ポタージュを垂れ流す。

マイペースこうしん(主に旅行)

普段の旅行の装備を紹介します

ここ3年くらいはいつもこの装備でどこでも行っているという紹介的なもの。2泊3日以上、10泊超えても変わりません。

普段旅行あんましない、とか、日帰りくらいはするけど、長期でやったことない!みたいな人の参考になるかもしれない。下のセット全部入れてリュックの重さ測るとだいたい8kg台だと思う。サブバッグとか削ると7kgは切ってLCC機内持ち込み可能になる。

リュック:Aer Travel Pack 2 Small

僕はキャリーバッグ(スーツケース?)派ではなくリュック派。欲しかった機能としては

  • 横にペットボトルが入れられる
  • パソコン収納がある
  • 大きな部屋は2つ
  • 容量はだいたい30L

くらいでいろいろ見て探していた時に発見した。

aersf.jp

スペック:

  • サイズ:Length: 48cm, Width: 32cm, Depth: 19cm
  • 重さ:1500g
  • 容量:28L

デザインと上のスペック、あとは収納とかを考慮して購入した。外側の大きな部屋の方はいろいろ小さいポケットがあるが、個人的にはそんなにポケットはなくてもいいかな、と思ったりもする。あってもいいけど。

今だと3が出てるのでそっちの方がよさそう。日本公式で買うと高いので、海外公式で買った方が良い。それでもそれなりに高いが...

X-pacというのが付いてるのもあって、そっちの方が防水性は強そう。本当はそれが欲しかったが、購入当時には販売終了していた。

重いのが難点。LCCの重量制限が7kgなので、そのことを考えると少し厳しい気持ちにはなる。

サブリュック: Columbia ERRAND PARK 20L

(販売終了か公式サイトから消されてる)

スペック:

  • サイズ:Length: 42cm, Width: 26cm, Depth: 11cm
  • 重さ:660g
  • 容量:20L

大学に行く普段使いにも使うが、1泊2日くらいならこれだけで、もしくは長期旅行のサブバッグとして上のリュックの中に入れておいて、デカい方をコインロッカーにぶち込んでおくとかで使うこともある。これの機能も上のリュックとだいたい同じ。外側左右にペットボトル入れれるやつがついてて、パソコン収納用スペースみたいなのがついてて、大きい部屋が2つ。

サブバッグ入れると流石にLCCの重量制限7kgはオーバーする。

ちなみにこのリュックは東京で旅行中に買った(ちょうど大学行く時用のリュックを探していた時期だったのもあり)。小さいリュックだって現地で買えばよい。

衣類

  • 下着(パンツ、靴下)を2、3セット。

  • 冬はインナーシャツを2、3枚入れ、その上に着るシャツは1着だけ入れる。ヒートテックタイツみたいなのは入れたり入れなかったりする。

  • 夏はどうせ適当なシャツ1枚しか着ないのでそんな感じのシャツを2枚くらい入れる。

  • ズボンは夏冬どっちも基本的に1着しか入れない。冬は持って行かない場合もある。

どれだけの日数だろうが、いつも2日分、もしくは3日分の用意しか持って行かない。そこは日数と重量と相談する。最悪衣類は現地で買えばよい。

洗濯は現地のコインランドリーか、ホテルにくっついてるコインランドリーを使う。ホテルの小さい乾燥機は1回だと基本的には乾かないので注意(特に時間の見積もり)。

最後の1日分だけ足りないとかくらいなら、現地でパンツだけ買ってしまうとか、その方が安い場合もあるかもしれない。

洗面類など

  • ハンカチ
  • ポケットティッシュ
  • マスク
  • メガネ、コンタクト(目が悪いので。基本両方持って行く)
  • 歯ブラシセット(歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロス
  • 綿棒(100均とかに1本ずつが袋になってるやつが売っているので、それを何本か持って行く)
  • 保湿クリームなど(僕はこれがないと顔が痛くて大変なので。普段Orbis Mr.を使っているので、それのトライアルセットを持って行っている)
  • 日焼け止め(夏で外めっちゃ動く予定ある時は持って行くこともある)
  • 使い捨てカミソリ(1本あればいいと思う)
  • 眉毛そり(電動の小さいやつ)
  • 温泉セット用の手提げ(無印のEVAスパポーチ)
  • 普通のタオル(温泉とかでもらえるようなやつ)
  • 速乾性タオル(バスタオルの代わり。自分はSWANSというメーカーのを使っている。)
  • ボディウォッシュ(持ち運びに便利なめっちゃ小さいのは基本的にはあまり売っていない。が、銭湯で例えばビオレの16mL入りのとかが買えると思う)

ドミトリーに泊まったりとか、温泉に入ることも考慮して、タオルとかも持って行く。

EVAスパポーチは見て貰えばわかるが、小さい手提げ袋みたいなやつで、中に取り外し可能な小さいポーチもある。小さいポーチに保湿クリームと綿棒とカミソリあたりを入れている。リュックに余裕があれば入れているけど、まあなくてもいいかも。ただ、銭湯に入った後移動しないといけないとか、そういう状況で濡れた状態のタオルをリュックの中に入れっぱなしにするのは嫌なので、そのポーチを手提げに持っていく、みたいなことができてちょっと便利。

www.muji.com

www.amazon.co.jp

amzn.to

www.orbis.co.jp

pro.kao.com

その他小物

  • 本(1、2冊くらい。大体は普通の本1つと学術書1つずつ。)
  • 財布(行く場所にもよるが、カード非対応とかスマホの電波が届かないとか、災害に遭うみたいなことを考慮して、現金2万円くらいは入っていると良いと思う。)
  • 学生証や免許証など(なにかと必要。学生証メンコバトルとか。)
  • 学割証(フェリーを学割料金で乗るなら必要。途中から予定変えたりとかで切符を新しく発券することは往々にしてある。最低2枚は常に入れておきたい。)
  • ボールペン(一応。学割証になんか書く時とか。大体ボールペン置いてあるけどね。)
  • ビニール袋(いくつかあるとゴミ入れといたり、着てた服入れれたりできる。)

折り畳み傘は基本的には持って行かない。最悪現地で購入する。

電子機器類

  • ノートパソコン(macbook air
  • タブレット端末(iPad Proの小さい方)
  • スマホ(iPhone13 Pro。Proにしているのはカメラの画質向上のため)
  • イヤホン
  • 充電ケーブル
    • usb-c to cを2本(CIOのL字型のやつ、1m)
    • usb-c to lightningを1本(滅んでほしい)
    • usb-c to micro(bluetoothイヤホンのため)
  • モバイルバッテリー(CIO SMARTCOBY Pro PLUG。容量的に10000mAhは欲しいのと、macbook airが充電できてほしいので、PD30Wは最低限欲しい。コンセントに直接させるやつにしてるけど、別にその必要はないかも。)
  • 充電器(CIO NovaPort QUAD 65W。usb-cが3口とusb-aが1口。aは正直なくてもいい。スマホとパソコンを同時に充電できる出力を持つものが良い。充電器購入時にはそれぞれの口の出力のバランスにも注意)

現地で作業が必要になることはよくあるので、基本的にパソコンとiPadは持って行きます。

CIO好きなのでけっこう買ってますね

モバイルバッテリーと充電器の合計の重さができるだけ少ない方がいい。モバイルバッテリーがコンセント付きにするかなしにするかは微妙なところで、コンセント無しにすると充電器に刺すことになるが、そこで1つ口が塞がるのと、ある程度そっちに給電が持って行かれるので、同時にスマホとかを充電するのに速度が必要な場面では微妙かなと思ったり。

usb-cが3口あればいいかな、って思ってるんですが、今見たらNovaPort TRIO 65W3Cとかいうの出てるんですね。こっち買おうかな。

connectinternationalone.co.jp

connectinternationalone.co.jp

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冬の北海道 温泉巡り

またこいつ北海道行ってんな

ANAがセールしてたので手が勝手に千歳便を予約していました

いつもの限界旅行とは少し趣旨を変えて、今回は良い感じの温泉旅館を巡る旅行にしてみました。前後の予定(とお財布)の都合上7泊8日だったけど、時間(とお金)があるならもうすこし居たかったですね。

2/16(木)

家を出る。大学で学割だけ発行してバスに乗って四条河原町まで、のつもりが千本通の方まで行くバスに間違えて載ってしまったので河原町今出川で乗り換える(お金の無駄)。

阪急に乗って南茨木で下車。大阪モノレールに乗り換える。

終点まで乗らず、一旦千里中央で下車。千里中央からバスで箕面駅方面へ。途中の萱野小学校前で降り、みのおキューズモールのモンベルに寄る。前の旅行でニット帽をなくしていたので、それの代わりをここで調達。耳も守ってくれるのがいいですね。ついでに防寒靴下も買っておく。

webshop.montbell.jp

webshop.montbell.jp

すぐに千里中央へ引き返す。再びモノレールに乗って大阪空港まで。

実はこれが初めての伊丹空港利用。チェックインカウンターめっちゃ近いですね。

チェックインはオンラインで済ませてあるのでそのまま保安検査場へ。保安検査場を抜けてお土産・ご飯コーナーに到着。時刻は13時も過ぎていたのでお腹は空いている。とりあえずうどんを注文。

道頓堀 今井

食べ終わった頃には搭乗10分前くらいになっていたので移動。搭乗。

離陸。

着陸。

6日間お世話になるラブパス(Hokkaido Love!6日間周遊パス)を購入。購入当日は使えないので新千歳空港駅には適当なICカードで入場。

JR千歳線を札幌駅ではなく新札幌駅で下車し、地下鉄東西線へ乗り換える。西11丁目駅で下車。

ホテルにチェックイン。全国旅行支援とかやってるのでHOKKAIDO LOVE!割地域クーポン2kを受領。以後基本的に宿代が2割引になっていてラッキー。

ちょっとのんびりしたのち、街へ繰り出す。スープカレーの気分になった。

残念...まあよく検索でヒットするようなところはバカみたいに並ぶし思ったより営業時間もはやく終わるのでそんなものか、とも思った 次回に期待です

こうなってしまった

適当に作業をして就寝。

2/17(金)

おはようございます。旅行をすると強制的に朝起こされるからいいですね。

twitterを見ていたら大学の成績発表日らしいことがわかったので確認。無事卒業っぽい。

はやく出たかったが何故かパッキングに時間がかかる。ホテルをチェックアウト。

どこでもよかったが作業がしたいな〜と思っていると、狸小路商店街コメダに吸い込まれてしまった。

また使う気がします。

それなりの時間になったので店を出て、札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)を歩行。札幌駅へ向かう。

まだHOKKAIDO LOVE!割地域クーポンが残っていたので適当に駅弁を買って消費。

特急カムイに飛び乗る。隣り合う2席が空いてそうなところがなく、急に隣座って弁当食べ始めるのも迷惑かなあと思い、デッキでさっさと食べる。結局座らず85分デッキに立っていた。

旭川駅に到着。すぐに富良野線に乗り換える。

また立ちで移動...

上富良野駅で下車。

町営バスに乗り換え。なんでかは分からないが無料で乗れた。

終点で下車。十勝岳温泉 湯元 凌雲閣に到着、チェックイン。

十勝岳温泉 湯元 凌雲閣

www.ryounkaku.jp

標高1280mに位置する北海道で最も標高の高い温泉。

チェックインの時にHOKKAIDO LOVE!割クーポン2kに加えて、こんなに...クーポンもらいすぎて消費が大変。

18時、夕食。

普通に出てきたら待たずに食べれば良かったらしいね。

富良野ポークづくし。クーポン消費のためにと地ビールを頼んでみた。僕には合いませんでした...

