 ニデックってなんなのさ

一瞬山手線の外側に出たが、ここで選択肢を誤ると後々面倒なのですぐに内側に戻る。このあたりはどう歩くかルート選択が難しい。ここを失敗すると高輪ゲートウェイあたりに近づけないとかなんとかいう話もあったりする。歩道橋を上がったり降りたりする。

14:02 歩道橋から

品川駅よりも南側にある北品川エリアを通過。御成山の坂を登って、東京マリオットホテルの横に高そうな老人ホームあるなあとか、すごそうな邸宅あるなあ(旧岩崎男爵家高輪別邸)とか思っていると、奥に大きな品川駅が見えてきた。

14:25 KEIO, Canon, Microsoft

品川駅西口は工事の真っ最中。リニアもそうだが、京急の地平化工事もあってごちゃごちゃしている。

14:32 京急品川 手前には人身事故により前面のガラスが粉々になっていた電車

14:34 リニアの広告

西側は京急線の主張が強い。JRの改札を見つけるべく駅のコンコースへ。

14:38 品川駅

東側も見てみる。

14:42 品川駅(JR東海側から)

このペデストリアンデッキから降りたところに吉野家が見えた。ここで吉野家って山手線のほとんどどの駅にもあるのではないか?という話題になった。ここまで言及してこなかったが、思い出してみるとどこでも吉野家があったような気がする。調べてみると大崎駅と田端駅以外にはあるらしい。

品川→高輪ゲートウェイ

ここから高輪ゲートウェイの再開発エリアとはかなり連続的になっている感じだ。再開発でできたであろう小綺麗な一般人でも入って良さそうなビルに入ってみる。入居店舗は一応レンタルオフィスが入っているようだが他はなにもない。いずれここも埋まるのだろうか。

14:53 なにもない

少し歩くと高輪ゲートウェイシティに到着した。3月28日にオープンしたばかりで、まだできて2週間といったところだ。かなり賑わっている。

14:58 高輪ゲートウェイシティ入り口

15:02 高輪ゲートウェイ駅

高輪ゲートウェイ→田町

とりあえず休憩しようということで、NEWoMan高輪に入ってみる。1階で適当に買って座れたらよかったが厳しそうなので階数を上がってスタバへ。流石にスタバも混んでいたがうまいこと席を確保することができた。しばし休憩。

15:25 フラペチーノ

30分くらい適当に話して退店。建物内を適当に散策しつつ元のルートに戻る。

16:07 スタバのテラス席より

16:11 サウナもあるんだ

16:20 高輪ゲートウェイシティをあとにする

16:24 高輪大木戸跡

道中の歩道橋からは、バンダイナムコ本社とか、東京タワーをよくみることができた。

16:38 東京タワー

16:45 田町駅

田町→浜松町

ここで山手線の内側から外側に移動し、モノレール線もくぐって少し海側を歩く。芝浦公園の裏にはセレブ御用達産婦人科である愛育病院がある。強そうだ。

16:57 芝浦公園

浜松町駅への通路横からは新幹線がよく見えるようになっていた。こんな横に見えるような場所はあまりない気がする。

17:15 新幹線が横を通過する

17:20 浜松町駅

浜松町→新橋

浜松町といえば文化放送。最近は文化放送のラジオは聞かなくなってしまったが(気づいたら超!A&G+もサービスが終了していたし)、高校生時代から大学の前半はこれに育てられたといえる。

17:24 文化放送

17:31 夕焼け

17:41 共同通信と日比谷神社

だんだん見知ったエリアに入ってきたので感想もなくなってきた。

17:49 新橋駅

新橋駅のSLもカメラに納めておく。

17:51 SL

新橋→有楽町

一瞬日比谷公園を通過。このあたりから夕食どうする?みたいな話になるが、全然まとまらない。

18:05 日比谷公会堂

有楽町駅に到着する。横に見えるのは日本一の売り上げを誇る吉野家有楽町店。

18:22 有楽町駅

有楽町→東京

友人の都合で八重洲口側を歩く。荷物が会社にあるから取りに行きたいとかなんとか。

KK線の廃止とともに長期通行止めとなっている高速八重洲線がよく見える。日本橋区間地下化事業というものに関連しているそうだ。

18:36 高速八重洲線 八重洲トンネル

夜行バスに乗るとよくお世話になる丸ノ内鍛冶橋駐車場をこえると、いよいよ東京駅が見えてくる。

18:44 東京駅 八重洲口

おつかれさまでした。今回もかなりゆっくり歩いた気がする。

友人が荷物を取りに行って戻ってきて、丸の内側でも写真をとっておく。

19:18 東京駅 丸の内口

ここまで歩いてみた簡単な感想として、個人的に山手線沿線に住むなら、西側はないなあといったところだ。

あと、前回と違って天気が良かったのであまり疲労はない。もしかしたら毎日1万歩歩いているおかげでもあるかもしれないが。


夕食だが、結局上野まで向かって焼肉を食べることになった。友人おすすめだったが、値段もちょうどいいし、なにより美味しい。

焼肉たむら 仲町通り店

この後は亀有にある友人宅に転がり込むことになった。ありがとうございました。

歩数の記録

距離の記録

【淡水湖内唯一の有人島】琵琶湖・沖島散策

2026年2月3日。

日本における淡水湖内唯一の有人島とされる沖島を散策した。今回は研究室の面々たちと行くことになっている。

おはようございます

バスに乗り京都駅へ。朝ご飯をたべるために中央改札から入って右側にある、塩小路カフェへ。うどんセットを注文。うどんと卵かけご飯のセット。

うどんセット

食べ終わって店を出るとちょうどいい感じに本日の同行者たちと合流した。朝の新快速は0番線から出るので列車に慣れていない人にもやさしい。多分。

8:37の琵琶湖線快速に乗り込む。9:16に近江八幡駅に到着する。

北口から駅を出るが、同行者たちと離れて自分は勝手に観光案内所で沖島のパンフレット(沖島もんてみてマップ)をもらっておいた。あまりインターネット上に事前情報がないが、沖島の観光パンフレットを本土で貰おうとするとこの近江八幡駅北口の観光案内所が一番取得難易度が低そうである(元は取ってないが、そもそも沖島ではこのマップを貰えないらしいという情報さえある)。インターネット上にもパンフレットはあるが、PDFではなく画質はガビガビである。

沖島へ行く船の発着する堀切港に行くバスは6番のりばかららしい。9:30発の近江バスに乗り込む。車窓とか会話を聞いてヴォリーズ建築がたくさんあるんだなあとか思うなど(ヴォリーズって名前は聞くけどそこまでよくわかってない)。10:07ごろに堀切港で下車。

堀切港バス停

堀切港 料金表もあります

乗っていく船

おきしま通船の10:15発の便に乗り込む。船の入り口付近に券売機があり、自分たちで購入する形式。片道500円である。往復も売っているが、片道の券が2つ出てくるだけである。

船内の券売機

チケット

乗船人数は自分たち(6人)を含めて10人ちょっとといったところで、自分たち以外に若い同年代くらいのカップル?2人はおそらく観光だったが、ほかは島の関係者っぽく見えた。

船内の様子

エンジン音とともに船が動き出すと、乗車券を回収する人がそれを回収して行く。10分ほどであっというまに沖島に到着する。当然琵琶湖は淡水湖なので下船時には潮の香りがしないわけだが、こんな感じの船に乗るなら海だろうという先入観があるせいか、それがなんとなく不思議な感じもした。

沖島上陸

沖島港からの眺め

ちなみに沖島の場所はここ

島には車がないとされており、代わりに自転車や、特に三輪車が目立つ。三輪車は後ろのカゴが大きく荷物を乗せられるようになっており、おそらく漁業をする上で便利なのだろう。

自転車と三輪車がたくさん

沖島にも飛び出し坊やはいます

早速だが我々調査隊一行はケンケン山登山口に向かった。ここからは沖島の山を横断して、南側の海岸線からスタート地点に戻ってくるという形で島を一周するように散策する。島のサイズは、周囲6.8kmで南北1.4km、東西2.2kmほどらしい。そう思えば3〜4kmほど歩くといったところだろう。なお、通過していく山々にはそれぞれ別の名前がついているようだ。

ケンケン山行きの案内

沖島コミュニティセンターを横目に、狭い住宅の裏路地みたいなところから上がって行く。途中まではよかったが、さあ登山口だといった感じのところからがヤバかった。というのも、前日まで雨もしくは雪が降っていたのもあってか、ものすごくぬかるんでいて滑る。すぐに足元はどろどろになり、滑らないように細心の注意が必要となった。

ケンケン山登り口

ぬかるみすぎる地面

港を見下ろす

足元が悪すぎてやばいだのなんだの言いつつも登って行くと、1つ目のチェックポイントであるお花見広場に到着した。春になるとお花見によいのだろうか?北西側をみれば比良山系がよく見渡せる。南東側は目の前すぐに本土が見えるが、その間は水で隔たれておりここが島であることを再認識させられる。

お花見広場

南東側 すぐ近くに近江八幡市の街並みが見える

先に進む。ルートは特に迷うことはないが、倒木があったりしばしば通りづらいところはある。

倒木が我々の行く手を阻む

2つ目のチェックポイントであるホオジロ広場に到着。こっちの方が北側の見晴らしがよいような気もする。みんなで記念撮影も撮っておく。

ホオジロ広場より

さらに先に進む。ここまではケンケン山(正式には見景山:けんけいやま)らしいが、この先は尾山(蓬莱山)という山になる。

相変わらず足元悪めの道を進み、倒木をひとつ乗り越えながらといった感じで歩いて行くと、3つめのチェックポイントといえそうな見晴らし広場に到着。正直ホオジロ広場の方が見晴らしがいいと思った。

見はらし広場

ここからは山を下って行く。けっこう急な坂で滑りそうになるのを注意しつつ進むと湖が近づいてきた。

でかい岩

厳島神社に到着。弁財天はこっちみたいな矢印が案内板にあったが、これが弁財天らしい。桟橋的なところから写真を撮るなど。なんとなく野付半島の遊歩道を思い出した。みんなはしゃいでいた。

厳島神社(弁財天)

きれいな湖

ここからは湖岸線に沿ってひたすらスタート地点方面に戻って行く。畑とか物置の間の道を通って行く。少しずつ民家が出現し始める。

途中で沖島小学校のグラウンドを通る。その隣には老人ホームだろうか。ちょうど昼食をとっているのが見えた。

沖島小学校グラウンド

沖島小学校

グラウンドをこえると、google mapのストリートビューで見れる道に出る。しばらく歩いて港に戻ってきた。

港付近に戻ってきた

時刻は12時半ごろ。昼食は前もって予約していた湖島婦貴の会によるお弁当をいただく。通常なら沖島漁業会館の建物で食べられるようだが、ちょうど改修工事中で、おばあさま方に外にパラソルを立てたテーブルを出してもらい、ここで食べるということになった。ちなみにかなり風が強く、手がかじかんで大変だった。