昼の弁当が14時ごろというのもあり、かなりお腹いっぱいに。さらにアルコールにやられ、部屋で気絶。

気を取り戻した。時刻は20時半。温泉に入る。地下1階、廊下の分岐右の浴室(小岩の湯)へ。

写真はないけど、めっちゃ茶色。本当に色が濃くて、全然お湯の下が見えない。湯の花も浮いてる。温まった。だけど露天風呂(洞窟風呂)はちょっとぬるい(外は普通に氷点下で雪降ってるのも影響してる)し、外も暗いのもあって見えないしで微妙だった。

8時と20時に風呂の男女が入れ替わるっぽかったので、翌日の8時以降にまた温泉きたら違うのが楽しめる、というのもあり翌日に期待。

作業をして、就寝。

2/18(土)

おはようございます。部屋暑過ぎて全然寝れなかったけど。外は真っ白。

あさ

7時半から朝食。浴衣着てるやつ自分しかおらんかった。いいバイキング。

朝食

どうでもいい話だが、コーヒー継ぎに行く時、家にデロンギのコーヒーメーカーがあるせいで、コーヒーメーカーの音聞くだけでデロンギやん、ってなった。

楽しみにしていた朝風呂(地下1階、廊下の分岐左;大岩の湯)へ。誰もおらず独り占め。昨日とは違う浴室だが、こっちの方がいいね。

露天風呂も堪能。昨日より雪も降ってるし、やはりぬるい。あいにく雲が多かったので遠くまでは見渡せなかったが、そこそこ景色も楽しめた。

チェックアウト。宿で使えるかみふらのクーポンみたいなのを使い切っていなかったので、適当に水と、ラベンダー石鹸とクリアファイルで辻褄を合わせた。

バスに乗車。下界へ...

上富良野駅前で降りる。少し早いがお昼ご飯。歩いてまん作へ。鴨せいろを注文。うまい!

鴨せいろ

かみふらの応援クーポンで蕎麦代を払ったが、まだ500円分残っていたのでコンビニで適当に辻褄を合わせた。

上富良野駅から旭川駅へ戻る。また立ち席。

旭川イオンモールのスタバに入って作業。スタバの都道府県アプリ埋めの意図もある。

いい時間になった。特別快速きたみで上川へ。

下車。

上川駅

シカが多くてまた列車が遅れているらしかった

駅の隣にある上川森のテラスバスタッチとかいう名前のバスターミナルから層雲峡へ向かう。

下車。運賃箱ぶち壊した?

宿つき。数日前に予約の電話を入れたが、こんな混んでるのは珍しいとか。気さくな宿の夫婦から説明とかを受ける。

夕食。宿の夫婦にご飯の場所聞いたら右にラーメン、左にイタリアンみたいなこと言われたのでイタリアンにした。

ハンバーグカレー

腹ごしらえもしたところで層雲峡氷瀑まつり会場へ。いろいろなネット上の案内とか見ててマイナス20度近くなってクソ寒いんだろうなとか思ってたが、マイナス数度くらいにしかなってなさそうでそこまで寒くはなかった。風はそれなりに強かったけど。

層雲峡温泉

はなびだー

雪と風がそれなりにある

ガオー

うさぎ 卯年だしね

ちんたらしていたら21時前。セイコーマート(営業時間21時まで)で駆け込みのHokkaido Loveクーポン消費。宿のシャワーとか隣の日帰り温泉とかの利用時間が21時までだったので入浴を諦めざるを得なかった…。

宿に戻り、パッキングをして就寝。

2/19(日)

7時起床。ギリギリに宿を出てバスに飛び乗る。

ありがとう層雲峡

キムワイプで戻る

上川駅前で下車。次の列車まで時間があったので散歩。

上川神社

静かな住宅街

特急オホーツクで札幌へ。

オホーツク

ウトウトしているとあっという間に札幌到着。

駅弁を購入。今度は特急おおぞらに乗るが、指定席の座席を確認すると窓側は全部埋まっていたので自由席にすることに。前の教訓を生かして早めにホームで待つ。乗車。帯広まで。

半年ぶりの帯広に降り立って初めにしたのはコインランドリーに服をぶち込むことでした。デジタル化が進んでいて、アプリで決算とか、残り時間表示してくれるとかでハイテクだった。

服をぶち込んで回してる間に、ホテルに向かう。今回は北海道ホテルを予約した。天皇が泊まったこともあるらしい。

北海道ホテル

部屋でゆっくりしていたら日も暮れてきたので夕食を食べる(ついでにコインランドリーから服を回収)

豚丼はなとかちへ。

半ばら豚丼

そのままでも美味しいが、山わさびと一緒に食べるのもまた良き。

気温の確認。北海道のこの時期にしてはそんなに寒くない。と思う。

ホテルに戻ったら動けなくなったのでそのまま仮眠。

目覚める。温泉に入るぞー

〜〜〜

モール温泉最高!ロウリュ最高!になった

途中で小学校低学年くらいの子供が10人くらい入ってきてそれなりにうるさく、サウナ室のドアをなかなか閉めてくれなかったりとかしてたので、サウナーの兄ちゃんがキレてた。

何だかんだ1時間以上は入っていたと思う。サウナ水風呂を3セットくらいして整った。

部屋に戻り、明日どうしよ〜ホテル取ってね〜とか色々やって、就寝。

2/20(月)

早く起きようとか思っていたが、そんなに早く起きれるわけもなく、9時に起床。

朝食へ。洋食、和食、スープカレー、と選べたがスープカレーを選択。洋食と迷ったがまた次回。

具沢山。あっさりして良き。ヨーグルトめっちゃなめらか。あと写真撮ってないけど水出しコーヒーが美味しくて3杯くらい飲んだ。

朝からスープカレー

チェックアウト。また泊まりたい。

帯広駅に立ち寄ってコインロッカーに大荷物をぶち込んでおく。バスで然別湖へ。

帯広と然別湖の往復切符も売られているが、ビジットトカチパスというのを買った方が明らかに安い。帯広あたりのバス乗り放題で1.5kなので、帯広から然別湖に行く片道だけで元が取れる。

ビジットトカチパス 電子対応なのがうれしい

然別湖に到着すると、乗車証明書が貰え、それにはホテル風水でクーポンと引き換えできますとの文字が。どうやらバスでここまで来ると3k分のクーポン(バスクーポンと呼ばれていた)が貰えるらしい。大盤振る舞い。

クーポンを入手

クーポンを手に入れ、然別コタンの会場へ。

入り口で色々説明を聞くと、スノーモービル(orスノーリフト)をやりたいなら、会場で直接お金払うんじゃなく後ろのビジターセンターで申し込みすると、鹿追町のクーポン1k貰えるよとのこと。めっちゃ配るやん。

しかりべつ湖コタン

とりあえず会場内をくるっと見て、ネイチャーセンターへ。スノーリフトの券を購入(といってもバスクーポンと交換しているだけ)。鹿追町クーポン1kをゲット。

再び会場に戻る。氷上露天風呂に入る。混浴だが、女性客はいなかった。先客の男数名と入る。気持ちいい〜

そのままスノーリフトへ。優しいコースと激しいコースどっちがいい?って聞かれたので、激しいコースを選択。かなり気持ち良かった。

アイスバーへ。建物も氷だし、容器も氷。シーベリーとかいうのを注文。氷が分厚いのでちょっと飲みづらい。あと口つけるとこちょっとずつ溶けてくるので唇の左右からこぼれそうになる。

シーベリーソーダ

満足してコタンを後にする。

ネイチャーセンター2階のカフェムバンチへ。バスがくるまでコーヒーをしばく。然別湖コタンの入場パス提示で割引とか聞いてたんだけどコーヒー単体はどうやらダメらしい。

外真っ白

帰りのバスの時間になったのでバスに乗車。帯広に戻る。利尿作用でちょっとヤバかったが100分耐えた。

北海道拓殖バス 51 帯広バスターミナル行き

夜ご飯を食べる。帯広名物(?)インデアンのカレー。朝もカレー食べたな(そういえば昼ごはんを食べていなかった)。

インデアン カツカレー

駅のコインロッカーで大荷物リュックを回収。

特急とかちで札幌へ。

特急とかち

気づいたら札幌に到着。そのまま地下鉄で中島公園へ。(この辺の札幌での流れ何回も経験しすぎててもはや京都駅とか名古屋駅とかと同じノリになりつつある)

中島公園で下車して普通に道歩いてたら何故かつまずいた。靴見たらぶっ壊れててかなりショック。靴紐が長かったので適当に伸びてた部分をくくりつけてたけど、たまたま靴紐踏んだとかで変にテコの原理みたいな感じで力が加わって糸が剥がれたか(伝わる?)。

ホテルにチェックイン。チェックイン直後は何故かwifiが繋がらなかったし、wifi弱めか?

近くのセイコーマートでHokkaido Love割クーポンの消費兼朝食の買い出し。

作業をしていたら何故か4時になってしまっていたのであわてて就寝。

2/21(火)

無理やり8時半に起床。9時半くらいにホテルを出る。時間的にはギリギリ。結局朝ごはんは食べられず、そのまま札幌駅へ向かう。適当に駅弁を買ってHokkaido Love割クーポン消費。10時発のカムイに飛び乗る。駅弁を食べて寝ていた。深川で下車。

三種の海鮮めし

深川から留萌線に乗車。いつもの1両気動車

留萌線

3月で廃止なだけあってそういう系の人が多い印象。乗車率的にも席は全部埋まるくらい(ただし席自体は空いていて立ってる人もいた)。

留萌駅に到着。

奥のホームはいつから使われていないのだろう これからも使われることはないだろう

構内

留萌駅

駅そばが名物だが、まあいいか、となり食べなかった。営業は続けるとかどっかでみたきがする。

ここからはバスに乗り換える。1日乗車券買いたいなあと思いながら待合室に入ったら火曜日は窓口が閉まっており撃沈。困ったなーとか思いながら適当に土産屋入ったらそこで取り扱いがあったので購入。なんか安くなっていた(ぐるっと北海道割とかいうので3割引ってことらしい。2700円→1900円)。

バス停

豊富駅行き

バスに乗車し、豊富温泉までの約4時間の乗車が始まった。夏にもこのバスが走る大半のルート(オロロンライン)をレンタカーで走っていたので記憶に新しく、また別の角度から景色が見えるかなという感じ。とはいえ半分くらい寝てたけど。

苫前、羽幌、初山別、遠別、天塩、と北へ北へ。

オロロンラインから分岐(という言い方でよいか分からないが)して、天塩町から幌延方面に抜けていくわけだが、そこからは夏には通ったことのない道を通る。サロベツ原野か、宗谷丘陵か、あまりわかっていないが、このあたりまで来ると起伏がありつつ、あんまり木も生えてないし、という感じで、道南道央とかとはまた景色が違うように感じる。水田とかの北限がこのあたりにあるはず。北海道の雪景色の中だとやはりこのあたりが好きなのかもしれないと感じた。

ここで系統が変わるためか一旦運賃を精算。引き続き乗車し、豊富温泉で下車。ずっと行ってみたかった川島旅館へ。

ありがとう沿岸バス

川島旅館

ウェルカムドリンクがいただけるとのことで、とよとみ牛乳をお願いした。一緒に梅もついてきた。

とよとみ牛乳と紀州

館内のねこがかわいい。

夕食。

日替わりサラダ

鯛の漬け

旭川産特級米ゆめぴりか、牛肉どうふ、たち汁

にしんの塩焼き

鶏ザンギ

デザート

何故か習慣みたいになってきたが、食事後の昼寝タイム。1時間ほど寝た。石油が浮いていることで有名な温泉へ。

最高!