こんな感じのところで昼食をいただいた

元々魚に対する解像度が低い中でがんばってメモした限りなのと、湖島婦貴の会のHPと照合しての紹介になるが、左上にあるのが鮎山椒入り若煮、その右がゴリの若煮。天ぷらの魚はワカサギの天ぷら。右下の煮付けはコイだと言っていた。サツマイモについて何かいっていた気もするが忘れてしまった。

昼食のお弁当

大皿で別途注文していた鮒ずし。発酵食品であり、白い部分が発酵した白米。ヨーグルトっぽいようなチーズっぽいような味がする。それなりに酸っぱい。黄色いのがニコロブナの卵なはずだが、白米の味が強すぎるのか寒すぎて感覚が死んでいるのか味がよくわからなかった。美味しいかおいしくないかで言えば、残念なことに、この発酵食品は自分には合わなかったということになった。

鮒ずし

温かいお茶が身体にしみた。てかこのお茶めちゃくちゃ美味しかった記憶がある。どこのお茶なのだろう。

ごちそうさまでした。湖島婦貴の会のおばあさまは本当に来るのかねえと思っていたらしい。

腹ごしらえもしたので沖島資料館へ。ここも予約が必要で、5名以上いないと開けないとかなんとか。入館料は中学生以上300円となっている。

おきしま資料館

最初のエリアには沖島で行われている漁の紹介、道具の展示がある。琵琶湖博物館にも漁の道具の展示があるが、こちらの方が何となくライブ感(?)がある気もする。資料館の人がいくつか道具の説明を直接してくださった記憶はある。

漁の道具の展示など

奥に進むと、小さな部屋に映像が流れているのだが、この映像がなかなか将来を憂うものになっている。映像の内容としては島の漁師の後継者問題に関するものとなっていた。ゴミ問題、外来魚問題に悩まされた結果として、琵琶湖特有の漁をする後継者がいなくなったということらしい。近年、沖島出身の漁師が41年もしくは42年ぶりに誕生した。この彼の周辺の人々のインタビューが中心となり、最後に本人のインタビューに移るという流れの映像になっている。その彼は中学校を卒業してそのまま漁師になるそうだ。(うろ覚えだが)両親の意向として、外の世界も見てほしいということか、漁師である父親から指導を受けるのではなく、島の別の漁師に指導を受けて訓練しているということらしい。なお、島出身の漁師が40年数ぶりというだけで、外からの漁師はいないわけではなく、そのインタビューもあった。おそらく検索すると出てくる沖島での漁のnoteを書いていらっしゃる方だと思う。

映像

その奥には、沖島の歴史のパネル展示、昔のくらし、家財道具やそれら写真の展示があった。

家財道具など

沖島の歴史のパネルの中でも注目すべきは、世帯数と住人数の推移だと思う。1958年には812人150世帯だったわけだが、2023年には239人127世帯。人数は1/4程度になっているのに世帯数はほとんど変わっていない。若者が増えることなく高齢化が深刻であることがこのデータからもわかる。そういえば今日街で見かけたのはお年寄りばかりである。

沖島の歴史と現在 真ん中あたりに世帯数推移が記してある

中央下の写真をみると小学校にもたくさん生徒がいた様子がわかる

後輩が資料館の方と話した内容によれば、沖島小学校の生徒数は10人。7人が島外から通学しており、3人が沖島在住の生徒らしい。なお、沖島幼稚園が併設されており、そこには沖島在住の2人が通っているらしい。この5人だけが沖島に住む生徒であり、この5人は同じ家庭の子供たちらしい。つまり、小学校以下に子供を通わせている家庭はたった1家庭だけであるということである。この小学校は近江八幡市内全域から通学できる小規模特任校扱いであり、個人指導的な教育を望む家庭はこの学校に船で通学させているのだろう。ちなみに、この小学校と幼稚園の長は兼任らしく、校園長となっているそうだ。校園長って初めて聞いた気がする。

沖島小学校の生徒が作成したポスターも展示してあった。沖島ならではのアクティビティが紹介してある。また、このびわ湖と沖島の秘密をまとめたものはかなり勉強になった。琵琶湖の西側が深いとか琵琶湖博物館でも見たなあという話だったり沖島の成り立ちとか。普通に同人誌とかにしてコミケとかで売ってほしい。

沖島の成り立ちについてよくまとめてある

沖島紹介ポスター。宿泊しせつ 2けん。ケンケンでし登れないほど狭い道なのでケンケン山になったって本当?車がないので消防車もなく、代わりに消防艇を使うということだろう。確かに船で入港するときに消防艇を見かけた。

沖島紹介ポスター

そろそろ帰る時間になってしまった。そういえば沖島郵便局とか観測していなかったなとか思ったが、見るものはけっこうみれたと思う。ありがとう沖島。

ありがとう沖島

船内の掲示物を読んでみるのもなかなかおもしろい

堀切港に到着した。近江八幡駅方面に向かうあかこんバス(近江八幡市コミュニティバス)は既に待機中だった。我々と、他の旅行客2人をのせて出発。

あかこんバス

八幡前のバス停で下車。日牟禮八幡宮へ向かう。これが近江八幡のことである。ちょうど節分の日であったのでくじ引き的なことをやっていたりちょっと盛り上がっていた。

日牟禮八幡宮

左義長祭ってなに

併設されてたクラブハリエ行こうぜという話になって立ち寄ってみたがカフェ営業はやっていなかった。付近にあった日牟禮乃舍へ。みんな思い思いにいろいろと注文する。この2店舗どっちもたねやがやっていて同じ系列らしいですね。

自分はといえば、つぶら餅、たねやソフト、あんコーヒーを注文した。

つぶら餅は見た目がすごくたこ焼き。皮が非常にサクサクしていてうまい。

つぶら餅

たねやソフトにはオリーブオイルがかかっていた。あんこはわかるが、これ意味あるのかなとか考えたら負けか。いずれにせようまくはある。

たねやソフト

あんコーヒー。これが気になる。一緒に出てくるあんこ玉はコーヒーの中に入れるのが推奨されている。そのまんま想像通り、甘いあんことコーヒーの味がちょうどよく混ざった感じになる。

あんコーヒー

ごちそうさまでした。いろいろと楽しい話をして退店。

ここからは近江八幡駅まで歩いて戻る。途中、メンターム資料館なるものを発見する。ここもヴォリーズの名があり、半分くらいはヴォリーズさんが何をしたかみたいな展示になっている。近江兄弟社は元をたどればヴォリーズが設立したということである。もともとメンソレータムを作っていたが経営難でロートに権利を売却してたんですね。それで経営再建してからメンタームという名前で販売ということらしい。パチモンもたくさんありました。

メンターム資料館

当社が「メンソレータム」の商標権保有時代には数多くの類似品が日本中で製造販売されていました

歴史的建造物郡保存地区を通過し、近江八幡駅まで戻ってきた。

歴史的建造物郡保存地区

近江八幡駅の運賃表からはギリギリ名古屋が見えないし、ギリギリ神戸三宮が見えない

列車に乗り、京都駅方面へ戻っていく。各々自由解散。

ただいま

自分はといえば、京都駅で夕食でも食べて帰るか、という気持ちだったが、節分だし吉田神社で何か食べればいいかという気分になったので、バスにのって百万遍で下車。

吉田神社の節分祭では毎年京大前の東一条通に大量の屋台が出る。たこ焼き、お好み焼き、そしてクレープを食べた。

みそきんのついでに箱根に立ち寄ってみる

温泉行きたいよなあと思っていたところに、実家に帰る用事と、みそきんに行く予定ができた。みそきん行って帰るだけだと2万5千円のラーメンみたいになってしまうので間に温泉を挟むことにした。行ったことなかったちょうどよさそうな温泉地として箱根を選択。とりあえず行くことを決めたので先に京都から小田原までの切符と、東京から京都までの乗車券を購入しておき、どうルートをとるかは後で考えることにした。

後から箱根の観光情報を調べたら少し問題が出てきた。まず1つは、行きたいな〜と思っていた箱根ガラスの森美術館が展示品入れ替えのため休館期間に入っていたことである。もう1つがかなり問題になりうるのだが、箱根ロープウェイの早雲台-大涌谷間が点検で止まっていることだ。前者は、人生で箱根なんて何度でも来るだろうと思えば、回る美術館を減らすことで対処できる。ただ後者は少し問題で、混雑状況によればここの間を移動できないという可能性がありうる。平日の閑散期だろうから大丈夫じゃないかと思いつつも不安要素にはなりうる。Webサイトでは、反時計回りに観光地を巡っていくいわゆる「ゴールデンルート」(一大観光地なだけあり観光順路が確立されているようだ)を非推奨とし、逆順を推奨していた。

なかなか逆張りな状況ではあるが、切符買っちゃったしこれはこれで空いてるだろと強行することにした。結果的には混雑に巻き込まれることはなく、全く問題はなかった。非常に快適に観光できた。

なお、箱根から東京駅でみそきんを食べた翌日も軽く東京を観光したが、その内容も一緒に書くことにした。

1/19(月)

今回の出発地である実家を出て、通勤ラッシュの地下鉄に乗って名古屋駅へ。地下鉄に乗っている途中に予約したEX予約の切符を受け取る。わざわざ受け取ったのは、学割で買っておいた乗車券と使うためである。名古屋まで使って途中下車していた乗車券を取り出し、これら2枚の切符で新幹線改札内へ。待合室内のいつのまにかPLUSTAに屋号を変えたキオスクで朝食を買うことにする。名古屋だし味噌カツサンドか〜?とか思ったが、横からサラリーマンがやわらかカツサンドを買っていったので、私もそれに従うことにした。贅沢するか、と思い猿田彦珈琲の300円くらいするカフェオレも一緒に買った。

名古屋駅金時計

8時43分。ひかり640号東京行きに乗り込む。停車駅は浜松、静岡、三島、新横浜、品川である。この列車は切符で買っていた終端区間の小田原には停車しないが、これで問題ない。当初は小田原から箱根に向かうつもりだったが、箱根フリーパスのフリーエリアに三島から元箱根港までのバスが含まれているため、三島で降りるプランにしたためである。この方が小田原まで行くよりも到着も早い。まあ三島-小田原分の運賃はもったいなくはあるが…。なお、箱根フリーパスはモバイルで購入できるものであり、箱根エリアの移動手段が乗り放題になる非常に便利なものである。これは箱根エリアを小田急グループが支配している賜物といえよう。三島からのバスはJR東海バスであり小田急グループではないが、それのおこぼれに預かっているという形だろうか。

カツサンドとカフェオレ

新幹線車内でカツサンドを食べたり寝たりしていたら9時57分に三島に到着。なにも考えずに改札をぬけて北口に出たが、乗るべきバスは南口から出ているようだった。反対側に行くぞ、と思ったが、三島駅は北口と南口の連絡通路がないらしい。間違って出てしまった人は駅員に申し出てくださいという注意書きがホワイトボードにあったので、駅員さんに通してもらい、なんとか南口にたどり着けた。

三島駅南口

元箱根港行きのバスに乗り込み、10時15分に出発。旧東海道を走っていく。少し市街地を走ったと思ったらいつしか坂を登っていくようになる。途中、伊豆フルーツパークだとか、行ってみたいスポット筆頭である三島スカイウォークなどを通過していく。気づくと函南市に入り、箱根峠越えに入って神奈川県箱根町に突入する。峠の坂を下っていくと標高下がっていると思うんだがバス内で感じる気温が低くなっていく気がした。

11時07分、箱根エリア内終点の元箱根港に到着。ここで降りた乗客は自分ともう1人しかいなかった。流石に三島から箱根に入ってくる人は少ないか。

乗ってきたバス

芦ノ湖に対面してやっぱり湖だよな〜とこれから湖を開拓していきたい決意を新たにするが、ずっと眺めていても仕方がないので、とりあえず箱根神社方面に向かう。

芦ノ湖

参道を歩く。じゃがバター屋の屋台とか出ていて年中祭り屋台出てるのかなと思うなどした(八坂神社か?)。

階段を登り切って本殿方面へ。湖を開拓できますようにとか願っておく。隣に九頭龍神社の出張所みたいなのがあるっぽいので一緒にお参りしておく。両社参りとかいって2つ参拝しておくとコンボがキマってスコアが上がるらしい。龍から水が出ており、ご利益があるらしく飲みたい人は持ち帰っているようだ。自分の観測範囲では今回は誰も取水していなかったようだったが。なお、参拝待ち列のロープがけっこう張ってあったのだが、人はかなりまばらであり、並ぶことはなかった。閑散期ということなのだろう。

箱根神社

バスを降りたあたりから見えていた湖に面している鳥居のところまで行こうと思って移動。車道を横切る必要があってちょっと危なそうだよなあとか思っていたらロープで立ち入り禁止になっていた。なんか琵琶湖の白鬚神社も同じ目に遭ってたな。観光される側も大変なのかもしれない。

平和鳥居というらしい

元箱根港まで戻る。ガイドブックとかをみるとだいたい書いてあるBakery & Table 箱根へ。1階がパン屋、2階がカフェ、3階がコーヒーバー(レストランっぽい?)みたいな構成になっているようだったが、あまりよくわからず1階でパンを3つほど購入した。イートインなら2階または3階へどうぞ、というシステムっぽい。3階にレストランあるなら3つもパン買わなくてよかったなとか思ったが今食べたいパンをセレクトしていたのでまあよいでしょう。2階以上でイートインの場合はワンドリンクを頼んでくださいとのことだったので、足柄茶を注文した。普段ならコーヒーを頼むところだが、猿田彦珈琲のカフェインにやられており吐き気に苦しんでも困るのでやめておいた。

11時50分くらいに入店したわけだが、席は空いていて助かった。

優雅

注文したパンのメニュー名を忘れてしまったが、人気店なのでインターネットの海からメニュー名を復元できた。

  • 米粉のカレーパン: 外側はサクサクだった気がする。ゆでたまごが中に入っておりうまい。

  • あんバターくるみ: 四角そうなバターが明示的に挟まってるタイプのあんバターがけっこう好きだが、それにくるみも入っていたらそれは美味しいに決まっています。最高

  • ミックスベリー・デニッシュ: パンというよりほぼベリータルトだと思う。うまい。

どれも美味しかった。優雅に見えるが、その実態はあまり優雅ではなく、研究室のslackの返信をしていたらなんか時間が過ぎてしまい、ちょっと急いでパンを食べることになった。箱根海賊船の時間の都合もあり、12時30分ごろには退店した。

パン屋から箱根海賊船のりばはすぐなので助かった。乗船待ち列にならんで船へ。客室もあるがせっかくなので甲板がいいですよね。寒いけど。

乗るのは左側の船

なんで海賊船なんだと思ったんだけど、隣にある伊豆箱根鉄道の船との客引きバトルに勝つためだったようですね。

12時45分に出港。芦ノ湖を南東側から北西側へ抜けていく。話し声から推測するに乗客の少なくとも半数は外国人っぽいが、中国人もそれなりにいるような気もしたが、それよりは韓国が多いだろうか。そういえばパン屋でも韓国語が聞こえてきていた。欧米系もいないではない。

芦ノ湖の中から山の斜面が見えるわけだが、色の感じがなんとなくゴルフ場っぽい。標高が低い側では、特に箱根神社付近ではスギが目立つ気がしたが、全体的には落葉紅葉樹のベージュ色に染まっている。ぽつぽつと針葉樹が混ざっているのもこれはこれでアクセントになってきれいな気もする。

芦ノ湖から東岸・冠ヶ岳方面をみる

天気がよければ富士山も見えるらしいが、今回は曇っていたのでそこまで見えることはなかった。

進行方向をみる

途中小さく見える九頭竜神社本宮の鳥居をすぎ、13時10分ごろ、あっという間に桃源台港に到着。ちょっと時間がある気がしたので箱根ビジターセンターに向かってみることに。歩いて行ってもよかったが、ちょうどいいタイミングにバスがあったので飛び乗る。高々2分移動して到着。

桃源台港に到着

箱根ビジターセンター

時間もそこまでないためざっくりと展示室内を一周した。中央には箱根の地形や火山の歴史を解説するものが置いてあった。これを見るとなんとなくの位置関係や高低差がわかる。

じっくり見る時間はなかったので適当に写真を撮っていまこうやってブログを書きながら展示のキャプションを読んでるわけだが…。

箱根ビジターセンターの展示

そそくさと桃源台駅方面に戻る。

ロープウェイに乗車し、大涌谷を目指す。乗車待ち列の前にちょうどツアー客っぽいのがおり、乗るまでに10分くらい待つことになった。13時53分くらいに出発。内心ちょっとヒヤヒヤしていた。というのも、次のアクティビティの受付終了が14時25分であり、インターネットの時刻表などを見ると30分かかることになっているためである。だが、この心配は杞憂だったようだ。20分程度で大涌谷まで参りますとスタッフの方に言われて扉が閉まり、ぐんぐん高度を上げていくが、途中駅の姥子駅にも停車しつつも、ちゃんと20分程度で到着してくれた。途中の景色は、窓が微妙に曇っていてきれいに見れなかったのは残念かもしれない。一緒に乗っていたJDもそんな感じのことを言っていた。会話中の「ユニクロ大涌谷店?あるわけないやん笑」というセンテンスが面白かった。

14時05分ごろにロープウェイを降り、建物から出ると火山温泉地といえばこれだよなと行った感じのモクモクした蒸気と焦茶色の斜面が姿を表した。と同時にかなりの強風も感じることになった。寒いが冬の氷点下にならんとする京都市内を深夜徘徊しているおかげかそこまで苦にはならない。

この地滑り地形は工事中みたいな感じになっているが、火山ガスのせいで工事ができなくなっているらしい。

地滑り地形

少し時間に猶予ができていたがゆっくり見ている場合ではないので、すぐに箱根ジオミュージアムの方に向かい、大涌谷自然研究路引率入場の受付をしてもらう。14時10分ごろには着けていたと思うので、受付締切に間に合って助かった。ちなみに、ホームページには開始時間20分前までとあるが、メールには開始時間5分前(14時25分)までとある。どっちが正しいかはよくわからないが、たぶん5分前で大丈夫な気もする。安全確保のための注意事項についての説明を受ける。喘息とか心臓疾患やあと体調が悪いわけではないですよね、とか、緊急時には自走できるか、など。安全対策協力金として800円を支払う。開始時間は14時30分で少し余裕があったのでトイレに行っておき、集合場所に向かう。

自然研究路入り口

集合場所に向かうと、ヘルメットを渡される。風がすごいし寒いのでフードを被った方がいいかもと言われたが、普通に声が聞き取りづらくなるしいいか、ということでそのまま被った。外にいる分にはよかったが、後々室内などの暖かいところに入った時に一気に耳が温められて少し気分が悪くなることになる。

時間になり、ゲートが開いてツアーが始まった。引率のおばさんによれば、かなり風が強く中止にするかも迷ったほどだそうだ。寒いし風も強いのでのでシェルターに入りましょうとのことで、2号シェルターでいろいろと説明を受ける。関東の人間にとってはよく知られていることなのかもしれないが、箱根は活火山であり、2015年に観測史上初の噴火が観測されている。この自然研究路も2015年以前は誰でも入れるような散策路だったようだ。その噴火以後はしばらく大涌谷近辺には入れず、この研究路自体は2022年にようやく引率の形ではあるが入れるようになったということらしい。確かおばさんによれば、緑も豊かだったが噴火で変わってしまったとかも言っていた気がする。適当にGoogle検索で2014年までのブログ記事とかを探してみると、2026年現在と比べると(そのブログの撮影時期も関係しそうだが)緑がけっこうありそうに見えた。

このシェルター自体の説明も受ける。このコンクリートの箱は30cmほどの石が降ってきても耐えられる設計になっているうえ、いざ火山が噴火した場合にガスをできるだけ吸わないようにするためのものが配備されている。その対策グッズのうちのひとつが濡れタオルである。モクモクしている火山ガスのうち98%程度は水蒸気であり、残りの2%程度が二酸化炭素硫化水素、二酸化硫黄であり、これらが人体に悪影響を及ぼすわけだが、これらは空気よりも重く、また水溶性である。したがって、屈んだりせずに濡れタオルを口にあてておけば、タオルに有害物質が吸収されるので、人体への影響は軽くて済むということだ。

自然研究路の外から 2 と書いてあるシェルター内で説明を受けた

シェルターの説明書き

シェルターを出てからもしばしば止まって説明を受けるが、風が強すぎて何を言ってるのか全然聞き取れなかった。そのせいもあってか、また英語のガイドがあるわけではないので後ろの方の人々や海外からの観光客は思い思いに写真を撮ったりしていた。ガイドさんは寒いから早く先に進みましょうねという感じでそれはそれといったところだった。

火山性ガスにやられてしまった枯れ木を横目に、研究路を上っていく。すると湯畑ではないがお湯が溜まっている池のようなものと建物で何やら作業している人がいるところに到達する。ここは玉子茶屋というらしく、説明を受ける。ここで大涌谷名物の黒たまごを作っているらしい。黒くなる理由はいまだにわからないらしい。