クーポン消費のために川島旅館特製(?)ハンカチを購入。また、チェックイン時にワーケーションプラン限定でついてきたクーポンを使ってお風呂上がりに、ってことでとよとみコーヒー牛乳を注文。

作業をして就寝。

2/22(水)

朝食が7時半からだったので何とか体を起こす。

朝食

川島旅館特製バターを小さいパンやご飯につけて食べ比べ。いちごバターとはちみつバターがパンに合う。ハスカップバターはまずまず。ご飯に合う系なのかな?と利尻昆布バターとトリュフバターと鮭ぶしバター(だったかな)はご飯と食べたがあんまり合っているかは分からず。

お部屋に戻る。二度寝

9時半前に起きる。諸々準備をしてチェックアウト。宿の人と京都とは寒さの種類が違いますね〜なんて話をするなど。正直な話、今年の京都の寒波でクソ寒かった時の方が今回の旅行中での北海道(氷点下二桁なってないというのもあるが)より寒いと感じた。

バスに乗って豊富駅へ。駅にくっついてる観光案内所的なとこでマンホールカード貰ったりお土産とか見つつも、適当に駅の周りを散歩。フェルムでアイスとか食べればよかったな。

豊富駅を出ると見える景色

稚内まで39km ここ豊富より北にある街は稚内だけ

ドカ雪

駅の看板が面白い

稚内行き

汽車に乗車。サロベツ原野を抜けて稚内へ。利尻富士は残念ながら見えず(窓が曇ってただけかも?)。

稚内

とりあえず昼ご飯ということで、前から気になっていたスープカレーのお店、プチGARAKUへ。札幌の人気店GARAKUの暖簾分け的な店らしい。角煮スープカレーみたいなのを注文。

角煮スープカレー

ごちそうさまでした。

そのままノシャップ岬へ(ここで以前の旅行で買っていた宗谷バスの回数券を消費!)。3度目の訪問。

岬をちょっと見たら流氷っぽいのがついてた。

ノシャップ岬

氷が浮いている

隣に水族館とか科学館があるが、以前はやっていなかったので、せっかくだし、ということで500円を払って入場。この値段で水族館と科学館両方入れる。当然(?)誰もいない。

はじめに水族館の方に行く。入り口の前のエリアでアザラシに餌やりをしていた。ほほえま〜になった。ただ、風が強く寒いのでさっさと建物に入る。

かわいいアザラシ

入るとクリオネがお出迎え。ヒトデとかもいる。あるエリアだとこの魚をどう食べるとおいしいみたいな説明がひたすら書いてあり笑ってしまった。

ネオンテトラなど

美味しいか美味しくないか

ドクターフィッシュ体験コーナーがあったのでやってみた。ぬるめのお風呂くらいの温度でも普通に生きられるらしくてすごい。水槽に手を入れるやいなや群がってきた。綺麗になったかはわからないが、きっと綺麗になったんだと思う。

ドクターフィッシュ

イトウ。でかい淡水魚だ。日本だと北海道にしかいないらしい。

イトウ

ペンギン。未来を見ている。知らんけど。

フンボルトペンギン

科学館へ。高校の物理とかでよくある問題設定のやつ(滑車とか、筒で波が共振するやつとか)の展示があって感心した。SDGs関係の展示もあったり。また、南極関係の展示がたくさんあった。南極で活躍した樺太犬の関係だと思う(タロ、ジロ推しがすごい)。南極観測船の模型とか、実際の南極で使ってた服とか、住居の様子とか、南極で動いてた車みたいなやつとか。

滑車

南極展示コーナー

南極越冬隊資料展示館

ノシャップ岬に行ったら大体海見て終わると思うけれど、余裕があれば行ってみると結構面白いんじゃないかなと思う。

バスで稚内駅に戻る。キタカラ内でお土産を少し書いつつ、カフェでコーヒーを買って作業。

特急宗谷に乗車。札幌へ戻る。半分寝てたけど。ちょくちょく美深や名寄で起きる。けっこう雪が強く降っていた。そのせいか気づいたときには10分くらい遅れていたが。

中途覚醒 雪がえぐい

15分程度遅れで札幌に23時10分ごろ到着。今日も1日目と同じホテルにしておいた。西11丁目駅で下車。途中のセイコーマートに立ち寄り、残ったクーポンで今日もまたカツ丼を購入。ホテルにチェックイン。

そういえばこのホテル、コンセントが机にしかなくて、しかも刺さりが悪かったなと思ったり。

ANAのU25で帰ろうかな、と思ったがそういえば年齢認証をしていなかったということで予約できず。

就寝。

2/23(木)

おはようございます。9時ごろ起床。一昨日に買っていたパンを朝ごはんとして食べ、ホテルをチェックアウト。

特にやることもなく、札幌駅までお散歩。時計台見たりとか...。

そういえば回転寿司を食べていなかったと思い、栄町駅で下車し、回転寿司トリトンへ。わざわざここまで来たのは地下鉄の乗りつぶしのためと、Hokkaido Love割クーポンが使えそうなトリトンでアクセス良さそうなのがここだったからという理由。天皇誕生日で祝日ではあったのでそれなりに混雑していた。が、おひとり様だったのでそこまで待たずに済んだ印象。

回転寿司屋に来てちゃんとその産地で取れたものを選ぼうと思って北海道産を中心にチョイス。

5皿くらいしか食べてないけどこれでいいか、という気持ちになったのでお会計。2kもしなくてお財布に優しい(クーポン利用だったので実質タダではある)。

札幌駅に戻ってくる。名残惜しいので駅周辺を散歩。そういえば大学入試が近かったなと思って北大に行って少し構内を徘徊。

札幌駅に戻ると千歳線のダイヤが乱れており、ちょっと時間待つことになったが、14時台の快速エアポートに乗車。新千歳空港へ。

今回はそのまま実家に帰ろうということで、札幌から名古屋までの飛行機を調べていたら、JALの方がちょっと安そうだったので、今回はJALスカイメイトを使うことに。窓口に並んでいたが、調べたところ券売機で普通に発券できることに気づき、十数分くらい並んでいた列を脱して券売機で発券することになった...。

ついでにANAの窓口に行って年齢確認もしてもらった。これでANAはネットからでもU25の予約ができるようになった。(なおJALは当日空港にいかないと予約できない。ネット対応すればいいのに。)

お土産買ったり、よつ葉牛乳のとこでパフェ食べたり、ラーメン食べたり、フードコートで作業したりと、悪くない時間を過ごした。

梅光軒

よつ葉

定刻から遅れること20分程度、保安検査を抜け、搭乗口エリアへ。そういえば実家土産用にロイズのチョコでも買っていくかと思って、飛行機に乗る直前に搭乗口エリアで買ったのだが、ここだと保冷剤に110円取られる。ので、ロイズのチョコを買うなら保安検査の前に買っておくといいという教訓を得た。保安検査前のとこなら大体無料で保冷剤がつけられるので。

飛行機に乗る。かなり後ろの方の席を選んだからか、自分の周りはだれもおらず、かなり空いていた。

離陸。北の大地に別れを告げる。空港のターミナルビルが綺麗に見える。

新千歳空港ターミナルビル

21時30分ごろ、セントレアに着陸。ここからは実家に帰宅

ということでお疲れ様でした。

その他

頭の片隅に常に作業タスクのことがあって、あんまり吹っ切れなかった感はあったが、いい旅行だったと思う。普段いる土地とは違う街の日常風景みたいなのをみるのがやっぱり好きだなと再認識した。あとは豊富温泉に1週間くらい缶詰になってひたすらモクモク作業するやつやりたいなとか思った。

今回の日程では北海道らしくなく比較的暖かかった(氷点下10度を下回らなかった)のでほとんど京都と同じ格好でよかったですね。上着に宇宙服素材が云々とかいう謳い文句の最近一部で流行りのやつ着てたからかもしれないけど。上はヒートテックシャツ、適当な長袖シャツ、厚めのセーター、上着の4枚。下はヒートテックタイツとジーパンで問題なかった。京都以上にしたのは、強い靴下と、ニット帽。これだけで十分だった。手袋はユニクロでだいぶ前に買った適当なヒートテックの物で、ちょっと冷えるので、もうすこし良いのにすれば完璧かな。

来年も行くぞー

2022秋の京都紅葉散策 十六所巡礼

potaxyz.hatenablog.jp

去年に引き続き。今年は忙しくあまり巡れなかった。

今年は京都市街地から遠い所を攻めることにした。どこも自転車で巡ったので中々の運動になった。訪問順に紹介することにしよう。高雄、大原、山科の地区にあるところは明示的に書いておいた。

本編

岩戸落葉神社

  • 訪問:11/15 9:30頃
  • 拝観料:なし

高雄地区よりさらに奥にある。紅葉ではなく黄葉だがこの季節しか見れないし紹介する。以前から訪問してみたかった神社。横に北区役所小野郷出張所がある。風が吹く度に木からひらひらと黄葉が落ちてきて綺麗だった。コスプレイヤーポートレートを撮っていた。

岩戸落葉神社

岩戸落葉神社 境内

風が吹いた時の写真

高山寺

  • 訪問:11/15 11:00頃
  • 拝観料:500円(入山料、秋のみ)+800円(石水院)
  • 高雄地区

高雄三尾の1つ。鳥獣戯画でおなじみ(石水院に展示してある)。境内はそれなりに広いが、結局のところ裏参道のあたりが綺麗だと思う。光の当たり具合の問題かもしれないが。

石水院 善財童子

石水院 縁側

表参道から裏参道方面を望む

西明寺

  • 訪問:11/15 12:00頃
  • 拝観料:500円
  • 高雄地区

高雄三尾の中では一番好きかもしれない。表参道、裏参道のあたりも良い。

庭園

鐘楼

神護寺(昼)

  • 訪問:11/15 12:45頃
  • 拝観料:500円
  • 高雄地区

高雄三尾の1つ。去年は夜に行ったが今年は昼に訪問。相変わらず楼門までが長い。金堂への石段のところは枯れかけだった。楼門までの間にお店がいくつかあるので、適当にうどんを食べた。

参道

石段上から

うどん

仁和寺

  • 訪問:11/15 15:00頃
  • 拝観料:境内無料(庭園800円)(駐輪場100円)

タイミングが悪く、この日だけ御所庭園に入れなかったのでまた再訪すると思う。が、五重塔あたりとかは散策できた。

五重塔1

五重塔2

等持院

  • 訪問:11/15 15:50頃
  • 拝観料:500円

足利将軍家にゆかりがあり、たくさん木像が置いてある。受付終了直前だったのでゆっくり見れた。どこの庭もとても良い。後ろに見えるのは立命館大学。ネコチャンがいた。

方丈南庭

方丈北庭(東側、心字池)

三千院

  • 訪問:11/21 13:00頃
  • 拝観料:700円
  • 大原地区

大原地区で一番大きい寺。呂律の由来となった呂川と律川が流れる。境内の苔とのコントラストの感じも良いが、律川にかかる橋の上からの景色が良い。人はそれなりに多かった。

わらべ地蔵前から

律川にかかる橋の上から

実光院

  • 訪問:11/21 13:45頃
  • 拝観料:500円
  • 大原地区

三千院前の桜の馬場を抜け、未明橋を渡ってすぐ左側にある。あまり人もおらずゆっくりできた。けっこう散っていたけれど。

契心園

不断桜

勝林院

  • 訪問:11/21 14:15頃
  • 拝観料:300円(宝泉院との共通券1000円)
  • 大原地区

声明の聖地らしい。だいぶ散っていたっぽい。

勝林院

宝泉院(勝林院塔頭

  • 訪問:11/21 14:30頃
  • 拝観料:800円(勝林院との共通券1000円)
  • 大原地区

受付から入って左には枯山水庭園(宝楽園)があるがよくわからなかった。右が宝泉院の建物。建物入って鶴亀庭園というのがあり、そこには鯉が泳いでいた。 さらに奥へ。抹茶と茶菓子が勝手についてくる。茶菓と交換するチケットが渡されているとはいえこの辺のオペレーションがよくわからなくて他の参拝客もよくわからないことになっていたが。座敷に座って窓枠を額縁に見立てて庭を見るのが乙。写真には入っていないが、左側にはめちゃデカい松が生えている。とても良かった。