玉子茶屋が右手上に見える位置で説明を受ける御一行 火山ガス注意

この中で卵が茹でられているらしい

このケーブルカーで卵を運搬しているらしい

さらに少し登ることで、今回の研究路の頂上となる4号シェルター上展望台に到着した。ここまで歩いてきた景色が見渡せるが、ひたすらに枯れ木の斜面が広がっている。

シェルター上の展望台より

眺望するのもそこそこにして降りていく。しばしば研究路には植物の説明版が置いてあるが、これは現状に即したものになっているかはわからなかった。火山ガスの影響がある場所に育成するイオウゴケの紹介をしてもらうなど。また、研究路には1本だけ桜の木が生き残っており、いまでも春になると花を咲かせるらしい。

一通り歩いて出口へやってきた。面白い経験ができた。ここを歩くために箱根に来たようなものである。

戻ってきたのでもう一度箱根ジオミュージアムの建物に入り、受付の先の展示をみることにした。100円を払って入場する。最初に温泉装置についての装置として、汲み上げ装置の展示と、蒸気井温泉があった。箱根の温泉は湧出量が少なく、割合の半分以上は蒸気井温泉の形をとっているらしい。つまり、人工的に火山ガスを水と混ぜることによって温泉を作っているそうだ。

よくありがちな火山噴出物の展示とか、はぎ取り標本の展示など、いろいろあったが、記憶に残ったのはこの大きな硫黄の岩だ。この大きさの硫黄は初めて見た気がする。

硫黄の岩

建物を出て、お土産コーナーを見るのもそこそこに、もう一度大涌谷の景色を見てみる。少し晴れ間が見えてきて、さっきよりも綺麗な気がした。中国か韓国系の人々はデッキで写真を撮りまくっている。

大涌谷の看板とともに

デッキ側にはたくさんの人たち

十分堪能したのでそろそろホテルの方に向かうことにする。箱根ロープウェイでいえば大涌谷駅から早雲山駅まで向かいたいわけだが点検のために運休になっており、代行バスを利用する必要がある。混雑を懸念していたわけだが、全然ガラガラであり余裕であった。

運休情報が映し出されている

バスは山をぐんぐん下っていき、10分くらい?で早雲山駅に到着した。今回はここ近辺にホテルを確保した。数分歩いてホテルに到着する。今回予約したのはホテル佳山水というところで、夕食朝食込みで15000円程度だった。一人でも泊まりやすいのと、部屋数が少ないのが特徴だと思う。

16時10分ごろにチェックインをすませて部屋に入る。夕食は18時にしたのでそれまでしばし休憩。本でも持って来ればよかったのだが、持ってくるのをすっかり忘れていたので適当にパソコンを開いてプログラムを走らせたりしていた。

気づいたら18時になっていたので夕食会場へ。旅館のいい感じのご飯といった感じである。お造りも分厚くてでかい。お米が非常に美味しかったので2回もおかわりしてしまった。食べ盛りすぎる。

夕食

ごちそうさま。部屋に戻ってすこしのんびりした後、大浴場に向かう。客室数が少ないだけあって大浴場は独り占めでき、硫黄を感じられる白濁したお湯を堪能した。源泉は先ほどみてきた大涌谷で、蒸気造成混合泉とあった。ジオミュージアムでさっき蒸気井とかみたなあとか、空気に硫黄が触れると白濁すると言っていたなあと思うなど。独占できたのは少し遅めの時間に行ったおかげな気はする。年寄り宿泊客が多い気がしており、偏見だがそういった人たちは夕食前とかに行っていそうだと思っている。

部屋に戻ってきてこのブログを書いたりするが、全然書き終わる気配がなかった。最近文量増えすぎか?と思いつつ26時くらいになってしまったので寝ることにした。疲れを取るために温泉入ったりするのに、旅館だと朝8時とかには起きないといけないわけで結局睡眠時間削って身体にダメージ入ってる気がする。ちなみにここまでで約6000文字である。

時刻は午前2時過ぎおやすみなさい。

1/20(火)

おはようございます。7時30分にセットしていたアラームの音を聞きつつ、何度寝かをしてから布団から脱出。朝食の時間までの間に温泉に入るための早起きだったので、急いで大浴場に向かう。

昨晩とは男湯と女湯が入れ替わっており、どうやら露天風呂があるらしい。

と思って露天風呂側に来た。ヒノキの大きい桶風呂だったのは雰囲気よかったが、色の透き通ったお湯になっていて、全く硫黄成分がなさそうだった。温泉というよりは、単に外気を感じるだけになってしまった。

仕切り直して内湯にも入る。こちらは昨日と同様、硫黄感バリバリで整った。おかげで目が冴えました。

急いで部屋に戻り、朝食会場へ。これは健康朝食。

朝食

ごちそうさまでした。

9時半をすぎ、色々準備をしてホテルをチェックアウト。とてもよかった。ぜひまた来たいと思えるホテルだった。

早雲山駅まで歩き、箱根ケーブルカーで強羅方面を目指す。改札内から出てくる人はそこそこいたが、改札に入っていく人は時間が時間なのもありガラガラだった。おそらくこの時間にホテルをチェックアウトしたような人しか乗らないのだろう。自分と、観光客2人組だけを乗せて9時48分に早雲山駅を発車。

ケーブルカー 強羅行き

約10分かけてひたすら一直線に山を下っていくが、途中で1人おじさんが乗ってくるだけで、ガラガラの状態で強羅駅に到着。強羅駅には折り返しに乗ろうとするたくさんの観光客がいた。とはいえ全員着席できそうな人数だった気もする。

強羅駅 レーティッシュ鉄道との友好の証みたいなのが左下のパネルに書いてある

少し時間があったので地下道を通って、お手洗いなどすませておく。お手洗いの横にポーラ美術館行きの無料送迎バスの待機スペースがあったのでそこでしばし待つ。5分ほどするとマイクロバスがやってきた。バスに乗る。10時15分になり、自分と、ソロ旅行客と2人組旅行客の4人をのせてバスは発車した。

仙石原の山の中を走っていき、所要時間8分ほどでポーラ美術館前に到着した。よくこんな山の中に美術館を作ったものだなあと思ったりするが、山ではありつつも使いようはないため土地があるにはあるし、観光客は来るからなのだろうか。

ポーラ美術館

いまの時期には「SPRING わきあがる鼓動」という展覧会をやっていた。初めて箱根という土地に焦点をあてた展覧会らしく、初めて箱根に来てどういう土地か知りたかった自分にある意味ぴったりだ。(以下は美術素人による感想です)

キラメキとかのラーメン屋にあるチケット購入機と全く同じものが美術館のチケット自動券売機になっており、ラーメン屋やん、という感じになって雰囲気を削がつつも、会場チケットを購入する。学割とフリーパス保持のダブル割引が効く。エスカレータを降りて会場に入ると布と空気のインスタレーションが出迎えるが、その次には歌川広重など東海道五十三次の箱根宿の絵がいろいろとある。絵の箱根峠険しすぎだろ、と思ったが昔の人にはそのように見えていたということだろう。

歌川広重 東海道五十三次之内 箱根湖水図

海外からの画家も箱根を描いていたらしい。また、箱根の温泉の絵もあったわけだが、これは江戸などの人々へ温泉に行きたいという気持ちを掻き立てるようなものになっていたらしい。

陶芸とか色々ありつつ、エスカレーターを降りて次のフロアへ。ここからポーラ美術館のもつ絵画コレクションの展示がメインなのかな、という感じ。モネの睡蓮の池とか。サン=ラザール駅の鉄路という作品をみて、モネってこういう近代建造物も描くんやなと思った。睡蓮のイメージが強くすっかり自然っぽいものばかり描くものだと思っていたため。

クロード・モネ サン=ラザール駅の線路

点描画を始めたとされるスーラの作品展示もあった。色彩のサイエンスっぽいところに興味があったらしい?

ルソーの絵ってなんか一昔前の生成AIっぽい?

最後に対峙するPixCell-Deerに出会う。レヴュースタァライトのキリンっぽい。

PixCell-Deer

対峙

展示会場を出る。

別の展示室のコレクション展を見たりする。

また別の展示室では、日常のエレガンスとして西洋近代の化粧セットが展示してあった。そういえばポーラは化粧品メーカーだった。

見尽くした。一応お土産コーナーとかミュージアムカフェとかレストランのメニューをみたりもする。レストラン入ってもよかったがちょっと高いか。とはいえ美術館のレストランだしこんなものだとも思う。

エスカレーターをあがりながらも、ラーメン屋のチケット購入音みたいな、券売機の音が美術館の静寂な中央ホールに響くのがやはり気になる。

適当にスマホからアンケートに答え、モネの絵画のポストカードをもらうなどする。少なくとも某Vtuberの紹介がこの美術館訪問のきっかけになることなどを書いておいた。

時刻はちょうど12時を過ぎたくらい。外に出た。せっかくなので外の遊歩道も歩くことにした。遊歩道の方に向かいながら、次のバスについて調べる。無料送迎バスはポーラ美術館発のものは毎時0分と30分らしく、ちょうど行ってしまったようだった。google mapによれば、12時13分に強羅方面行きのバスが来るらしいとのことで、遊歩道を悠長に歩いている場合じゃなさそうなことに気づく。遊歩道の最短ルートを踏破し、急いでバス停方面に戻るとちょうど路線バスが来た。タイミングが良い。先ほどの送迎バスはたった8分で強羅駅との間を結んでいたわけだが、その代償か少し運転が乱暴だった。一方で路線バスは15分ほどかかるが乗り心地がよかったような気がした。

遊歩道から戻るとちょうどやってきた箱根登山バス

12時30分ごろに強羅駅前に到着した。バスを降りて踏切を渡ると、バスの扉が締まって走り出し、バスも踏切を渡り、転車台的なところに乗ったので、そこをみていると期待通り台が180度回転した。路線バスでこういうのやってるのあまりなさそう。

昼食にちょうどいい時間なので、箱根そばなるものを食べたいなあとか思っていたが、有名店はどうやら定休日っぽい。そこで別の店に行こうということで、また有名店である田むら銀かつ亭本店へ。いまいちシステムがよくわからないが、道を挟んで旧館があり、名物である豆腐かつ煮定食ともうひとつの何らかだけが食べたいならそちらに行ってくださいみたいな看板が立っていた。素直に従って旧館前に行ってみたが特に案内もなくよくわからなかったので、とりあえず待ちの名前を書いておく。本館の方でも順番待ちのEPARKの端末を登録しておく。

たかだか2組待ちくらいだったので、本店舗の方ですぐに呼び出しが来た。席に座り、豆腐かつ煮定食を注文する。

豆腐かつ煮定食は、豆腐カツの卵とじといったところだろう。豆腐の真ん中に豚ひき肉が挟まっているという形になっている。食べようと持ち上げるとひき肉と豆腐が分裂してしまいどう食べたものかと少し困ってしまったが。だしも効いており優しい味わいで美味しかった。けっこう量もあった気がする。

豆腐かつ煮定食

なお、この店も外国人の方が多く、左隣の客は英語を喋っており、右隣の客は韓国語を喋っていた。左隣の客が退店時に美味しかったですと伝えようとしたのだと思うが、店員に「オイシイデース」と言っていたのが印象的。

食後のお散歩ということで再び踏切を渡ってケーブルカーに並行した坂を登っていき、強羅公園へ。入園料として650円かかるらしいが、フリーパスを持っていれば無料で入ることができる。wikipediaによれば、日本初のフランス式整型庭園と銘打っているが、フランス式庭園の形式で造成されているわけではない。とのこと。

中央線に対して脇道のところにはガラス工房とか色々施設がありつつも、熱帯温室で植物を見たりなどした。

温室内に看板

庭園の中央には、噴水とヒマラヤスギがある。このヒマラヤスギはフランス式庭園の中央線に対応する位置にあるっぽい?

噴水とヒマラヤスギ

一旦庭園の最北まで来た。そこからはケーブルカーの公園上駅が近いが、残念ながら時間が合わないため歩いて強羅駅まで戻ることにする。

なんとか13時53分発の箱根登山電車に間に合った。1駅だけ乗って、次の彫刻の森駅で下車する。

強羅駅から電車に乗車

彫刻の森美術館は、歩いて2、3分ほどで到着。ここでも学割とフリーパスのダブル割引を効かせてチケットを購入し、入場。知らなかったが、フジサンケイグループが持っている美術館らしい。いわれてみればフォントがフジテレビのそれだ。

彫刻の森美術館

トンネルを抜けると広場に出る。左右に幾つか建物があるが、右側、本館ギャラリーは展示入れ替えで休止中らしい。左側、マンズールームなる部屋ではマンズーという彫刻家の作品がひたすら展示してある。ひたすら死に感する彫刻をやっている。もうひとつ、アートホールでは名作コレクションと題していろいろ展示があったが、そこには万博のイタリア館で見た空間における連続性の唯一の形態か?と思ったがちょっと違うようだ。空間の中の一つの連続する形とある。captionの名前が違うだけで同じ?

空間の中の一つの連続する形

建物を出る。屋外美術館なのでお散歩するとちょっと面白い。星の庭やネットの森(ネットの森は子供しか遊べない)で童心に還る。

星の庭

ピカソ館へ。ピカソを取り上げているのがなんとなくテレビ系列らしい気もする。どこに彫刻の森要素があるのかなとか思ったが、ピカソは人生の後半では陶芸に熱意を燃やしていたらしい。たくさん顔の展示があった。

ピカソの主張が強い建物

道を戻って一瞬カフェの中を通過。そこを出ると左手に足湯エリアがありつつ(タオル販売もあり優しい)、右手に塔が立っている。幸せをよぶシンフォニー彫刻なるもの。内部壁面はステンドグラスで覆われている。とりあえず登りたくなる中央の螺旋階段を登り、頂上をめざす。

頂上からは箱根の山々が見えるわけだが、時間の都合と、何度も見たからいいかということで降りる。手すりの間から見える地面が遠く、足がすくむ。

ステンドグラスな壁面と遠い地面

順路途中にあったいい彫刻。床に密着している。毎日これがいいです。

密着

目玉焼き。

目玉焼き

出口までやってきた。色々と見て楽しめた。

美術館を出て、駅の方面とは逆側にしばらく歩き、千条の滝を目指す。google mapを見ながら進むと、源泉の宿 千條に行けそうな道に行くのがよさそうに見えるが、実はフェイク。これでやられた。google mapのクチコミをよく見ると「千条の滝通りを進んで、金型はこね荘の看板がある、両側が工事中の道へ左折します。」とある。道を多少引き返し、千条の滝通りを小涌谷駅方面に進む。金型はこね荘の看板を発見する。右折し、正解ルートである金型はこね荘に行ける道を通る。確かにすごく工事している。道を進んでいくとコンクリート舗装が終わり、山道に入る。だんだん工事の音が聞こえなくなり、川の流れの音だけが響くようになる。

彫刻の森美術館から30分で千条の滝に到着。少し迷ったので想定より時間がかかってしまった。千条とかいてちすじと読むらしい。名前の通り、水が千本の糸となってちょろちょろと流れている。近くにあった案内板によれば、箱根三名滝のひとつとされているらしく、明治期には近くに茶屋まであったらしい。自分以外には誰もおらず、水の音だけが聞こえていた。

説明看板

千条の滝

そろそろ箱根にお別れを告げる時間になってきた。道を引き返して小涌谷駅方面に向かう。時刻はちょうど16時で、田舎にありがちな16時を知らせる放送が響いた。

早歩きで千条の滝通りを降りていき、16時8分ごろに小涌谷駅に到着。トイレをすませて構内踏切をわたると、ちょうど踏切が鳴り出し、強羅行きの列車が駅に入線。ここで交換待ちするのか、しばらく停車するようだ。少しすると、箱根湯本行きの列車が急な坂をくだってやってきた。

奥からこれから乗る列車がやってくる

16時13分に列車は出発。ここから約30分、ひたすら坂を降り続ける登山鉄道の旅が始まった。少しすると、宮ノ下温泉街の案内アナウンスがあり、宮ノ下駅に到着。ここからはスイッチバックをしながらの区間になっていく。くねくねと急勾配急坂を下る隣車両の車体が見える。まず上大平台信号場スイッチバック。次に大平台駅スイッチバック。そして最後に出山信号場でのスイッチバック。途中で箱根登山鉄道は日本一・世界2位の急勾配を持つ路線であり、3両で最大3.6mの高低差ができるといったアナウンスが入る。大井川鉄道が日本一急なんじゃなかったっけ、と思ったが、あちらはアプト式という方法を採用しており、このアナウンスでの数字はいわゆる普通の鉄道である粘着式での数字であるらしい。それでもかなりの急坂を列車に乗っていても体感できた。塔ノ沢駅を過ぎ、あっという間に箱根湯本駅に到着した。

車内 奥の車両が大きく曲がっている

非常にうまい接続で小田急ロマンスカーが止まっていたわけだが、ロマンス不足により乗車を拒否されてしまったため、一旦降りて、軽く箱根湯本駅周辺を歩いてみることにする。とはいえそこまで時間に余裕もないので駅前商店街をふらついてお土産を買うだけである。

その中で目についたのが丸嶋本店の温泉まんじゅうだ。とりあえず箱の16個入りと、バラを2つ購入しておいた(1個100円)。お土産としてちょうどよさそうである。

丸嶋本店

箱根湯本駅の下にあったえゔぁ屋。そういえば第三新東京市は箱根だった。一応履修済みでありつつそこまでちゃんと覚えているわけではないのだが、芦ノ湖から見える山のどれかはエヴァで見た気がするなあというのを思い出す。

お土産も買ったし軽く散歩もしたので、小田原方面の電車に乗ることにしよう。もうここからは首都圏などでみるような普通の電車を乗り継いで行くことになる。とはいえ、登山鉄道線だからか、比較的スピードもゆっくりだった気がする。数駅過ぎ、小田原駅に到着。箱根フリーパスはこの小田原駅までが有効範囲なので、一旦ここで改札を出て、ICカードで入り直す。

箱根湯本

さて、ここからはこの旅の真の目的であったみそきんを食べるために東京駅に向かうだけである。小田原駅から東京駅に向かうならJR東海道線で行くのが早くて楽だが、1520円くらいする。そこで、お金をケチるためと、乗り潰しも兼ねて小田急小田原線で東京都に侵入することにする。このルートであれば1060円ですむ。

奥の列車で新宿へ

17時49分発の快速急行新宿行きに乗車。半分寝つつ東京方面を目指す。本厚木とか海老名とか町田あたりで乗降が多かった気がする。80分ほど乗車し、代々木上原駅でホーム反対側に止まっていた千代田線に乗り換える。19時31分に二重橋前駅に到着した。ここからは東京駅八重洲口側を目指す。行幸地下通路を通るが、なんだかすごく寒い。山の上だった箱根なんかよりも全然寒い。これが寒波ですか、といった感想。北地下自由通路を抜けて東京駅一番街に到着。南下する。ちょうどこの時期はホロライブが壁紙をジャックしていたりするようで、ポップアップショップもホロライブ仕様だった。常設もあるのにポップアップもするんですね。とか思っているとラーメンストリートに突入した。どこに店があるのかあんまりよくわかってなかったが、歩いていたらわかるような感じにはなっていた。ここでしばし一緒に入店する友人を待機。

20時を少し過ぎて友人と合流できた。どうせ誰か誘うだろと思って適当に2人分のチケットを取っておいたのが正解で、1年ぶりくらいに会う機会が作れた。彼は自分と同じで博士課程の学生(で自分と一緒に浪人したはずなのに気づいたら飛び級して時空の歪みが戻っている)であり、生成モデルの研究をやっているが、中々楽しそうにやっているようだった。会話の内容はここには書けないかもな。

ここで簡単にみそきんのチケット予約の仕組みについて説明しておく。みそきんのチケットは、8月中旬くらいから、ぼぼ毎週月曜日の20時から販売が開始される仕組みになっていた。そこで購入できるチケットは時期によるようだが、自分が取った頃はもうほぼみそきん店舗がそろそろ閉店するという終盤の時期だったのもあってか、その12月22日の予約争奪戦では、1月19日から2月15日までの期間で予約を取れるといった感じになっていた。Livepocketというチケット販売サイトで予約を取るわけだが、そのサービスを利用するための会員登録をした後、購入時に押し負けないために先にクレジットカード情報を登録しておくことが重要である(多分)。記憶になかったが、友人の音楽コンサートのためにこのサービスを使っていたようで、知らないうちに会員登録してあり、パスワードを思い出すのが大変だった。実際の予約バトルでは次のようにチケットを勝ち取った。まず20時になったと同時にLivepoketの特設ページにアクセスする。そうすると、万博の予約を彷彿とさせる待機ページに飛ばされるので、5分とか待機する。そうすると、予約選択ページに遷移できる。この段階でもいくつかの時間帯はsold outの表示になっており、人気の高さを窺い知ることができた。いつでもよかったし何席確保するかも迷ったが、誰か呼ぶか、ということで適当にこの遅めの時間を選択して2席分の購入ボタンを押すすることで、無事勝利を収めることができた。