額縁庭園(盤桓園)

寂光院

  • 訪問:11/21 15:45頃
  • 拝観料:600円
  • 大原地区

他の大原地区の寺院と比べると離れた位置にある。建礼門院にゆかりがあり、お寺の人が丁寧に説明してくれた(安楽寺を思い出す)。隣には建礼門院の墓がある。

本堂の前から

汀の池、諸行無常の鐘楼

金福寺

  • 訪問:11/24 16:30頃
  • 拝観料:500円

日没直前の訪問。一乗寺あたりにある。松尾芭蕉とか与謝蕪村はじめ、多くの俳人にゆかりがあるお寺。芭蕉庵とかいう建物がある。京都の街が一望できる(住宅街にあるので家がいっぱい見える)。

座敷から

奥に芭蕉庵が見える

夕焼け

瑠璃光院

  • 訪問:11/24 17:30頃
  • 拝観料:2000円(受付で学生証提示で1000円)

予約制で時間帯が20分単位で選択可能だった。最後の時間帯17:20-17:40入場で予約していただけあり、人は比較的少なめだった印象(具体的には書院2階の机前でゆっくり写真撮れるくらい)。訪問自体はしたことがあったので見る所見たら帰ろうという心持ちだった。日没後の訪問だったこともあり、ライトアップがされていた。18:00で一旦終了だが、その後からJR東海の企画で夜間特別拝観があったりする(ライトアップはそのおこぼれか?)。建物に入ると写経セット(お経の写しとボールペン)みたいなものが渡されるが、今回は時間もないので写経体験みたいなのはやらなかった。 書院2階の机に映り込む紅葉はインスタ映えの王道みたいなところがある。当然綺麗だが、みんな写真を撮るので夢中だったりするのであまりゆっくりはできないかもしれない。個人的には臥龍の庭が好き。こちらの方が比較的ゆっくりできると思う。 まあ、本当にゆっくりしたかったら秋とかには来ないようにするのが良い気はしますが。

書院2階 正面から

書院2階 横から

臥龍の庭

毘沙門堂

  • 訪問:11/27 15:30頃
  • 拝観料:500円
  • 山科地区

参道石段の敷き積もる紅葉で有名。よく見る綺麗な写真を撮るには昼間が良いと思う。時期が少し遅かったのと、日も落ちかけの時に行ったので普通に枯葉がいっぱいありますねという感じであまり綺麗ではなかった。一応参道の左右の紅葉が敷き積もっている所は保護のために立ち入り禁止ってことになっているが、それに気づいていないのか守らずに入って自撮りをしている人もちらほらみられた。 個人的には紅葉よりも、宸殿の襖絵がだまし絵になっているのが面白かった。人が多くゆっくり鑑賞できなかったので、襖絵のためにまた訪問してもいいなと思った。

参道

晩翠園

弁財天

安祥寺

  • 訪問:11/27 17:30頃
  • 拝観料:500円
  • 山科地区

普段は非公開寺院だが、秋の特別公開ということで訪問。JR東海のひかりの京都キャンペーンで夜もやっていた。人も少ないし、雰囲気も良いし、かなり良かった。

本堂横

青龍殿の方を望む

大師堂

おまけ 青龍殿のライトアップ 特定の時間には音楽と共に光のショー的なのをやっていた

醍醐寺

  • 訪問:11/27 19:00頃
  • 拝観料:1000円
  • 山科地区

夜間拝観専用のパンフレット渡されてびっくりした。昼夜分けてるところ初めて見た。弁天堂まわりが特に良く、池に反射するのが綺麗。五重塔まわりに全く人がいなかったのが印象的だった。

仁王門

参道

弁天堂

五重塔

まとめ

注意点など

高雄地区と大原地区には自転車で向かったが、駐輪に関する注意点を記しておく。

  • 高雄地区
    • このあたりに自転車で来て観光をする場合には京都市高雄観光駐車場に止めるしかない。駐輪200円。
  • 大原地区
    • 正直どこに止めていいのかよく分からない。呂川の柵?のところに自転車がいくらか置いてあったのでそれに倣って置かせていただいたがこれが良かったのかは正直不明。ただ、どの寺院にも駐輪場が存在しなさそうなことはわかる。

自転車の走行記録

高雄地区へ行った時の記録

大原地区へ行った時の記録

どちらも京都市街から登っていくことになり、それなりに交通量がある道を走ることになるので走行注意。大原の方が楽ではある。高雄へは京見峠を通ったというのもありかなりしんどかった。いや、御経坂峠もしんどかったけど。

来年以降の宿題

  • 赤山禅院圓光寺蓮華寺、実相院など、一乗寺・岩倉地区はあまり行けなかった
  • 源光庵、常照寺などの西賀茂地区
  • 南禅寺(方丈庭園)は近いからと結局いかずじまいに
  • 無鄰菴、嵐山祐斎亭など寺社仏閣意外の紅葉スポット
  • 東福寺塔頭シリーズ
  • 大原では古知谷阿弥陀寺だけ未訪問
  • 勧修寺、随心院といった山科地区の残りのスポット
  • 将軍塚青龍殿

などなど...

けっこうありますね

おすすめ

その時に見た紅葉という観点でだけ見ているので、時間が違えば評価も変わるかもしれない。また、そのお寺自体がいいかどうかという評価指標ではないことに注意。

今年回った中で、個人的に一番よかったのは

  • 宝泉院

ですかね。地区ごとでいけば

  • 高雄地区なら:西明寺
  • 大原地区なら:宝泉院
  • 山科地区なら:安祥寺
  • その他:岩戸落葉神社、等持院、瑠璃光院

といったところでしょうか。

それ以外について...

高雄地区は他もいいんですが、西明寺には勝てていない気がします。神護寺は去年の夜訪問と比較すると、夜の方が良かったかなあという印象はあります。大原地区では寂光院は好感度が高かったですね、次点で三千院でしょうか、当然よくはあるんですが人がそれなりに多かったのが微妙な点かな(境内は広いからそこまでは気にならないけど)。山科は個人的には醍醐寺毘沙門堂の順で良かったと感じました。人が多いかどうかに気分が左右されている気もします。

普段は行かない地区に行けたし、かなり運動にもなって、そして気分転換にもなって良かったと思う。

来年もどこかいくぞ〜

セキュリティ・ミニキャンプオンライン2022にチューターで参加しました

www.security-camp.or.jp

『シミュレーションを用いたIoT機器の解析体験』のチューターをさせていただきました。内容を引用すると

近年普及が進むIoT技術において情報の保護は重要な課題の一つで、最近ではIoT機器にも暗号モジュールが組み込まれています。IoT機器に組み込む暗号モジュールの安全性は十分に検討される一方で、暗号化時に利用される暗号鍵の推測を意図した解析手法が多く研究されています。本講義では、暗号モジュールの動作中に変化する消費電力に注目した手法である「電力差分解析」をシミュレーションを用いて体験します。

という感じです。

講師の方は去年のセキュリティキャンプ全国大会で知り合った方です。なんとなく面白そうだなーとtwitterで呟いたら、ミニキャンプチューターやってくれてもええんやで❤️、と誘われ(原文ママ)、まあやるか、ということで何も考えずにチューターをやることにしました。

普段は絶対触れない分野なので面白そう、やってみたい、というモチベーションで半分受講生の気持ちではありましたが、なんとかチューターとしての動きができたんじゃないかなとは思います。

チューターの業務は基本的には講師のサポート、受講生のサポート、グループワークのファシリテートです。

通常であれば講師の方が普通にリアルタイムで講義をやるのですが、講師さんが当日はアメリカの学会に行っていて講義中は声が出せる環境にないとのことで、代わりに講師さんの動画を流すことになって、僕が講義中にその動画を流すという大役をやることになりました。

前日までは、講師さんからの動画を事前にいただいて全部チェックしてコメントを返すとか、ハンズオンで使うプログラムを実際に全部動かして環境依存の動作確認(兼、内容の把握)とか、そういうことをしていました。

当日はまずは講義前にちゃんと動画が問題なく流れるか確認をしました。朝7時台に起きるのが大変でした。事務局の方にはチューターさんが講師になってるみたいですね、って言われてました。確かに。

講義時間には特に問題なく動画が流れてくれてよかったです。受講生の方々からもコードが動かないみたいな問題はなかったようでよかったかなと思います。

修了試験のテスターもやっており、実際に解きました。それをふまえてアドバイス的なこともやっていました。面白い問題作るな〜と思いつつも難しいかもな〜と思っていたら、実際かなり難しかったようで、この問題だけ誰も解けず...という感じにはなってしまいましたが。

チューター特典として、自分の担当以外の講義も覗けるというのがあります。当日講義があったものはどちらも聴講(ハンズオンもした)させてもらいました。

『AIを騙すテクニックと対策を学ぼう ~敵対的サンプル入門~』は確か僕が参加したセキュリティキャンプの1つの講義にあった気がして気になっていたのですが、抽選で落選してしまった、というのがあり、ここで伏線回収(?)みたいなことができてよかったかなと思います。大学の専攻のせいで完全に数理工学脳になってるというのもあって、こういうのがあります、使ってみましょう、では飽き足らず仕組みが気になりアルゴリズムの論文読みに行ったりしていました。

『WebとCloudにおけるセキュリティの基礎と実践』はいろいろ詰め込んだなーといった内容で、自分の知らなかった概念(OWASPとかAWSで作れちゃう脆弱性的なやつとか)をいろいろ知れたりとかしてよかったです。

懇親会とかグループワークで色々な人と話せたのはよかったかなと思います(ファシリテートできてたかな?)。人との交流は大事ですね。

普段とはまた違った方面からの知見が得られていい経験になりました。関係者の皆さんお疲れ様でした、そしてありがとうございました。また機会とかやる気があればチューターやってみようかな。

夏の北海道一周ドライブ企画

友人とやるか、と話して約1年越しに実現した北海道一周企画。ドライブと大自然を満喫したレポートになります。何日にも分けて編集しているため文体が不安定です。

9月13日(火)

バイトを16時半頃に終え、荷物の準備。北海道の後に直接東京に行くということもあり、服装に困ったので本州基準の夏仕様x2と秋仕様x1を入れていつもより少し重めの荷物量に。パーカー着れば夏仕様でも耐えるとの判断。天気予報を見る感じ札幌あたりはあまり本州と変わらなさそうだったが、道東はやはり気候がそこそこ違うなという感じだったので、去年の経験と天気予報から最高気温18度最低気温8度に耐えられる想定をした。

家を出る。バスに乗って少ししたところで忘れ物に気づき引き返す。忘れ物をリュックに入れてもう一度バス停へ向かう。バスが時間通りに来なくて大丈夫か、と思ったがバスに乗って京都駅に着いた頃には遅延も解消。列車に乗るまでの10分の間に駅弁の購入と現金の引き出しを済ませておく。北海道のよくわからないところで現金ないと危ないのでね。