みそきんの並び列に並ぶ。基本料金(1人あたり1260円)は予約時に払っているので、券売機では、アップグレードやトッピングを購入するシステムになっている。せっかくだしということで特製みそきん(+350円)と麺の大盛り(+150円)、そして半ライス(+150円)の券を購入した。こうやってみると結構高いが、最近ラーメンも高くなってるし値段には目を瞑ろう。というかそもそも往復で2万円以上かけているわけなので一杯2万円以上の価値があることになっている。

みそきん券売機

席に案内され友人と談笑しているとラーメンが着丼。いただきます。

前評通り、まろやか白味噌ベースに、にんにくのパンチがかなり効いている。具のおかげかもしれないが、なんとなくザクザク感もある気がする。麺もスープに絡んで素直に美味しい。チャーシューも分厚く柔らかい。ライスも進む。最後には残ったスープに残ったライスを入れて雑炊のようにして完飲した。ごちそうさまでした。これだけちゃんと美味ければ2万円以上かけて来た価値はあったといえよう。今考えれば、味がすごく京都北白川にある福仙楼という中華そば屋(家の近所にあり非常に美味い)の、福仙楼そばに非常に似ている気がした。この話を研究室の友人に話したら、ラーメン一発目から福仙楼そばに到達できてるのすごくね?という話になった。たしかにそうかもしれない。

みそきん

退店。今日はこのまま友人の家にお世話になることにした。京都に帰ってもいいが、東京にいようがやることは変わらないためである。

JR東京駅の改札に入り、7/8番線ホームへ。上野東京ラインの列車に乗り込み上野へ。その後、常磐線に乗り換えて北千住へ。来たことあったっけと聞かれ、何年か前に一度泊まっているという話をしたがすっかり忘れていたようである。治安がどうかは知らないが(夜中3時くらいにうるさくなったりするらしい)、結構便利そうな街だなあと思う。

友人宅に到着し、温泉まんじゅうを食べたりとか軽い作業とかをして就寝。おやすみなさい。

1/21(水)

おはようございます。10時半くらいに起きる。友人は11時くらいに起きてきた。全く予定を立てていなかったのでどこ行こうか迷ったがとりあえず目星をつける。昼飯どうしようかな〜なんとなくバーガーキング行きたいな〜という話をすると、近くにうまいハンバーガー屋あるぞ、ということになったので、そこに連れて行ってもらうことに。

北千住駅前の開かずの踏切

北千住駅西側のBOSSA BURGERへ。とりあえず店の名前のはいっているBOSSA BURGERを注文。セットでルートビアも飲めるようだったので、ルートビアセットにした。

でかいハンバーガーが運ばれてきた。オニオンリングを挟んだバーガー普及委員会としては、オニオンリングが挟まったハンバーガーが食べられることに喜びを覚えた。やはりオニオンリングだ。次はガーリックベーコンクリームチーズバーガーを食べようと思う。

BOSSA BURGER

ここで友人とお別れ。大変お世話になった。が、居心地がだいぶ良いのでまた機会があれば連絡をしそうだ。そのときはまたお願いします。

日比谷線に乗車して恵比寿駅まで移動する。日比谷線ほぼ乗り通しだ。今日の目的はとりあえず東京都写真美術館に行くことである。選んだ理由は特に無いが、とりあえず東京都美術館制覇へ向けてコツコツとカウントを積み上げるためである。恵比寿駅で下車し、JR駅構内を西口から東口方面に抜け、長い連絡通路を通る。この連絡通路には動く歩道もついている。それなりの距離を移動し、道路を渡って恵比寿ガーデンプレイスに到着。美術館は恵比寿ガーデンプレイスのいちばん南側にある。入り口からしてなんだかお洒落である。なおVtuberの配信情報だが、通称都写美らしい。時刻は14時であった。

東京都写真美術館

タイミングが非常によく、この日は美術館の開館記念日だったようで、建物に入ると特別入場券をいただいた。今日は展示を無料で見ることができる。非常にラッキーだ。

特別入場券

荷物をロッカーに預けて、まずは2階へ。「総合開館30周年記念 作家の現在 これまでとこれから」とある。感想としては正直なところ難しくてよくわからなかった気もする。

作家の現在 これまでとこれから

最初の部屋は石内都さんのひろしまシリーズ。ひたすら被爆者の遺品の写真たちがある。次のエリアは志賀理江子さんの展示。中身としては東日本大震災関連。一番えぐみというかエネルギーを感じたかもしれない。次が金村修さんのモノクロシリーズ。ひたすらに自転車の並ぶ駐輪場とか水力学かなにかの英語教科書に描かれたドローイングが気になった。次は藤岡亜弥さんのエリア。こちらも広島関連。原爆ドーム前でのマカンコウサッポウするJKの写真はどこかでみたことあったなあと思ったりした。赤のワンピースの写真が素敵だった。毎年8月6日に平和記念公園付近を撮影した作品で、いくつか円形に人が地面に仰向けに寝ているものがあり気になった。最後は川田喜久治さんの作品。なんだかテイストがかっこいいと感じた。

中央の仰向けに寝る人が気になる

赤いワンピース

B1階の展示へ。「プリピクテ Storm」と強そうなタイトル。写真とサステナビリティに関する国際写真賞らしく、最終選考に選ばれた12名の写真家の作品が展示されているとのこと。厳しい自然の写真が多い。グレートソルト湖の写真。流入河川の取水や湖面蒸発によって水量がなくなっていき、塩分濃度が高まりまくっているらしい。なんとなくこういった退廃的な自然の雰囲気に惹かれるきらいがある。スーパーセルの写真。フランス・ブルターニュ地方で撮影された発光プランクトン等がもつルシフェリンにフォーカスをあてたもの。銀板写真福島原発を撮影したもの。目に見えにくさや手の届かなさを表現しているのかなと思うなど。

PRIX PICTET

グレートソルト湖

スーパーセル ザ・ビック・クラウド

シルフェリン

全体として興味深かった。ミュージアムショップもオシャレな物が色々売っており面白かった。そろそろ建物を出てどっかコーヒー屋でも入って論文読むか、と思ったりしていたが、美術館にありがちなチラシコーナー的なところで面白そうな展覧会を発見したのでそこに行くことにした。

気になるチラシ発見

先ほど通った通路で駅へ戻る。途中になぜかバナナが落ちていたのが気になった。

よく見るとベンチ横にバナナが

山手線に乗り、恵比寿駅から原宿駅へ移動。竹下通りを少し歩いて、シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]へ。『SIDE CORE特別展「新道路」』という展示会がやっていた。行くことにした理由はなんとなく面白そうだったから。表入り口からは入れず、屋外会場をみたのち裏入り口から入ってくださいとのことだったので、そこにあったチラシだけ取って言われるがままに進む。屋外会場には、インスタレーションで使われているであろう車の展示があった。じっくりご覧ください、って言われたからじっくりみてたけど、そこまでじっくりみなくてもよかったかもしれない。ある程度見たので建物へ。メイキング的な絵コンテだとか資料だとか写真などが置いてあり、どのシーンではどの場所で撮られてどうのこうのみたいなことが書いてあったりした。が、後から思うと映像を見た後に見たかったなあと思ったりした。あちら側からすれば何か意図があるのかもしれないけど。

屋外会場の車 凝っており、運転席には旅程などを立てている様子の動画を流しているipadをもった大きなぬいぐるみが鎮座している

メイキングなものたち

エレベーターでB1階へ。ここでインスタレーション映像をみることになる。東京から能登半島までの道路を舞台としており、具体的には「能登半島地震・豪雨で崩れた道路」「日本列島の中心を縦断する高速道路とトンネル」「土木工事現場と震災瓦礫の仮置き場」「東京の閉鎖された高速道路」の4部構成となっている。登場人物としては主人公の女性1人であり、各地で写真を撮りながら移動していくというもの。隔たれた各土地に線を通して相互作用を実感する試みみたいなことが書いてあった気がする。関越トンネルで夢に落ちてフロントガラス上に寝たまま走るシーンや、KK線で混雑で止まってるところで車を降りて数奇屋交差点の写真を撮っているあたり、どうやって映像撮っているのか気になった。25分の映像作品だったが、短編映画っぽい満足感があって面白かった。

インスタレーションの説明パネル

CCBT

時刻は17時過ぎとなっていた。もうそろそろ帰路につくことを意識せねばならない時間になってきた。東京駅方面に戻るが、ひとつ行っておきたい場所があった。千代田線に明治神宮前から乗り、日比谷線に乗り換えて銀座で下車する。そのままA13出口から出て横断歩道を渡り、Apple 銀座を訪れた。1階はiPhoneコーナーとなっているようだったので、2階へ。見たかったのはMacBook ProのNano-Textureガラスの実物展示である。これは何かといえば、MacBookのディスプレイのガラスに反射防止コーティングをしたものである。そのままではあるが、反射防止フィルムを貼らずとも初めから反射防止になるというわけで、オプションで2万円くらい課金すればこれにできる。以前から気になっており実物を見てみたかったわけだが、Apple 京都にはなかったのでtwitterで調査したところ、Apple 銀座でだけ展示情報のツイートが多かったため、訪問してみるに至ったというわけである。MacBook Proが2台横に並んでいるコーナーに来た。ぱっと見はよくわからなかったが、画面に対して顔を動かしてみて光の反射加減をみると、なんだか右の方は全然反射してなくないか?一旦両方スリープにしてみたら、右のPCは全然反射してない。おおーこれはよさそう。一応店員さんにも聞いたが、こっちはNano-Textureですよ、と教えてくれた。雰囲気が掴めたので満足した。多少値は張るがこのオプションつけてもいいなあと思った。

建物を出る。東京駅に向かってもよかったが、twitterでうまいコーヒー屋を教えてもらったのでそのまま銀座の通りを南下。カフェ・ド・ランブルへ。ご丁寧にお店のお姉さんがどんなコーヒーが良いかメニュー表を提示すると同時に聞きに来てくださった。オールドコーヒーがお勧めだとその友人からは教えてもらったので、その条件と、酸味よりも苦味の方が好きです、と伝えるとブルンジがよい、ということになった。もっと苦いのがスマトラなんですね。

おじさんが豆を濾して鍋にコーヒーを落とし、それを小さいカップに注いでいく。自分の席にブルンジが到着。香りもよく、ちょうどいい酸味抑えめ苦味ありな感じで非常に美味しい。コーヒーは好きだが詳しく無いのであれだが、ちゃんとした豆を出すコーヒー屋独特の豆の香りのようなものを感じられた。

コーヒー

適当にこのブログのためのメモをとっていたら、あっという間に19時になったのでそろそろ東京駅方面に向かおう、ということで再び銀座線に乗って銀座駅から日本橋駅まで移動し、そこから少し歩いて東京駅八重洲口へ。前回東京に来た時に、ヤエチカでレストラン探すのがちょうどよさそうなことに気づき、今回もその中でどこかに入ることにした。と言いつつもあんまり刺さる店ってないんだよな。良い感じに安定した定食出してくれるような店があると一番いいんだけど。その中でもえびそば一幻行ったことないな、と思ったので少し並んでいたが並ぶことにした。ちょうど自分の前くらいで券売機に調整が入り、米類が売り切れにされてしまった。仕方ないので、あじわいえびみそ単品で注文。しばらく待って入店。

ラーメンが到着。この味噌ラーメンも濃厚で美味いな〜となった。米が欲しい。絶対次行く時はおにぎりも注文します。

えびそば

改札に入る。東京駅から帰る時はなぜか立ち寄るのがルーティーンになっているパン屋BURDIGALAへ。ここでパンを買って次の日の朝食にするのがいつもの流れである。だいたいいつもクロワッサンとパン・オ・ショコラ(だっけ?クロワッサン生地にチョコが入ってる)と、たまにクロックムッシュを購入している。ちなみにスタンプが火曜日は5倍になる。ちなみに今回でスタンプが14/15貯まった。次行けばスタンプがフルに貯まる。京都のパン屋のポイントカード持ってないのに東京のパン屋のポイントカードは持ってるの不思議すぎる。

朝適当にとっておいたEX予約の新幹線特急券を発券し、先に買っておいた学割の乗車券とともに新幹線改札を通過。普段であれば終電で帰るわけだが、今回は米原あたりが雪予報らしいと聞いてこの寒波で新幹線が止まられると困るし、京都も大雪警報が出てるっぽくて少しびびったので、京都に帰ってもバスが走ってる時間に調整した。

少しだけ時間があったので、売店に寄ってラーメンが少なくて帰ってから空腹になる可能性を考慮して駅弁のチキン弁当を買っておいた。

無事新幹線に乗車。20時39分に出発。こののぞみ93号は岡山行きの終電。寝ていると京都に到着。時刻は22時49分。

京都駅前バス乗り場に着くと、ちょうど最終の7系統がやってきた。京都駅前から自宅までの終バスの発車時刻は23時ちょうどである。

銀閣寺道で下車。日を跨ぐことなく帰宅できた。せっかくチキン弁当を買ったが、なんだかんだ疲れていて風呂に入ってそのまま寝てしまった。このチキン弁当は明日の朝ご飯になった。

2025年ベスト○○大賞

去年に引き続き、この記事は簡単に今年あったよかったもの、こととかを振り返っておこうかなというものです。

場所・食・買い物+特別賞の4部門で表彰していこう。

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ベスト行った場所大賞

大賞は大阪・関西万博です、おめでとうございます!

やはり今年といえば万博は外せませんね。色々なものが見れて楽しかった。海外パビリオンを制覇したスタンプ帳は一生物な気がする。万博スタンプラリーにかこつけてこんな機会でもなければ行かなかったであろう関西の色々なところに行けたのも良かったと思う。

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他のノミネートは支笏湖、沖縄でしょうか。支笏湖周辺をサイクリングして散歩しただけだったが、コンパクトなエリアを適当に見回ることができたのはけっこう良い思い出かもしれない。温泉に入れなかったことは心残り。沖縄はここにきて人生初上陸だったわけだが、那覇市周辺を散歩してその地域の特色みたいなものを多分に感じ取れたのが非常によかった。

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ベスト美味かった大賞

大賞はフリッツです、おめでとうございます!

再び万博関連。ベルギーパビリオンレストランで出てきたポテト(フリッツ)が非常に美味く衝撃を受けた。それを再び食べたく、偶々ネットで開催情報を見つけたベルギービールウィークエンドにも立ち寄りそこでも食べた。またどこかで食べたいものだ。ベルギーじゃないけど京都河原町にもフリッツ屋あるらしいから行ってみたい。

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なお、酒が弱い私でもベルギービールなら度が弱いのもあってけっこういけそうなことがわかったのは収穫だったとも思う(そもそもビールの味は嫌いではないんだけどね)。フルーツビールだからジャンルがちょっと違うかもしれないけれど。

ノミネートでは、ほぼ大賞と言って差し支えないのは支笏湖で食したチップづくしセット。刺身がうまいのは当然なのだけれど、フライが非常に美味しくて感動したのを覚えている。

また、今年はハンバーガーを色々食べたなあという印象がある(マムズタッチ、A&W、ショーグンバーガー、フルーツバーガー、万博、…)。その中でもアメリカパビリオンのスパークバーガーって今考えるとけっこう美味しかったなと思う。オニオンリングが挟まっているのってけっこうアクセントになっていいんだなという発見があったのが印象的。また、A&Wも美味しかった。先述の通りのオニオンリングフライが挟まっているのに加えてクリームチーズが入っていたのもかなりよかった。自分の好みにあうのはこういうバーガーなんだということがよくわかった。

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ベストお買い物大賞

大賞はShokz OpenRun Pro 2 Miniです、おめでとうございます!

密閉型イヤホンをずっと着けてると耳の中が蒸れてきて嫌だよなあとずっと思っていたところに、ついに骨伝導イヤホンを購入。電車とか街中の大通りの歩道とかだと流石に音は聞こえなくなってしまうが、家や研究室や哲学の道を散歩する時などある程度静かな環境であれば(音漏れが気にならなさそうな範囲内で)良い感じに聞こえる。

買うにあたっては音漏れが気になるところだが、研究室で使っていた中で後輩に聞いてみた感じでは気にならないという回答だった。スマホアプリと連携してイコライザモードを変えられるわけだが、普段はyoutube視聴とかラジオを聴くのをメインに使っているので声が強調されるボーカルモードにして使っている。このモードの場合研究室等の静かな環境であればiphoneでいう音量3くらいまでなら問題なさそう。4以上になると近いと漏れてるかもしれない。静かな屋外や音楽のかかっている屋内でもだと快適に聞くなら4か5くらいは欲しいのでもしかしたら漏れているかもしれない。このボーカルモードで音楽を聴くとスキー場で流れてる音楽みたいな音質になってこれはこれで味がある。

自宅では音漏れとか気にしなくてよいのでスタンダードモードにして音量大きめで使っているが、思っていたよりかなり音質が良い。当然密閉型イヤホンの音質とは比べられないが、トランスとかクラブミュージックとか聞いてても低いバスの重い音を感じられたり全然ノれる。

とはいえ真面目に音楽聞くなら密閉型イヤホンかヘッドホンの方がいいですね。

OpenRun Pro 2jp.shokz.com

ノミネートでいえば、万博の年パスは本当にいい買い物だったと思う(場所で表彰したので大賞からは外した)。そこで買えたベーゼンドルファー扇子は飾ってもいいが、せっかくならファッションとして使って、それに合うような服とか買いたい感がある。カリンバの練習はサボっているが、きらきら変奏曲くらいは演奏できるようになった。

ipad miniも今年だったようだ(3月)。ノートを書くには13inchのipadが作業領域が広くて便利ではあるが、持ち運びとか考えると重いしかさばるしと思うとminiで十分。不満があるとすればリフレッシュレート120Hzではないところだが、使っていたら慣れました。あとapple pencilの世代が合わずに使いまわせなかったのはappleに嵌められてる感ある。ケースとしては少し高いが薄くてapple pencilもくっつけられるらしいということでCASEFINITEのTHE FROST AIRを買い、ケースの真ん中にamazonで適当に買ったMagSafeシールを貼り付け、適当なMagSafe式バンカーリングをつけて使っている。手で持つ時もひっかかりがあって便利だが、それよりも縦置き横置きどちらでも使えるスタンドにできるのがでかい。それで旅行先とかではmacデュアルディスプレイとして使っている。

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MagSafeシール https://www.amazon.co.jp/dp/B0BR3CHQN5

そういえばマットレスも買ったんだったか。生活に溶け込みすぎて忘れていた。お値段するので良いはずではある。最近朝起きれなくなったのがこいつのせいだとしたら睡眠の質は良くも悪くも上がっているといえるだろう。

shop.nishikawa1566.com

あと直近だと百均でやわらかそうな素材のスリッパを買った。たかが百均のスリッパだが、あるとないとでは全然違う。冬は床が冷え込むので足が冷たくなるわけだが、かなりマシになった。最小の投資で最大の成果を出しているのは百均のスリッパだと思う。

特別賞

この枠は自由枠のつもりで、去年はテクノロジーを表彰していたが、今年は特別賞ということにしよう。来年もやるなら特別賞にするか。

特別賞は琵琶湖疏水です、おめでとうございます!

今年、我々の研究室で最も熱い議論を呼んでいるテーマといえば琵琶湖疏水だ。実際に疏水分線を歩いてみると、いくつかの不可解な謎に突き当たる。今回は、その調査過程で見えてきた「ある事実」のうちのひとつをレポートしたい。

かつて、琵琶湖疏水は「逆サイフォンの原理」によって高野川の底を潜り、対岸へ渡っているとされていた。しかし現在、その仕組みは失われたと言われている。実際、高野川との交差地点を確認してみると、疏水の水が無慈悲にもそのまま高野川へと流れ込んでいる。

右側に注目いただきたい。排出口があることが確認できるが、ここから琵琶湖疏水からの水が流出している。

となると、一つの恐ろしい仮説が浮かび上がる。「高野川より先、松ヶ崎浄水場紫明通方面には琵琶湖の水は流れていないのではないか?」ということだ。我々はこの仮説を検証するべく、高野川を越え、その先の水路を追った。すると、そこに現れたのは、今にも消え入りそうな、ほとんど干上がった水路の残骸だった。ところが、さらに歩みを進めた「泉川」との合流地点で、事態は一変する。そう、突如として水流が復活したのだ!