今回は舞鶴からフェリーに乗るとのことで特急まいづるを利用。特急はしだてと連結されているので2つの行き先が表示されている。

北海道の特急に乗ると聞くことになる7点チャイムを京都で聞いて旅の始まりを感じる。気動車なのもいいですね。

京都駅で適当に買ったお弁当を食べて腹ごしらえ。

綾部駅スイッチバックすることを知っていたので全面展望ができる席を確保していた。まあ真っ暗で何も見えないのですが。

東京に行ってマイコンボード使って色々する予定があったので、せっかくなら旅行中もデータ取るか、ということでGPS測ってくれるプログラムを書き込んでおいた。

終点の東舞鶴に到着。

東舞鶴駅

ここから20分程歩くと舞鶴港へ到着する。

夜の商店街 よい雰囲気

フェリーターミナルといえばトラック群ですよね

ここで友人1と合流。友人1はどうしても北の大地をバイクで走り回りたかったということで、バイクでここまで来ている。

クソデカ排気量バイクのおっちゃんが友人1に話しかけたりして、私もその話を聞いたりして出港まで時間を潰す。

バイク乗船と徒歩乗船は別々のタイミングなので友人1とは一度お別れする。

いざ乗船。

出港を待ちつつ船内の売店チョコモナカジャンボを買って友人を待つ。

友人1と合流。

船の後方のデッキに出て舞鶴港に別れを告げ、お風呂に入って、ベッドに潜る。ダウンロードしていたアニメを見て就寝。

お部屋はいつもの寝床だけのツーリストA。安いしね。

友人1は小説家をやっており、それの作業があるとのことで、ラウンジの方へ向かっていった。

フェリーでサウナ、したいです。

9/14(水)

おはようございます。

フェリーといえばカレーだよな、ってことで、朝カレーをいただく。

朝カレー

友人1と話をしていると、クソデカ排気量バイクのおっちゃんが寄ってきて、君たち賢そうだから、と前置きをして「地球の自転速度よりも飛行機の飛行速度の方が遅いはずなのに、ちゃんと目的地に到着できるのは何故?」的なことを問いかけてきた。慣性の法則ですね、みたいなことを答えたけど納得はしていないようだった。電車の中でキャッチボールする話を例に出したらそれは理解できたみたいだけど。まあスケールがデカいから直感的に納得できないのかも。

姉妹船の反航。大人気。

反航

ダウンロードしていたアニメ(プリンセス・プリンシパル)を1話から見る。このアニメ面白いですね。

お昼ご飯。新潟タレカツみたいなのと迷ったがグラタンを注文。

グラタン

アニメ視聴再開。

船はめちゃくちゃ揺れており、友人1は船酔いが...と言って部屋に吸い込まれていった。

奥尻島が近づき、電波が入ってきた。

東京に行ってから必要になるスライドを作ろうとするも、やる気が起こらず挫折。自分も船酔いしてきた。

夜ご飯どきになっていたので、食事会場へ。北海道上陸前だがジンギスカンを食べてしまおう。

ジンギスカン

限界がきたので部屋に戻り一旦寝る。友人1は作業すると言ってフォワードサロン的なところへ消えていった。

そろそろ接岸かな、という感じで外へ出てみると小樽港は目前。

接岸、下船。友人1とは一旦お別れして宿で合流することに。

ありがとう

メルヘン交差点。小樽を感じる。

ちなみにこの交差点あたりにある小樽オルゴール堂2号館のパイプオルガンの実演はとても良いです。

少し道に迷って(google mapに変な道を案内され)なんとか宿に到着。友人1とも合流。

一息ついてまずはセイコーマートへ。

飲み物とか購入しておく。宿へ戻る。

しばらくしてここで友人2とも合流。友人2は新千歳でレンタカーを借りて走らせてきた。明日からは友人2と車に乗り、友人1はバイクでそれについて行く(もしくはその逆でバイクにレンタカーが追尾して行く)ことになる。

朝ご飯どうするーとか適当に明日の予定を確認するなどして、就寝。

9/15(木)

おはようございます。

朝ご飯に三角市場に向かう。宿泊した宿で「とまっ得おたるクーポン」なるものが1人2000円分貰えたのでそれを使って朝から豪遊しようという魂胆。

入ったお店はこのクーポンが使えるのか掲示がなくて分からなかったのですが、お店の人に聞いてみると市に申請中で、申請が通ってたら使えるからちょっと待ってね、とのこと。少し待つとOKとの返事をいただけたので入店。

八角の刺身

サーモン・カニイクラの三色丼

大満足だったので少なくともこのお店に入ったのはTrueだった。

おいしかった〜と退店して外に歩き出したらお店の人が飛んできたので何事か、と思ったらすっかりクーポンを使うのを忘れて一万円札で代金を払ってしまっていたのだった。お店の人に何やってるの〜と言われ、ボーっとしてたなあとか思いながら会計をやり直してもらう。

日本三大姫路城の1つ、小樽駅から見た小樽運河

小樽駅構内のセブンイレブンでなんか当たってお茶がプレゼントされたりと幸先よさそうだと感じつつ、本日の目的地稚内へ向けて出発。

車にusbの口があったので、マイコンボードをつなげておく。これでドライブ中のGPS情報がトラッキングできるので、周り終わる頃にはいい感じに記録が取れているはず。

1時間ほど車を走らせ、佐藤水産 サーモンファクトリーに到着。友人1が行きたがっていたスポット。サーモン系を中心に魚系のものが色々売っている。

サーモンファクトリー

色々売ってんな〜魚デケエな〜などといいつつ、友人たちは各々お土産を買うなり親に宅配お願いするなりして満足。その上で、ありが塔とかいう展望台になんとなく登ったりとかしてたら、なんだかんだ45分近く(え?)滞在してしまう。

少し走らせ道の駅へ。

道の駅 石狩 あいろーど厚田

リコリス・リコイルは良いアニメだと思います。

明らかに後の時間が押しているので10分程度で撤退。

1時間ほど走らせ増毛駅跡へ。思っていたよりしっかり整備されていて新たな町の拠点みたいなところになっていそうだなと感じた。

増毛駅

道の駅るもいに立ち寄る。15分程度休憩。このあたりから全部の道の駅に寄ってたら稚内到着が夜になっちゃうから適当に取捨選択しようという話に。友人1曰く、バイクで夜走るのは嫌だとのこと。

25分ほど走らせて道の駅 おびら鰊番屋へ。旧花田家番屋は中には入れそうだったが外は工事中のようだった。ここも時間の都合上10分で撤退。

道の駅おびら鰊番屋 旧花田家番屋

苫前と羽幌の道の駅はスキップし、初山別の道の駅へ。

道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ

天文台は工事中だった。

しょさんべつ天文台 工事中だった

みさき台公園はキャンプで賑わっていた。

みさき台公園

ちょうど沿岸バスの留萌市立病院行きがやってきた。いつか乗りたいバス路線。

沿岸バス

以降の道の駅(遠別、天塩)は全てスキップし、旅団はさらに北へ進む。若干お腹空いてきたなーとか思っていたら私だけ間食してないことに気づく。そんな会話をしながらオロロンラインのハイライト、サロベツ原野、オトンルイ風力発電所へ。

利尻富士を望む

オトンルイ風力発電所は来年2023年には建て替えられ、この姿は見られなくなるようなので見られて良かった。

オトンルイ風力発電所

手前に小さな風車が3基

さらに北へ走らせる。北緯45度線を越える。先ほどの駐車公園からはすぐだが視認しづらいので通り過ぎそうになった。

北緯45度モニュメント

時刻は18時近く。日も落ちて暗くなってきた。稚内市街まで約50km。ひたすら単調な直線が続く。バイクの友人1とは通話で繋がっているので適当にしりとり(北海道に関係ある単語縛り)でもしながらひた走る。

時刻は19時前。稚内の道の駅に到着。稚内訪問は1年半ぶり2度目。

稚内キタカラ

宿にチェックインして荷物を置く。スープカレー食おうぜ〜とか言っていたがお店の前に行くと臨時休業になっていたので、適当に居酒屋に入る。ぶりかまが美味い。これに限らず全部美味いんですけどね。

ぶりかま

居酒屋であってご飯屋ではなかったので、普通にご飯っぽい感じのが食べたいかもしれない、ということでセイコーマートで食品を買って宿に戻る。北海道来てからホットシェフのカツ丼を観測してない!とか言って謎のセイコーマートはしごをしたが結局見つからず(稚内駅前店にはホットシェフはついていないので、少し歩いた稚内中央店に行く必要がある)。私はご飯は別にいいやと思ってモンブラン飲むヨーグルトを購入。実はセコマの飲むヨーグルトは本州でもウェルシアで買うことができる。たまに近所で買ってる。

デザート

友人2はサーモンファクトリーでラーメンを買っていたのでそれを作って食べていた。

適当に防波堤ドームあたりまで散歩。何故かわからないが奥(海の先?)までは来たことがなかった。かつてはここから樺太まで鉄道連絡船が出ていたそう。ここから樺太に行ってみたかった。

防波堤ドーム

近くに海上保安庁の船が止まっていて、最近北方がうるさいからそういうやつかなーと思うなどした。

稚内駅前あたりから見える稚内公園の開基百年記念塔を見て今日のタワーじゃん、とかいう話をしながら宿に戻り、明日も朝が早いということで日が変わる前に就寝。

(参考:今日のタワー)

9/16(金)

おはようございます。

適当に朝食を買いつつまずはノシャップ岬へ。

これにてウォーミングアップは済みました。最北端、宗谷岬へ。

宗谷岬

宗谷丘陵、白い道を走る。稚内市街から来る場合、来た道を戻ることにはなるが、稚内市のホームページを見ると宗谷岬側から走ることが推奨されている。

白い道

車窓も良い。

宗谷丘陵

再度宗谷岬を通過し、いよいよ北海道の東岸を走る。

東岸を南下していくときの最初の道の駅 さるふつ公園に立ち寄る。ついでに昼食。

道の駅 さるふつ公園

ホタテラーメン

ホタテ丼(友人1)

猿払村はこのホタテのおかげで日本屈指の平均年収を誇っている。

アイスを食べたりしつつ、南下を続ける。

途中、猿払村道エサヌカ線を通る。ひたすら一直線の道が続く。

エサヌカ線

浜頓別の道の駅はスキップして、道の駅マリーンアイランド岡島に立ち寄って休憩を挟む。顔出しパネルで記念撮影。

雄武の道の駅はスキップ。次の道の駅おこっぺで大きめの休憩。ここでも顔出しパネルで記念撮影。友人2がカーリング好きなのでロコソラーレの顔出しパネルで喜んでいた。ソフトクリームが異常に美味しかった。

ソフトクリーム

名寄本線の興部駅跡なだけあってか、道の駅内には名寄本線の営業当初の展示とか、外には簡易宿泊施設として利用できるような車両がとまっていたりした。

ルゴーサ・エクスプレス

少しだけ南下して道の駅オホーツク紋別へ。恒例の顔出しパネルで記念撮影。

よくないね

館員の人たちがワンワンおる!とか言って窓の外を見るので何事かと思ったらNHKおかあさんといっしょで見たことのあるアレが!相方の名前は誰も分からなかった。かわいそう。(調べたところジャンジャンというらしい。ワンワンは昔からいるが、ジャンジャンは最近出てきたのかな。どうやら18日に「ワンワンわんだーらんど☆たんけんひろば」なるイベントがあったらしい。会場は紋別市落石アリーナ。ソースはNHK北見放送局。)

ワンワン(右)とジャンジャン(左)

オホーツク流氷科学センターがくっついているので館内を見る。やけに券売機前にいたお兄ちゃんのテンションが高かった。

網走にも似た名前の施設があって、そっちはオホーツク流氷館という。そっちに比べると、名前に"科学"とついているだけあってか科学的な話が多く感じて、個人的にはこっちの方が好きかも。