干上がった琵琶湖疏水

写真右側から泉川が流入することにより突如として水が復活する

つまり、合流地点から先の疏水を流れているのは、琵琶湖の水ではなく「泉川の水」だということになる。我々は知ってしまった。「琵琶湖疏水」に、もはや琵琶湖の水は流れていないという、欺瞞に満ちた真実を。

他のノミネート:

Google One AI Premium。学生ならGeminiのproプランを無料で使わせてくれるということで申し込んだわけだが、研究の壁打ちや文章の校正にもGeminiを使いまくっている。もうAIなしではやっていられない身体にされてしまった。気になった論文の再現実験のコードは全部AIが書いてくれるのでかなり怠惰になれるようになった。とはいえ研究はまだAIには任せられない。壁打ちしていてそれっぽいことを言うが重要な仮定を忘れたりとか、勝手に余計な単純化をする。あとGoogle Oneのパッケージに入っていて地味に便利だったのはGoogle Meetが録画し放題だったこと。勉強会のときにzoomの制限時間に苦しまなくてよくなった。

Vtuber学の講義聴講はかなり面白かった。Vtuberという一つのカットから社会を見ることができる素晴らしい講義だと思った。数学ばかりやってないでたまには普段聞かないような話を聞きにいくのは大事だ。他では計算量理論でPCP定理を証明する集中講義は勉強になった。今年はPaley-Zygmundの不等式をたびたび見た気がする。確率論のスピングラスの集中講義にも行ってみたが、そこでも似たようなものが出てきた。


収入増えるから色々物買えるようになるぞ〜、と思ったんだけど、思ったより高いものが買えていない。払う必要のある税金とか毎月の積み立て投資とかで差し引きしたら使える額があまり変わってないのかもしれない。あとはバイトの時間が少し減ってしまっているというのもありそうだ。来年こそは新しいPCとか、シンセサイザー買うとかしたい。シンセサイザーで狙っているのはRoland好きなのもありFANTOM-08だが、そろそろ新しいの出たりしないかと思ったりもする。そうでもないか。あとチャリの車載動画とかも撮ってみたくてアクションカメラとかも定期的にチェックしたりしている。

今年は万博があったので特にたくさんブログを書いたなあと思う。今年の更新はこれで最後になると思う。皆様よいお年を。

2025秋の京都紅葉散策 七所巡礼

去年はほぼ行かなかったが、今年は新規開拓できたので紹介していこう。紹介順は時系列順になっている。

一昨年までの記事はこちら。たくさん巡っているおかげか、友人からは参考になるという声をいただいている。この記事もあわせて4つ記事を見ればそれだけで約70スポットの情報を手に入れることができるぞ。

本編

無鄰菴

  • 訪問:11/21 14時00分頃
  • 拝観料:紅葉シーズン入場1500円、庭園カフェ1200円(ただし京都市キャンパス文化パートナーズ制度に入っている学生は入場100円)

ここも気になっていた庭園。南禅寺界隈の別荘群のなかで唯一通年公開しているが、なかなかこれまで機会がなかった。インターネットでの予約制で、先にクレジットカード等で料金を払っておく形式。京都在住の大学生なら京都市キャンパス文化パートナーズ制度なるものに登録しておけば100円で入場できる。せっかくなのでお茶菓子をつけたが、それでも通常の入場料からお釣りがくる。

入り口で受付をすませると、京都の傑作日本庭園と書かれた庭園の見かためぐりかたパンフレットをもらうことになる(名勝ということになっている)。靴を脱いで母屋に入るわけだが、そこから庭園のガイドを聞くことになる。ここは山縣有朋がつくった別邸で、山縣有朋のこだわりがつまった庭らしい。たとえば、床には苔ではなく芝生を張る(とはいえ京都の気候のせいで勝手に苔が生えてきた)とか、水の流れをつくる(琵琶湖疏水を引き入れる)こととか、東山を庭の主役に添える(遠近法を取り入れており、奥に行くほどすぼんだような土地形状になっている)とか。

敷地の端に洋館があり、入ってみると1階には庭園の説明や疏水ネットワークの説明がある。2階へ行くと、ここで無鄰菴会議なるものが行われたとか説明がある(日露戦争開戦直前の日本の外交方針を決めたものらしい)。山縣家からの寄贈品とかが置いてある。

無鄰菴庭園

抹茶とお菓子 どら焼きを選択

無鄰菴会議

疏水ネットワーク

栄摂院(金戒光明寺塔頭

  • 訪問:11/22 14時頃
  • 拝観料:なし

近所を散歩していたら空いていたので入ってみた。通常非公開で、秋にしか拝観できないらしい。

コンパクトな庭園だが、地面の苔と紅葉のコントラスト、そしてその中に佇む仏像が良い。

休日だったせいかかなり人が多かったが、人が少なければしばらく座って眺めていたい。個人的にはかなり気に入った庭園である。

栄摂院

赤山禅院

  • 訪問:11/23 14時頃
  • 拝観料:なし

徒歩マニアになったおかげで駐輪場あったっけ問題が克服されたので無事に到達できた。しかし境内には駐輪できそうなスペースが存在したので無用の心配だったようだ。

エリアが近いだけあって雰囲気は鷺森神社のようだった。

都七福神のひとつで、福禄寿がいるということになっている。福と禄と寿の神だそうだ。

赤山禅院

赤山禅院の参道

蓮華寺

  • 訪問:11/23 14時30分頃
  • 拝観料:500円

昔紅葉でないシーズンに来たことがあり、その時は人も少なく静かだったが、さすがに紅葉シーズンともなれば話は変わってくる。500円を払うと写真撮影は入り口のエリアと建物から庭を向いたところだけだと注意を受けた。ツアー客と時間がかぶってしまったこともあり庭園に面した建物(書院?)内には多くの人が座っていた。ツアー客向けか、蓮華寺のお坊さんが庭園についての解説をしつつ説法していた。説法の内容は「拝観」という言葉の意味についてだった。これを書いているのはここを訪問してから半月以上立っているのでほとんど忘れてしまったのだが、ただ見てきれいやな〜とか撮影したいから訪問するというのではなくて、お参り的な気持ちを忘れないだとか、この庭では何故このような石の配置がされているのか、みたいな意図みたいなものも考えてみよう的な話だった記憶がある。

拝観したので庭の意図を非常に簡単に紹介することにしよう。建物からみえる池泉式回遊庭園は鶴亀の庭といわれ、石川丈山作の名庭とされている。その名前の通り鶴や亀に見立てた石などがあり、不老長寿を意味し縁起が良い。向こう岸には極楽浄土をイメージしているそうだ。

紅葉の観点でいえば、庭園よりも入口付近の方が赤々となっていた。

庭方面

鳥居

実相院

  • 訪問:11/23 15時30分頃
  • 拝観料:500円

岩倉地区まではるばるやってきた。京都駅からは遠いしあまり人もいないんじゃないかと思っていたら、2つのツアー客とバッティングして大混雑だった。紅葉時期にはまだ早かったのか、有名な床もみじはまだ緑色だった(庭園以外撮影禁止)。

こころのお庭

山水庭園

妙顕寺

  • 訪問:12/02 18時頃
  • 拝観料:800円(夜間)

去年も実は訪問していたが工事中な箇所があり今年も訪問(参考: 去年は2024/12/08 19時30分頃)。烏丸今出川付近にある。ライトアップなどかなり力が入っているように思えるのだが、有名ではないのか人が少なくゆっくり拝観できる。まず建物に入ってから見ることになるのが四海唱導の庭だと思う。去年は孟宗竹の坪庭が工事中だった。光琳曲水の庭。尾形光琳にゆかりがあるとのことだが、尾形光琳っぽいのだろうか。抱一曲水の庭では水琴窟に水を垂らして音を楽しむことができる。

四海唱導の庭

光琳曲水の庭

孟宗竹の坪庭

抱一曲水の庭

大本堂から

アート作品?

建仁寺

  • 訪問:12/07 16時頃
  • 拝観料:800円

個人的には散歩してここを通過する時間はたいてい夜だったため、ついに拝観できたかといったところ。

入口付近には俵屋宗達風神雷神図屏風…かと思いきやその高精細複製品が展示してある。これに限らず、いろいろ複製画が多く展示してあり面白い。個人的には海北友松の襖絵が刺さった。

法堂の天井には双龍図が描かれている。建立800年記念で2002年に描かれたものらしい。

3つほど有名な庭園があるが、いずれもわりかし最近作られたもの。方丈前庭はいい感じの枯山水。〇△□乃庭は宇宙の根源的形態を示すらしい。

紅葉がみられるのは潮音庭。どの四方から見てもいい感じ。

風神雷神図屏風

雲龍

法堂

方丈前庭

〇△□乃庭 手前が△ 木のところが〇 奥に□

潮音庭

潮音庭

番外編

紅葉ではないが、秋の特別公開されていたスポットとして、月の庭に訪れた。

訪問日の清水寺からの夕暮れ 人が多すぎる

清水寺成就院庭園(月の庭)

  • 訪問:12/07 18時頃
  • 拝観料:600円

ありえない数の人がいる坂をのぼりきり、清水寺のチケット売り場から人の流れに乗って真っ直ぐ行かず、誰も行かない左に曲がると成就院に辿り着く。雪月花の三庭苑として名前のあるうちの一つに数えられており、国指定の名勝になっているわけだが、注目度は低いのか清水寺の喧騒が嘘のように静かで、自分が訪れた時はほとんど人はいなかった。普段は公開されていないが、毎年秋の2週間ほどだけ拝観できる。毎年行こうと思って忘れていたが、今年は公開最終日の夜になんとか行くことができた。建物に入り広間を抜けてそのまま縁側へ座るよう案内されると、お坊さんから庭の紹介を受ける。

撮影は禁止ということになっているので写真等はない(個人庭園みたいな感じだかららしい)。月の庭はその名前の通りか月の光で見る庭ということだそうだ。ちょうど夜なのもあり月の光に照らされているが、それよりはライトアップの光の方が強かったかもしれない。敷地は狭いが、遠近法を活用して、敷地外に小さい灯籠を置くことで広く見せ、後ろの東山をいい感じに借景している。あとはていねいに石の説明を受けるなどする。亀と鶴のモチーフな石の配置とか、扇形の池だとかで縁起が良く、福をたくさん持ち帰ってくださいとのことだった。また、特徴的な誰が袖手水鉢は、左右の「袖」から水が落ちる音が楽しめるとか。

この秋は庭園の説明を無鄰菴、蓮華寺、そして月の庭の3つで庭園の解説を受けたわけだが、なんとなく共通点が見えてきた。これらの庭園はいずれも奥の東山や比叡山を借景するようにつくられていて、しばしば遠近法を活用する、蓮華寺と月の庭はどちらも鶴や亀など長寿や福に願いをこめている、など。話を聞くと意図がわかって面白い。他の日本庭園にも行ってみて(行ったところでも後で解説を読んでみるなどして)解像度を上げたいものだ。

まとめ

個人的おすすめ・感想

今回行った中だと栄摂院はかなりよかったと思う。真如堂から南に下って金戒光明寺方面に抜けるところで立ち寄れるので、機会があればぜひ訪れて欲しい。また、建仁寺もかなりよかった。美術品バフかもしれない。庭園解説のあった無鄰菴は興味深かった。

来年以降の宿題

目をつけているなかで未訪問なのは以下のスポット(だいたい地区別)。

こう見ると意外と嵐山地区再訪の機運が高まっている。面白い庭園も探していきたい。

google mapで訪問済京都の神社仏閣を思い出した時に編集しているが、気まぐれな管理にもかかわらず100の大台を突破しており、開拓も進んできたと感じる。来年もどこか行くぞ〜