最近リニューアルして機材にこだわったらしいドームシアターでオホーツクの映像が見られる。流氷の形成の話、南極北極探査の話などそれっぽいものに加えて、マイナス20℃体験ルームがあったりした。その他でいけば、謎の蛇口の展示とか、名古屋市科学館から寄贈された竜巻発生装置とかもあった。

マイナス20℃体験ルーム

不思議な蛇口 実際に水が流れているが、実態は噴水の先が蛇口の先に来るようになっている(ネタバレ)

過去のブログ見た感じ網走の方はマイナス15℃だったっぽい)

近くのカニのオブジェで記念撮影。

カニ

また冬に訪れて砕氷船とか乗ってみたい。

出発する時に車のシートに興部の道の駅で買っていた飲むヨーグルトをぶちまけてしまったので、ドラッグストアに立ち寄り、消臭剤やらアルコール除菌ウェットティッシュやらを買ってなんとかするなどしていた。

本当はサロマ湖も寄りたかったが、もう日没が近かったのと、展望台に改修工事で行けないということもあったので今回はスルー。

途中セイコーマートで休憩を挟んで本日の宿泊地、北見に到着。スーパーホテルの3人部屋(かなり狭い)に宿泊。

北見は焼肉が有名と聞いていたので、焼肉屋に行くことに。味覚園 銀座店へ。味覚園の総本店が近くにあったが、食べ放題の方がいいと思ったのでこちらにした(銀座店は食べ放題専門)。サガリとかホルモンがおすすめで、塩コショウや生ダレで食べるのが北見流らしい。

全然生臭さがなく新鮮そのものでどれも美味しかった。友人1が最後にカレーうどんを頼んだら普通にデカいの出てきて笑ってしまった。

焼肉 at 北見

北見市街を散歩。オホーツク最大の都市なだけありデカい(これはいつも言ってる)。都市構造が好きすぎる。(どうでもいいけど何故か北見が北海道4番目の都市だと思い込んでいた、冷静になればそんなわけないですね)

銀座通

キタミモニュメント

台風が接近していたので帰りの飛行機変更するかどうするか、雨降るっぽいし明日の目的地を変更するか(本来は釧路まで長旅をするつもりだったが、雨だし短めにするかということで知床に宿を確保)、みたいな話をしつつ、ホテルのコインランドリーで洗濯をして、就寝。

9/17(土)

おはようございます。ホテルの朝食で美味しくないコーヒーを飲んで出発。

網走方面に向かうが、途中で卯原内サンゴ草群落地に立ち寄る。

時期がもしかしたら若干早かったor遅かったかもしれない。が、それなりに良い感じではあった。

卯原内サンゴ草群落地

25分程度走らせて網走監獄へ。2年ぶり2度目。人生で複数回見に来るようなところではない気はするが。(2年前のブログ

博物館 網走監獄

展示内容はけっこう興味深いと思う。人権を無視されてこき使わされた囚人たちのおかげで北海道の開拓が進んだという側面が垣間見える。

今回も監獄飯なるものは食べなかったが、まあいいでしょう。

お昼どきだったので、網走市内のお寿司屋さんに行くことに。雨が降ってきていたのでさっさと車に乗り込んでお店へ向かう。

マグロと茶碗蒸し

ごちそうさまでした。

しばらく車(とバイク)を走らせ、道の駅しゃりへ。このあたりまでくると雨は止んでいた。建物に入ってロコソラーレの顔だしパネルで記念撮影。

館内にはストリートピアノが設置してあり、Aimerの残響賛歌を弾いておられる方がいた。

道の駅 しゃり

道の駅の道路をはさんで反対側にお土産屋があったので入る。お土産のバリエーションから既に知床圏に入っているんだなあと実感。知床のお土産はセンスいいのが多いなあと思いながら、知床トコさんTシャツを購入。

T-SHIRTshiretokoshop.com

天に続く道を走る。網走側から見て、スタート地点の手前あたりに展望台があるが、わざわざそこには立ち寄らなくてもいいかもしれない。

天に続く道 スタート地点

知床半島の北側、国道334号を走行。海沿いをひたすら走る。

オシンコシンの滝に立ち寄る。この滝のためだけに駐車場が整備されているのはなかなか面白い気もする。

Oshinkoshin Fallsの案内標識

オシンコシンの滝

さらに走らせ、知床国立公園の玄関口、ウトロに到着。道の駅 うとろ・シリエトクに立ち寄る。たくさんお土産が売っている。隣には知床世界遺産センターもある。

マンホールカードが配布されていたので手に入れておいた。

ちょうど日没。綺麗。

日没 at ウトロ

近くのセイコーマートで夜ご飯を調達しておく。ホットシェフカツ丼を購入。加えてカップスープとか、あと一応朝ご飯のパンも買っておいた。

今日はこのあたりのドミトリー(しれとこ村)に宿泊することになる。温泉付き。やったー。

宿にチェックイン。夜ご飯先に食べると聞いていたので先に食べていたが、結局私以外はみんな先に温泉に入ってしまったので、一人で夜ご飯をいただく。

ドミトリーなので共用ラウンジ的なところで食べることになるので、自然と他人の会話も耳に入ってくる。若い兄ちゃんがたどたどしい英語で韓国から来たおじさん旅行客に話してはるなあなどと思って聞いていた。

友人1が戻ってきて、彼らの話を聞いて話しかける。私はこういうのを見てもあまり話しかけないタイプだが、彼は積極的に話に行くタイプなので自然に会話に参加。

韓国からの方は特急で網走まで来て、バスで知床まで来たとか。明日にはここを出て韓国の方に戻るとかなんとか。

若い兄ちゃんの方は神奈川出身で21歳と言っていたと思う。神奈川からチャリで秋田まで行き、船で北海道に来て反時計回りでチャリを走らせて知床まで来たとか(ここは推測だが秋田→苫小牧のフェリーを利用したのだと思う)。日雇い労働でお金を稼ぎつつ旅行しているらしい。北海道はひたすら真っ直ぐ平坦な道が多いので走りやすくて1日で150kmくらい進める、みたいなことを言っていたが、私個人としては街と街の間が遠すぎて自転車で走らせるのは怖いなあと思ってしまう。

韓国からの方は先に寝ると言われお別れ。しばらく若い兄ちゃんと話していたが、彼も早く寝るそうでお別れした。友人たちは作業なりを始める感じだったので、私は温泉に向かうことにする。

温泉は浴槽が2分割されていて、温泉噴出口のある側(左)とない側(右)に分けられていた。左側は温度高すぎだったので流石に入れず、右側に浸かっていた。それでもかなり熱い。長野の渋大湯くらい熱いんじゃないかな?流石に誇張かもしれないけど。

ちなみに、備え付けのボディソープとかシャンプーの評判は肌が弱い友人にはとても悪かった。

温泉に入ってスッキリ。適当に準備をして就寝。

9/18(日)

おはようございます。今日の最終目的地はなんと札幌です。友人2が19日午前の新千歳から出る飛行機に振り替えたとのことで、それに合わせた行程になりました。そしてバイクの友人1とは途中通る帯広でお別れするということになりました。

今日も知床観光の続きということで、まずは知床峠展望台へ。

知床峠

知床峠からの景色 晴れていれば北方領土が見えるっぽい

展望台のところにちょうど羅臼町斜里町の町境がある

横断することを考えると羅臼町側に降りていくことになりますが、今回は都合上、斜里町側に引き返すルートをとりました。知床五湖へ。

高架木道と地上遊歩道で散策路を選べるのですが、前日にクマの目撃があったとかで、散策は高架木道限定になっていました。

クマの目撃情報

きれいな湖。

一湖

知床連山

知床に来てみて、海、湖、森、山、熊...と自然がなんでもあるな、という気持ちになった。

知床とはおさらばする。時刻は午前10時前。ここからは昨日来た道を戻り、しばらく釧網本線に沿うように南下していく。

11時過ぎ。道の駅パパスランドさっつるに立ち寄り、昼食。

道の駅 パパスランドさっつる

何故か道の駅内の食事処がテイクアウト営業のみになっていて困惑したが、店前のテーブルとか置いてある休憩スペースで食べて良いとのことだったので(だったらなんでテイクアウトのみにしてるんだろう?)、そこでスープカレーをいただく。

めちゃくちゃ美味しい。写真だと野菜たちの下に隠れて見えないが、鶏肉が柔らかいし、デカい。右の米の塊くらいのサイズある。

スープカレー

道道805号線を南下していたが、途中から国道391号線へ。川湯温泉を過ぎる。個人的にはいつか行きたい温泉地。ちなみに同じ名前の温泉が和歌山にもある。

川湯温泉入口の交差点すぎてすぐのあたりで左へ、道道52号線に入る。少しずつ霧が濃くなってくる。

なんとか摩周湖第3展望台に到着。

心の目では透き通った湖面が見えます

霧の摩周湖と言われるだけあってか何も見えませんでした...

弟子屈町街に降りていく。

道の駅摩周温泉で休憩。アイスを食べたり、足湯に浸かったりした。

道の駅 摩周温泉

ひろゆき「なんだろう、橋って名乗るのやめてもらってもいいですか?」

国道241号線、阿寒横断道路をひたすら西へ進む。道の駅から1時間ほど、途中、双岳台へ寄る。雄阿寒岳と奥に雌阿寒岳が見える...はず。

双岳台

3、40分ほど走り、阿寒湖アイヌコタンに到着。到着とともにバイク乗りの友人1がちょっと休憩させて、と15分仮眠。

アイヌの民芸品が売られていたり、時間があればアイヌ古式舞踊が見れたりするらしい。

阿寒湖アイヌコタン

気づいていなかったがここも釧路市だった。邪神ちゃんドロップキックX釧路編のポスターがあるなあ、と思っていたらここがモデルだった。

雨の中1時間半ほど走らせ、道の駅 かみしほろ へ。めっちゃきれい。北海道の道の駅満足度ランキング1位らしい。

道の駅 かみしほろ

お土産を買った。南下して行くにつれてだんだん大きな街に入っていくのを感じる。あたりもすっかり暗くなった頃、帯広市に入る。

雨も降っていたので、帯広に宿泊するバイク乗りの友人1には先にホテルにチェックインしてもらって、後で車に乗って夜ご飯を食べにいくことに。

帯広といえばやっぱり豚丼。友人2の知ってる先輩が帯広に就職した(え?)とのことで、その人おすすめの豚丼屋にいくことに。十勝豚丼いっぴん本店へ。帯広駅あたりが西2条なので、そこから見ればこのお店は西21条にあるのでだいぶ西にある。

日曜日夜だからかかなり混んでいて、1時間近く待った気がする。

特々豚丼(ご飯と豚大盛り)

豚が香ばしい。タレもうまい。他2人に比べ異常な速度で食べ終わった。ごちそうさまでした。

友人1を宿へ送り届け、お別れ。私と友人2はこれから札幌へ向かう。時刻は21時前。ガソリンを入れてラストスパート。

雨も降っているし真っ暗な道東自動車道をひたすら西へ進む。

千歳恵庭JCTで北へ進路をとり、道央自動車道へ。札幌市内へ入る。適当なICで降りて、すすきの方面へ。

すすきの付近に来る頃には0時を過ぎていたが、たくさん人が歩いており、札幌はやっぱりデカいなーという気持ちに。適当な立体駐車場に入り車を止める。

今日の宿はすすきのにとってあった。流石に1日中車を走らせていたので疲れた。僕はお風呂に入って就寝。友人2はコインランドリーに苦戦していた。ヤバそうなおばちゃんが全部占有してて使えねえとか言ってた。

寝る前にマイコンボードで取れたGPSデータを取り込んでプロットしてみる。かなりいい感じに取れていた。スマホだと記録開始ボタンを押し忘れてしまうとかあるけど、これならポートに挿しておけば勝手に記録とってくれるしこういうのもいいなあという気持ちになった。

北海道一周の記録

9/19(月)

おはようございます。友人2の飛行機の都合もあるので、札幌市内を観光することもなく新千歳空港方面へ出発。

レンタカーを返却。空港内へ向かう。

友人2の飛行機チェックインとかお土産探しについて行き、見送り...をしようと思っていたが搭乗時間ギリギリになっていたので、途中走っていく友人2を見失いそのままお別れとなった。

さて、ここからは私一人の単独行動となったが、この後の行動は、slackに来る連絡次第となる。

slackによれば、この日の17時に明日20日の東京での予定を延期するか決めるとのこと。一応大学の関係で理研に行くイベントなので、私的な都合で欠席は流石にダメかなと思い、何があってもそれには出席する気でいた。

この時点でいくつか選択肢が考えられた。

延期になった場合は、予定通り明日朝の飛行機に乗れば良い。予定通りでなくて遅れてもその場合なら大丈夫だろう。

予定通りの場合、明日の飛行機が17時ごろまでに飛ばないことが決定すれば、特急に飛び乗って函館あたりに宿泊し、20日朝一番に北海道・東北新幹線で南下するなどの方策も考えられた。17時ごろになっても飛行機が飛ぶかどうかがわからなければ...祈ることにした。

まあ、とりあえず昼食を食べようということで、新千歳空港ラーメン道場へ。この道場のラーメン屋を全制覇しようとしており、今回はおそらく6店舗目であろう、ラーメン空に入る。大満足。

焼きとうきびラーメン(空港限定らしい?)

雪ミクスカイタウンへ。何回も新千歳空港使ってるのに来たことなかった。

ミク

ロイズの展示見たりとか適当に見てまわり、歩いているうちに国際線ターミナル側にきた。静かで作業しやすそうだったので、ここで明日の東京で使うスライドを作成。作業するのに「新千歳空港入門」なんて本を買っておいて助かった、かもしれない。

国際線出発ロビー

あとはslackの連絡を待つのみ...

...

結局明日東京に行く必要はあるが、遅めの時間から開始するとのことらしい。飛行機の欠航情報もなさそうだし、ホームページ見ても飛ばす気っぽかったので、祈るフェーズへ移行。

多分トイレに置いたと思って、清掃員の人に聞いたけど、知らないとのこと。仕方ないので忘れ物センター的なところに電話する。

どうやらそれっぽいものが届いてるらしい。保管場所を聞いたがよくわからなかったので、警備員の人に持ってきていただくことになった(ありがとうございます)。

無事受け取ることができた。別れ際、よい旅を!みたいなことを言っていただいたりした。

あんまり取扱店ないのよね。

忘れたパーカー探すのにうろうろしていたのでなんだかんだ夜ご飯を食べるのにいい時間に。

お金使い過ぎな気もしたので適当に済ます。

欠航の文字が目立つ 明日の飛行機は飛ぶだろうか

空港内の温泉へ。

宿泊ルーム的なところは満席だったが、リラックスルーム的なところを仮眠に使えるとのことっぽかったので、そうさせていただく。基本料金1500+深夜料金1500で一晩過ごせる、しかも空港で、と考えるとかなり安いと思う。

大きい荷物は受付で預けることになるが、一度預けると退館まで取り出せないので注意。前もって必要な電子機器とかをサブバッグと一緒に出しておいた。

ちなみに館内着とかタオルとかは全部準備してもらえる。シャンプーとかは浴室内にある。

温泉に浸かり、サウナに入り水風呂に入り、...を何度も繰り返し完全に整う。

ルールは守ろうね

リラックスルームのイスに座る。座る、とは言ったが、調節すればほぼ横になるタイプだし、コンセントもある。アニメを見て寝落ち。

9/20(火)

6時半前に目覚める。せっかくだから朝風呂に入る。

スッキリ。軽い朝食(パンと飲み物)があるのでいただく。

退館。是非また利用させていただきたい。

祈りtimeに入る。展望デッキとか行ってみるかと思ったが、閉鎖中だった。こんななのに飛ぶのか...?

天候調査中

食べるタイミングないので知床で買った和風豚焼きうどんを食べる。

リュック内の圧でちょっとグシャっている

出発20分前くらいになったが...!

無事飛ぶということに

いざ、羽田空港へ向けて出発!

(東京編に続く?)

諏訪湖一周サイクリング/飯田線・中央東線で東を目指す

8月に東京を訪れていたのですが、やり残したことを思い出したのでもう一度東京に行くことに。9月下旬にも東京に行くには行くのですが、用事だけでやりたいことをできないかもしれないと思ったのと、18切符を消費するのにはちょうどいい距離だというのもあり実行することに。とはいえ、8月に東京→京都を東海道線使って行っていたので別のルートがいいな。と考えると、まだ飯田線中央東線は乗っていなかったので、その2路線に乗りつつ適当に観光できるとよさそう、ということに。

前から諏訪湖あたりに行く計画を立てては消えを繰り返していたので、今回満を持して諏訪に立ち寄ることに決定。

(これは8月の在来線帰宅時に食べたさわやか)

9/8(木)

4時寝12時起きに慣れてしまった体にムチを打って6時に起床。寝不足で頭が痛い。

クロスバイクにレインカバーをかけ、やばいバスに間に合わない!とバックパックを背負って家を後にする。

バス停に着くとまだバスは来ていなかった。まあ大体遅れてるか、と思いつつスマホで家の鍵を閉める。カギのこと考える時間ないほど一刻を争うとき、カギ閉めたか心配になっても確認できるのでIoT化便利やな〜などと最近思っています。

18切符4回目に押印してもらう。いつものノリで3番線に向かったがこの時間は新快速は0番線発着らしい。知らなかった。通勤客と共に米原方面へ。米原までずっと立ちっぱなしだった。

米原で乗り換える。時刻表を見ると、この時間帯は米原から1本で豊橋には行けないようで、大垣で乗り換えることになった。ダッシュしている客もいたが席を確保することができた。

豊橋到着前に静岡地区が雨の影響で止まってるとか遅れてるとかアナウンスしてるなーと聞いてたら駅に入線する前にしばらく止まってしまった。

結局豊橋へは3分くらい遅れて到着。飯田線の電車が発車する時間を過ぎていたので大丈夫かな、とか思ったけどその辺はちゃんと考えてあって、無事飯田線の電車に乗り込むことができた。(せっかくならここで写真撮っておきたかったけど、乗れないと元も子もないので)

こうして飯田線耐久約7時間の旅が始まった。2両編成のロングクロスシート混合。トイレはあるのでその辺の心配は不要。

豊川までは高校時代に豊川稲荷へ行くのに使った記憶がある。その時は高校が早帰りで、友人誘って(この時も)18切符の消化をしに来ていた気がする。

豊川を過ぎると途中で南米系かと思われる外国人がたくさん乗ってきた。日本語の勉強をしながらワイワイ話している。

車掌さんが切符の確認に来た。18切符を提示するとどこまで行くか聞かれた。半分寝ていたので目的地がすぐ口から出てこなかったので、(この電車の終点の)岡谷まで、と答えたが実際は上諏訪。まあそんなに重要じゃないので大丈夫だろう。

他の客にも切符の確認をしていたが、どうやら岡谷まで乗る人は何人かいるようだった。

南米系の外国人たちは切符の確認が終わった時に着いた駅でちょうど降りて行った。

↑交換待ちの駅で適当に撮影

だんだん山の方に入ってくる。天竜川に並走して登ってゆく。今日は曇天で、上流では雨が降っていたのか、川の色は濁っていて、流れに勢いがあるように見えた。景色見ながらなんとなく高山線から見える飛騨川っぽいなーと思ったけどなんとなく若干違う気はした。天竜川の方がコンパクト?

佐久間駅直前には中部電力パワーグリッドの施設が近くに見える。デカい。佐久間ダムのための施設なのだろう。社宅もたくさん見えた。

ずっと川沿いに走っていたが、佐久間駅から大嵐駅(おおぞれえき、と読む)までは佐久間ダムを避けるように不自然に一旦東側を通ってまた戻る。昔はちゃんと川沿いを走っていたがダムを作る時に線路が沈むことになったので移設されたらしい。

水窪駅(みさくぼえき、と読む)で郵便配達の人が乗ってきた。秘境に配達物を運ぶのに電車を使うのを見たことがあるな、などと思った。配達員は次の駅の大嵐駅で降りて行った。

ここから大嵐、小和田、中井侍あたりは秘境駅として有名らしい。確かに周りは何もない。中井侍駅あたりめっちゃ霧っぽいの出てた気がするけど。

ずっと同じような景色で本でも読むか、と思って読んでいたら眠くなってきて記憶が飛んだが、天竜峡駅で急にそこそこのサイズの街が出現したように見えた。山を越えてちょうど伊那盆地の南に来たということらしい。ここからは伊那谷だなあという景色が続く。読書しつつ時々景色を眺める。

旅のお供 滞独日記が良い

車両の前の方がなんか騒がしいなあと思っていたらヒルに噛まれたことに気づいておらず血だらけになってるとかいう話が聞こえてきた。この話聞いてたら足がなんか痒くなってきた。

google mapを見ていると、下山村駅から伊那上郷駅まではオメガカーブになっていることが確認できる。噂によれば下山ダッシュなるエクストリームスポーツが開催されている。wikipediaにも記載がある( 下山村駅 - Wikipedia )。

元善光寺駅に到着。前のボックス席に座っているカップルが善光寺と何か関係あるのかな〜みたいなことを言っていた。ここが元で長野市善光寺に持って行かれたみたいなことだった気がするな、と思いつつ本を読み進める。

駒ヶ根あたりまでくると帰りかと思われる学生が乗ってきたりするようになった。もうそんな時間かあ。

伊那市あたりは車校行ってた時にこの辺走ったなあなどと思いを馳せていた。

伊那松島あたりで本を読み終わった。飯田線走破まではあと少し。

辰野駅に到着。ここで飯田線は終わり、中央線の支線に入る。ついでにここからJR東日本に入る。

ぼーっとしていると終点の岡谷駅に到着。耐久お疲れ様でした。

今日の宿泊地に向かうため、続いて中央線に乗り換えて上諏訪駅で下車。

18時も過ぎていたので夜ごはんを食べる。諏訪名物らしいみそ天丼を食す。おいしい。

信州諏訪みそ天丼 おそばもセットで

諏訪湖畔を散歩しつつ本日の宿泊地へ向かう。

ちなみに今回の食事処と宿泊地はtwitterのフォロワーにおすすめされたものです。情報提供ありがとう!

なんだかんだ疲れたので荷物を置いて30分程度仮眠を取った。温泉に入ろう。

旅館の温泉はかなり加水されているようでぬるめに感じた。お肌がツルツルになった気がした。整いました。

涼むために外出し、再び諏訪湖畔をラジオを聴きながら散歩。ラジオでからあげクンの話をしていたので、帰りにファミマに寄ってからあげクンを買って帰った。

夜の諏訪湖

諸々準備をすませ就寝。おやすみなさい。

9/9(金)

おはようございます。予定より長い時間寝てしまった。

10時前に旅館をチェックアウト。

上諏訪駅から岡谷駅に戻る。岡谷駅前の観光案内所で電動クロスバイクをレンタルする。1日1500円。わざわざ岡谷まで戻ったのは岡谷で借りた方が値段が安いからです。そこで荷物も預かってもらえてよかった。コインロッカー代が浮きました。

というわけで諏訪湖一周、通称スワイチ(但し、たくさん寄り道をする)がスタート。

湖の方まで向かうが、岡谷市域のサイクリングロードは工事中のようで少し走りづらい。1/6くらい走って諏訪湖から離れ、諏訪神社下社に向かう。

まずは下社春宮へ。静かでいいですね。

諏訪神社下社春宮 鳥居

諏訪神社下社春宮 境内

近くにある万治の石仏の方にも行ってみる。なんとなくモアイ像っぽくない?

万治の石仏

近くにある慈雲寺にも立ち寄ってみた。武田信玄とつながりがあるらしい。参拝客は誰一人いなかったが、苔、枯山水、池泉と庭園がものすごく良い。

参道の苔

石庭(帰錫庭)

池泉 武田信玄が作ったとかなんとか?

坂を40km/hで下るとあっという間に下社秋宮に到着。春宮に比べると人が多かった。

諏訪神社下社秋宮 鳥居

諏訪神社下社秋宮 境内

長野の寺社仏閣って柱に神を宿らせてる系多く?気のせい?(善光寺回向柱など)

湖方面に戻る。途中で下諏訪駅の観光案内所に寄ってマンホールカードを回収しようとするが係員さんが不在だったので先にご飯を食べて戻ってくることにした。

経費節約(?)も兼ねてマクドナルドで昼食をとる。ちょうど月見バーガーの時期になったのですきやき月見を注文。当然おいしい。

店を出て再び下諏訪駅へ。観光案内所でマンホールカードを回収。

諏訪湖のサイクリングロードに復帰。風が気持ちいい。少しずつ上諏訪が近づいてきて泊まっていた旅館のあたりまでくると、いきなり雨が降ってきた。一時退避がしたいと走らせているとちょうど諏訪湖間欠泉センターがあったので、そこで雨宿りをする。以前は間欠泉が噴出するのをみれたようだが今は自然に弱く噴出しているのがみられるだけになっている。

建物の中には諏訪湖周辺でロケのあったドラマや映画についての展示、オルゴールの展示がある。3階には展望室もある。

諏訪湖間欠泉センター(これは旅館チェックアウト直後に撮影)

雨上がりのチャリ

建物内を一通り見て回ると雨は弱まっていたのでチャリに乗って湖畔を走る。サイクリングロードと上諏訪駅に続く道との交差点で左折、上諏訪駅方面へ。

諏訪湖が一望できる立石公園に向かう。急な坂道を登っていくことになるので電動アシストパワーを全開にし、アシストの力を実感した。近道かなと思って細い路地に入って迷うなどしていたがなんとか公園に到着。

映画『君の名は。』の聖地とも言われていたりする。夜景を見に来てみたいですね。

諏訪湖

下山。グングンスピードを上げ景色も風も最高〜とやっていたら50km/h近くなってしまっていたがよくないですね。スピードの出し過ぎには気をつけよう。

あっという間に市街地に戻ってきた。上諏訪駅の観光案内所でマンホールカードを回収し、サイクリングロードに復帰。ここからはひたすら諏訪湖の南側を通ってチャリを返却するだけ。

再び岡谷市に入ると湖側の歩道/自転車道が工事中で通行不可になっていたので車道挟んで反対側を走ることに。

16:30ごろ、諏訪湖一周達成。釜口水門を渡る。ここが飯田線の車窓からずっと見えていた天竜川の始まり。

釜口水門(スタート直後に撮影)

ということで自転車を返却。所要時間はだいたい6時間程度でした。

いちばん左から始めて時計回り

電車に乗って再び上諏訪へ...と思ったら18きっぷがない。多分ポケットにずっと入ってたので自転車漕いでる時に無くしたのだろう。観光案内所のおばちゃんにも心配されたりした。

開き直って切符を購入。

本当は東京都区内を発つ切符を発券するつもりだったので、差額は大体1200円くらいでまだ耐えていると思う。

再び岡谷駅から上諏訪駅に向かう。片倉館の千人風呂へ。再び温泉。ここはテルマエロマエのロケ地だったりする。洋風で良い。

温泉から出てビン牛乳もいいな〜と思ったけどなんとなくセブンティーンアイスを食べた。

ついに諏訪湖を後にする。

上諏訪駅から中央線に乗ってひたすら東京駅を目指す。途中甲府駅で下車。

わざわざここで降りたのはほうとうを食べたかったため。かぼちゃほうとうなるものをいただいた。それなりに量がある。

かぼちゃほうとう

甲府周辺もそのうち観光したい。

再び東京方面を目指す。

高尾駅で乗り換え。既に東京都に突入している。このタイプの電車を見ると東京に来たなあと感じる。

東京駅に到着。こうして中央東線制覇。(正確なことを言うと岡谷より西側のみどり湖駅とかまだ通ったことないけどね。)

この日は宿をとっていなかったので一旦引き返して代々木駅前のネットカフェで宿泊した。首都圏にしては安かったし快適だったのでまた利用するかも。

旅行記東京編はまとめていつか記事にしようかな。また10日後に用事あるし。

ポケットモンスターと擬似乱数

もうすぐ去年のセキュキャンから1年ですねー

ということでこのリレーブログ企画も一区切りするようで、おそらく僕の記事はこれで最後になるかと思います。

前回の僕の記事はこれ、前回の方の記事はこちらです。

amame.hateblo.jp

今回のテーマは擬似乱数です。ということで、ポケモンのゲームに使われている擬似乱数アルゴリズムをいくつか紹介してみようと思います。

アルゴリズムの紹介が本記事の目的なので、ポケモンの乱数調整に興味がある方向けの記事にはなっていません。また、セキュリティっぽい話ではないけど、暗号用途に適していない擬似乱数を使うと予想できちゃうということが分かりやすいかなと思ったという意図があります。

擬似乱数とは

今得られている数字の列から、次の数字が予測できないような数字の列のことを乱数列といい、乱数列の各要素のことを乱数といいます。

擬似乱数とは、乱数列のように見えるが、実際には確定的な計算によって求められている数列(=擬似乱数列)の各要素のことです。

擬似乱数は、例えば確率的現象のシミュレーションや、暗号を生成するために使われます。暗号用途に擬似乱数を用いる場合は、暗号学的に安全であるものを用いる必要があります(今回紹介するアルゴリズムはいずれも暗号用途に用いてはいけません)。

ポケモンにおける擬似乱数

上で述べたように、擬似乱数は確定的な計算に従っているので、入力初期値(seed値)がわかれば擬似乱数列自体を特定することが可能になります。

これを利用したのがポケモンの乱数調整です。例えば、伝説のポケモンで色違いで高個体値なものが出るような内部パラメータXがわかれば、それは疑似乱数生成器によって生成されているので、その値が出るような初期seed値を狙って出せさえすれば、初期seed値から乱数の生成(擬似乱数の計算式で次の値を求めること、ポケモンの乱数調整の文脈では「乱数を消費する」などといわれる)を繰り返して、狙ったパラメータXを得ることができます。

私はDS世代の乱数調整経験者なので、DSの場合について少し説明すると、初期seedはDS本体のMACアドレス、DS本体の時刻を基準としたソフトの起動時間などで決まり、1/30秒単位の操作が必要とされるものでした。

今回は線形合同法、TinyMT、xoroshiro128+を紹介してみようと思います。

線形合同法

線形合同法は、漸化式 $$ \begin{align} x_{n+1}=Ax_n+B\mod M \end{align} $$ に従って疑似乱数 $x_n$ を生成する方法です(ただし $ A,B,M $ は定数)。

ポケットモンスターシリーズの第3〜5世代(RSE、DPTHGSS、BW)で使われているアルゴリズム*1で、$ A,B,M $の値として $ A=1103515245,B=24691,M=2^{32} $、16進数で書けばA=0x41c64e6d, B=0x6073, M=0x100000000が使われています。

線形合同法の弱点として、$ M $が偶数の場合、この規則で生成される乱数列は偶数と奇数が交互にくるものが生成されてしまうというものがあります。ポケモンでは $ M $ が偶数になってしまっているので、0埋め右シフト>>>を使ってx_n >>> 16、つまり、16進数表記で $ x_n $ は8桁で表現(上位桁がなくても0があるとみなす)されますが、そのうちの上位4桁を擬似乱数として使っているようです。

TinyMT

ポケットモンスターXY(第6世代)において、また、ポケットモンスターサン・ムーン(第7世代)では、孵化(タマゴ)に関係するところにこのアルゴリズムが使われているようです。取扱説明書のライセンスの記述で発覚したとかなんとか。サン・ムーンはそれ以外のところにはMTの改良版であるSFMT(SIMD oriented Fast Mersenne Twister)というものが使われているようです。(MTはMersenne Twisterの略です)

ポケットモンスター サン 取扱説明書

使われている更新式はここから見ることができます。引用します。

内部状態にはstatus[4]として4つの数字の組、そしてmatmat2tmatというパラメータが使われているようです。

struct TINYMT32_T {
    uint32_t status[4];
    uint32_t mat1;
    uint32_t mat2;
    uint32_t tmat;
};
inline static void tinymt32_next_state(tinymt32_t * random) {
    uint32_t x;
    uint32_t y;

    y = random->status[3];
    x = (random->status[0] & TINYMT32_MASK)
        ^ random->status[1]
        ^ random->status[2];
    x ^= (x << TINYMT32_SH0);
    y ^= (y >> TINYMT32_SH0) ^ x;
    random->status[0] = random->status[1];
    random->status[1] = random->status[2];
    random->status[2] = x ^ (y << TINYMT32_SH1);
    random->status[3] = y;
    int32_t const a = -((int32_t)(y & 1)) & (int32_t)random->mat1;
    int32_t const b = -((int32_t)(y & 1)) & (int32_t)random->mat2;
    random->status[1] ^= (uint32_t)a;
    random->status[2] ^= (uint32_t)b;
}

github.com

ポケモンではリポジトリ内のsample.cで設定されているのと同じ値にmatmat2tmatは設定されているようです。具体的にはmat1 = 0x8f7011eemat2 = 0xfc78ff1ftmat = 0x3793fdffです。

ちなみに、この更新式は頑張ると $ s_{n+1}=s_n A $ みたいな連立方程式の形で表現できるらしいです。

xoroshiro128+

xoroshiroというのは、「xor」「rotate」「shift」「rotate」を略したもので、xorshiftという擬似乱数生成法の改良版にあたるようです。

ポケットモンスターソード・シールド(第8世代)のレイドバトルではこのアルゴリズムが利用されているらしいです。

xoroshiro128plus.cをみると、内部状態を $ (s_n^0, s_n^1) $ のペアで持ち、更新式は

$$ \begin{align} s_{n+1}^0 &= R_l (s_n^0,24) \oplus (s_n^0 \oplus s_n^1) \oplus ((s_n^0 \oplus s_n^1) \ll 16) \\ s_{n+1}^0 &= R_l (s_n^0 \oplus s_n^1,37) \end{align} $$

ただし $ R_l (s,x) $ は64bit整数 $ s $ を $ x $ bitだけ左シフトして、あふれた桁を右側に付け足すようなものになっています。(イメージとしては、「12345」を2つ左シフトすると「34500」になり、あふれた「12」を右に付け足して、結果として「34512」を得る、みたいなことを2進数でやっている関数です。)

最後に、これで得られた $ (s_n^0, s_n^1) $ を用いて、 $ s_n^0 + s_n^1 $ で疑似乱数を得るようなアルゴリズムとなっています。


次の記事はこちらです

qwerty11.hatenablog.com

*1:第5世代ではメルセンヌツイスターも併用しているとかなんとか